人類が直面した社会の大衆化と感動の無い社会!AI時代を超えた先の未来!植民地支配の光と影!武田邦彦

人間が持つ光と影

この時代そういうのができたのは、やっぱり時代が次々と新しくなりまぁ人間の力が爆発してきた、だから戦争もあったんでしょうね。

この人間っていうもんは悲しいもんで、素晴らしいことがあればそのエネルギーが、あるエネルギーが戦争にも向かうわけですね。

まぁ、素晴らしい軍服の設計ができたり、軍服が終わると、アルマーニのようにですね、まぁモノセックスの暗い黒いしゃれた服が出てくるというそういうような時代にもなるわけです。

あのこの時代はまだですね、今とは違う、大儲けした金持ちがですね、こういった創造的な芸術家を囲って、パトロンとして働かす、活動してもらうという、

まぁ昔の王侯貴族に代わって、まぁ大金持ちのビジネスマンがですねまぁ資本家がそれをやるという時代にもなってきました。

画一的になったデザイン

しかし最近はですね、もうブランド品っていうのは実はほとんどみんな同じになって、それでかつてのクリスチャンディオールとかイヴサンローランとかですね、まぁシャネルとか。

まぁそういった、まぁ歴史上の輝かしいデザイナーはですね、まぁ滅亡しかかってるっていうと怒られるんですが。

まぁ例えば、コンピューターのAIによる自動デザインとかですね、そういうのが非常に進んできて。

ビルなんかでも、非常に画一的なビルのデザインになり、服装も画一的になりですね。

椅子から食器からですね、デザインっていうのは非常に画一的になってきたということが言えるわけですね。

ブランドの多様化と大衆化

それから、マックスファクターが始めたメイクもですね。

ものすごい数の、化粧品メーカーとそのメイクの技術の進歩によって、どんどんどんどん基準化され高度化されて、今ではですね両方ともすでにつまらないと言ったらちょっとあの言いすぎなんですが。

つまらないまぁ、大量生産・大量デザイン生産の中にうずもれてしまっているわけですね。

まぁ、その中には例えば1着10万円以上で売るということを、もうモットーにする婦人服もあれば。

1着1万円以下のブランド品を売るということに精力を注ぐブランドもでてきて、まぁブランド自体の多様化とですね大衆化ですね。

人類が直面する社会の大衆化と感動の無い社会

まぁあの1920年に始まった、いわゆる社会の大衆化というものをですね、それから100年後の2020年になってまぁ先進国ではほとんど全てが大衆化し、

ビジネス化し、パトロンもいなくなり、感動のない社会に変わってきつつある。

それは、洋服のデザインでも靴のデザインでも女性のメイクでもですね。

さらにはクラシック音楽でもジャズでもですね、絵画でもあらゆる面、小説でもですね。

あらゆる面に全て大衆化したことによって、潰れた人間の想像力・人間の力というものを見ることができます。

AI時代を超えた先の未来

これがさらに、AI時代を超えてですねさらに次の時代になった時に、今までの素晴らしい音楽・素晴らしい絵画・素晴らしい人の心を夢中にさせる小説。

そしてこういったデザインだとか、メイクアップ。

そういったものが全てがですね、全ての大衆化によって一旦消された後、新しく生まれてくるものは一体何かと、いうことが興味ありますね。

まぁ最近私、日本の都市とかそう見てもですね、昔のものには見応えのある遺跡とか建造物っていくらでもあるんですけど。

最近作ったものはみんな、芸術性のない創造性のない物だと、まぁいうふうに感じるわけですが。

これは大衆化の1つの結果であろうと思います。

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