HERO’Sがティラミスヒーローのパクリだったと判明!中国が得意な商標権侵害ビジネスがバレた日本人!日本の信用失墜!

なぜオリジナルなのに日本で名前を使用出来ないのか?

特許や商標には、「先願主義」というものがあって、先に出願した方が優先されるという制度があるんですね。

つまり、先に発明していた人よりも、先に特許や商標を出願した人を優先するという制度ですね。

一方で、先に発明した人が特許権や商標権を有する事とする考え方を「先発明主義」と言います。

現在では、殆どの国で「先願主義」が採用されているといった状況です。

商標権は国ごとに生じるため、今回は、HERO’S側によって「先願主義」が悪用され、優先されてしまったという、特許制度の盲点が、悪用されてしてしまったというわけですね。

オリジナルで無いにも関わらず出願したHERO’Sにも問題がありますが、簡単に通した特許庁にも問題があるというわけですね。

商標法違反の可能性

このHERO’Sによる商標登録は、

商標法第4条第1項第15号の「他人の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれがある商標」<span class="su-quote-cite"><a href="http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/syouhyou_kijun/24_4-1-15.pdf" target="_blank">jpo.go.jp</a></span>
商標法第4条第1項第19号の「他人の業務に係る商品又は役務を表示するものとして日本国内又は外国における需要者の間に広く認識されている商標と同一又は類似の商標であつて、不正の目的をもつて使用をするもの」<span class="su-quote-cite"><a href="http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/syouhyou_kijun/28_4-1-19.pdf" target="_blank">jpo.go.jp</a></span>

に引っかかる可能性がありそうですね。

実際に、誤って購入した方もおられるようですしね。

このような商標登録でオリジナルのアイデアを盗むという方法は、中国が得意としており、度々日本に対して行われて来ました。

法的には問題は無いのかもしれませんが、美学的に日本人がやってこなかった事を、遂にやる日本人が出て来てしまったというわけですね。

もちろん、特許庁が、特許や商標がされているかどうかを全て調べるという事は困難かもしれませんが、今回のように、パクっている事が明らかな悪質な場合は、商標や特許の登録を、却下する必要があるかもしれませんね。

商標登録は先に出したもん勝ち?

八代英輝八代英輝

これは、商標というものを使った、悪質な不正競争なんですね。

本社の表参道側は、自分たちでコピーする意思は無かったと言ってるようですけど、明らかにコピーしている商標で。

例えば、海外で有名になっている、知名度が上がったお店があって、自国内でビジネスをしている分には、商標登録を取っている。

ただ、海外までの展開を考えていないという間に、人気になっているお店の商標を先に取ってしまって、先回りして、その人気にタダ乗りするという。

例えば、中国でよく行われますよね。

無印良品の商標が中国で取られてしまって、本家本元の無印良品が、中国で売る事に異常に制限が加えられてしまった。

それと同じような事は、日本の企業はやらないだろうと思っていたんですけど、こういう事をやる企業が出てきたという事ですね。

ですから、本当に申し訳ない話だと思うんですけど、本家には。

ですが、商標を無効に出来る、取り消しに出来るとう方法はあるかもしれないですけど、この商標権という事に関しては、こういう事をやる会社がある以上、やはり先回りして自分たちの商標は守っておかなければいけないという事になるわけですね。

商標を出願されてどの程度まで調べるのか?

八代英輝八代英輝

明らかに他人の商標にタダ乗りしようとしている事が、特許庁の審査官に分かるんでしたら、それくらい著名なものでしたら、拒絶はしますけれども、そこまでのものになっていなかったら、一度受け付けておいて、後で取り消しとか無効とかといった手続きはあるんですけど。

物言いがつくという事を前提として、特許庁の方も、さすがに世界中のあらゆるブランドを全部熟知しているわけではありませんので、後で物言いがつくことを前提に、通すというような事はあるようですね。

八代英輝八代英輝

はずかしいですよね。

こういうビジネスを、大々的に国内でされるのは。

特許庁の広報室の話によると、商標制度は各国ごとに仕組みがあって、日本の倍は、原則、特許庁に先に出願した方に権利が認められるという事のようですね。

パクって商標登録した高田雄史(高田雄)社長の正体

シンガポール発祥のティラミスヒーローをパクって商標登録し、日本で全国展開しようとしていたのは、株式会社HERO’sと株式会社gramの代表取締役で社長の髙田雄史(高田雄)社長という人のようです。

画像出典:SECRET TALK

大阪出身、1973年生まれで、なぜか名前が、「雄」から「雄史」に変わっているので、通名なのかもしれませんね。

元々は「イエセレクト」という不動産会社で営業をされていたようですが、独立し、2014年の12月に香港と大阪に株式会社gramというパンケーキの会社を設立。

このgramのパンケーキは、独特のふわふわ感が人気となり、現在では全国・海外で60店舗ものフランチャイズ展開をされているようです。

パンケーキgramもパクって商標登録したのか?

2014年4月、元々gramと名前で心斎橋で開業されていたパンケーキのお店が、

2015年8月8日にbran caféという名前に変わり、

2018年3月15日に閉店したという事から、

株式会社gramの高田雄史(高田雄)社長が、HERO’S同様に、オリジナルをパクって商標登録をしたのではないかという噂が広がっていました。

ですが、株式gramは声明を発表し、パンケーキに関しては誤解であると否定しているようですね。

画像出典:gram

株式会社gramの高田雄史(高田雄)社長は、「日本も中国と同様のパクリ国」と世界から言われても仕方が無いような事をしているわけですから、何を言われようが、文句を言う資格は無いでしょうね。

誰でも多少のパクリはあるものですが、高田雄史(高田雄)社長のパクり方は、丸々パクって商標登録し、使わないよう弁護士から文書まで送りつけるという、日本人の美学として、あまりにも下品過ぎるという事で、批判をされているというわけですね。

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