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秋元康の仕事術 勝てるプレゼンテーションの極意

この記事の所要時間: 835

 

AKB48をはじめ、数々の企画を桁違いのヒットに導いてきた天才プロデューサーである 秋元康さん。

その稼ぎ出す年収も桁違いで、1年で35億円、噂では50億以上もあるともいわれています。

秋元康さんは、一般的なプロデューサーとはひと味もふた味も違っており、企画をはじめ、プレゼンター、プロデューサー、ディレクター、作詞、メディア対応と、全てを一人でこなすことの出来る、まさに天才です。

天才にも関わらず、睡眠時間が少なく、仕事も休まないということで、誰も敵いません。

こんな凄い人から、学ばなければ勿体ない…

というわけで本日は、秋元康さんの勝てるプレゼンテーションの極意をご紹介させて頂きます。

秋元康 勝てるプレゼンテーションの極意 その1
デメリットを正直に伝える

秋元康さんは、プレゼンテーションを行う時は、できるかぎり「秋元康」を客観的に眺めるようにしているといいます。

秋元さんの中にいるもう一人の自分が、「秋元康」のメリット、デメリットを冷静にはかりにかけて、見つめな直すようにしているそうです。

「秋元康」のイメージには、「天才プロデューサー」という一面の他に、どうしても「策略」や「金」といったイメージがつきまとってしまいます。

そのため秋元さんは、プレゼンテーションの前に

「秋元康という名前が出ることによって、非常に企画性が強いとか、あるいは何かを狙っているといった、仕掛け的な受け取られ方をします。これはデメリットです」

とはっきりと明言してしまうといいます。

秋元康さんといえば、AKB48グループの総合プロデューサーとして、大成功を収めた事は、誰もが知っている事ですよね。

CDを発売すれば、ミリオン確実の大ヒットである一方で、CDに握手券や投票券などをセットとして販売するなどといった手法が「握手券商法」であるなどと揶揄されるなど、お金儲けのニオイがつきまとうのも事実です。

そのため、例えば、音楽がただただ大好きで、自分で楽曲を作り、自分で歌っているバンドをプロデュースしていると分かると、逆にイメージダウンに繋がってしまう事もあります。

そのような場合は、プロデューサー秋元康の名前を外す事をと提案するそうです。

そうすることで、相手側の不安材料は、一つ解消されることとなります。

デメリットを逆手に取れば、プレゼンテーションの武器に変えてしまうことも可能だという事ですね。

秋元康 勝てるプレゼンテーションの極意 その2
人を説得する前に自分を説得する

プレゼンテーションが成功するかしないかは、相手をいかに「説得」するかにかかって来ます。

そのため、多くのプレゼンテーションの専門家は、心理学やNLPなどといった、説得テクニックの研究に熱心です。

しかし、秋元康さんは、テクニックなどの研究よりも、もっと大切なことは、「自分ならどうすれば納得できるか」を考えてみることだといいます。

自分が実際にプレゼンを受ける立場に立ち、客観的にシミュレーションをしてみる事が大切だという事ですね。

秋元さんの元には、多くの広告代理店がプレゼンテーションをしにやってくるといいます。

その際、「あなたは、本当にそう思ってるの?」と思わず訊きたくなるようなことが多いそうです。

その原因の多くは、最大のリスクであると考えられるポイントや、弱点を覆い隠し、プレゼンを行おうとしてくることにあるといいます。

例えば、プレゼンする相手にとって、お金が掛かる事がネックであれば、早口にまくしたてて、お金の事を考えさせないといったような小手先のテクニックは、むしろ逆効果であるという事です。

むしろ、弱点のカードを全てテーブルに並べてしまい、「ここがウィークポイントなのですが…」と最初から伝えたほうが、相手も聞く耳も持つものだという事ですね。

完璧な企画なんてものは存在しないと秋元康さんはいいます。

マイナス面を語らないということは、むしろ、不自然に映ってしまいます。

人を「説得」するということは、人を「騙す」という事ではありません。

「自分であれば、どうすれば納得することが出来るか」を、相手の立場に立って、考えてみることが大切です。

自分さえも説得できずに、相手を説得出来るはずがないという事ですね。

秋元康 勝てるプレゼンテーションの極意 その3
プレゼンは失敗した瞬間から始まる

企画というものは、1回だけで終わるようなものではありません。

プレゼンテーションのテクニックによって、1回で終わるような発展性のない企画が通ってしまう場合も時にはありますが、仮にその企画が通ったとしても、次の仕事には繋がる事はありません。

その場だけ企画が通ればいいという考え方は、あまりにも安易すぎます。

例え、1回目のプレゼンが失敗したとしても、次にもう1度挑戦できる道を残しておくことが大切であると、秋元さんはいいます。

秋元康さんは、ドラマの企画をプレゼンする機会も多いそうです。

秋元さんは、あるドラマの企画において、出演する女優さんに企画を持って行き食事をした際、「この人はドラマよりも、映画のほうが面白い」と、直感的に感じたといいます。

秋元さんは、自分がプレゼンする側ではなく、「自分が彼女のプロデューサーであったらこの企画をどのように処理するだろうか」を、客観的に考える事が大切だといいます。

そのため、彼女にとってのメリットが小さいと感じた秋元さんは、今回のプレゼンのチャンスを見送り、次回の映画というチャンスがあれば、そこで勝負しようと、その企画を引っ込めたといいます。

確かに、この時のプレゼンでは、負けたという事になるのかもしれません。

ですが、プレゼンというのは、1回限りで終わるものではありません。

1回目のプレゼンでは負けたとしても、企画者としての「秋元康」は勝っており、次の映画の企画では無条件で「やりましょう」という事になるといいます。

2回目以降のドアを開けてもらい、さらに向こうへと続くチャンスを掴むのが、本物のプレゼンテーションであるということですね。

秋元康 勝てるプレゼンテーションの極意 その4
「お前に乗った!」と言わせる

プレゼンテーションに必勝法はないが、勝つための方法は確かにある、と秋元康さんはいいます。

秋元さんは、常勝でな無いものの、狙った企画はほぼ手中に収めているそうです。

「秋元康」という名前のブランドが立っているのも大きな勝因の1つと言えますが、一般の方であっても、「あいつが推薦する映画は面白い」とか「あいつが行く店はうまい」と言われるようなレベルでも、立派な勝因になり得ます。

「信頼関係」が成立しているということが、プレゼンテーション成功の鍵となります。

どんな発想や企画にも、正解というものは存在しませんよね。

そのため、「あいつが参加しているんだったら、この企画は面白いかもしれない」と、いかに周囲に思わせることが出来、「正解」と思わせること出来るかどうかが、プレゼンの成功と失敗を分ける境界線なのです。

秋元さんは、いかに自分の企画を通りやすくするかを常に考えて実行しているといいます。

秋元さん自身、本来は人前に出る事が好きタイプではないが、知名度が上がれば、「テレビに出ているあの人が言うのだから」という理由で、企画が通りやすくなる事を知っています。

そのため、多少億劫であったとしても、テレビ出演を継続しているといいます。

「この人が言っているのだからいい企画かもしれない」というキャラクターをつくることがまず先決です。

そもそも、最初に提案した企画通りに、全てが最後まで進むということは、まず存在しません。

最初の企画は、あくまでも「きっかけ」にすぎず、それを作り上げていくうちに、どんどん変化していくものです。

だからこそ、最初の「きっかけ」を掴むために、「おまえに乗った!」と言わせるような、キャラクターを作ることが大切なのです。

「お前がそこまで言うなら、この企画で行ってみよう。」と思わせるほどの強烈なキャラクターが出来れば、その後のプレゼンテーションは非常にラクになるというわけですね。

秋元康 勝てるプレゼンテーションの極意 その5
ライバルとの差別化を図る

プレゼンテーションには必ずライバルが存在するものです。

相手は、大手企業との場合もあれば、フリーランスの場合もあります。

そのプレゼンで勝つためには、なにかしらの「強力な技」が必要となります。

コマーシャルのプレゼンをする場合で言えば、他の代理店が、カラフルなプレゼンボードを作ったり、お金をかけてサンプルビデオを制作してくるなら、自分はもっと小回りの効いた方法を選択したりしてみるという事です。

逆に、自分が大手の代理店と組んでプレゼンする場合は、小さな会社は奇をてらった事をしてくるだろうから、こちらは「王道で安心感のある企画で勝負したほうがいいのではないか」などを考え、最終的なプレゼン案に落とし込んで行くという事ですね。

競合を想定するシミュレーションは、競合がいない場合でのプレゼンテーションにも必要となります。

「通常はこうやるだろうな」であったり、「プレゼンを受ける側もこういうふうにプレゼンを受けるだろうな」といったいくつかのパターンを想定しておき、あらかじめ予測できてしまうような平凡なプレゼンを行わない事が大切です。

また、「高いギャラを払ったとしてもお願いしたいと思わせるにはどうしたらいいだろうか」という事を、秋元さんは常に考えているといいます。

例えば、通常であれば2000円しかお金が取れない幕の内弁当を、日本画の巨匠である平山郁夫画伯の風呂敷で包んで、ヒモを引っ張ると弁当が温まる仕掛けを施し、5000円チャージできるように出来ないだろうか、といったアイデアをいくつも考えているといいます。

プレゼンの勝敗は、ライバルといかに差別化するかに掛かっているという事ですね。

秋元康 勝てるプレゼンテーションの極意 その6
相手に媚びない

プレゼンというのは、コンピューターや人口音声が語るものではなく、そこには必ずプレゼンを行なう人間の存在があります。

その人間の持つ説得力は、企画の面白さと同時に、その人の持つ「強み」によって決まってしまいます。

ライバルの強みを真似をして同じことをしようとしたところで、自分にその強みがなければ敵うはずがありません。

例えばライバルが、口八丁手八丁でうまくしゃべれるタイプであり、自分はそのようにうまくしゃべれないのであれば、逆に自分の無駄口を叩かない誠実な雰囲気を活かした、あまりしゃべらない方法で行こうといったことを、自分なりに演出していくのです。

また、プレゼンを行ううえで非常に大切な事は、相手に対して、決して媚びてはならないという事です。

「相手がこう思っているから、こうする」であるとか、「相手がこう出るから、こう対応する」といったように、相手の出方によって、あの手この手と対応策を練るようでは、絶対にプレゼンで、相手に勝つ事は出来ません。

相手に、「こいつ、自分の事を一生懸命読んできやがったな」と感じ取られてしまうと、不信感を与える結果になってしまいます。

プレゼンテーションを行う際、秋元康さんは、相手を単なる「ジャッジマン」だと思うようにしているといいます。

相手に気に入られようとか、相手の趣味や好みに媚びようといったプレゼンは邪道であり、絶対に行うべきではありません。

プレゼンを行う相手の心理を読む事に時間をかけるくらいなら、自分の立場であったり、何を訴えたいのかであったり、競合との違いを明確にするといった事に注力すべきです。

闘うべき相手は、競合するライバルであり、プレゼンの勝敗を決めるのは、企画の良さであることを忘れてはなりません。

プレゼン相手と、争うことなく、媚びる事もしない事が、勝てるプレゼンテーションの秘訣だという事ですね。


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