100%社会保障充実の嘘で増税した消費税の84%が使途不明!消費増税10%で弱者を食い物にする詐欺政党の正体!山本太郎

消費税の84%が使途不明

山本太郎山本太郎

このグラフは何かと申しますと、内閣官房という部署が出してきたものです。

画像出典:iza

で、1、2、3、4、と4つのグラフがあります。

一番左から2014年、15年、16年、17年、全て3%ずつの税収、何に使ったかのざっくり説明ですね。

で、初年度2014年度は、税収はそんなに高くなかったのですが、その後はだいたい同じくらいで推移しています。

3%の増税で得られたお金は、8兆円、8兆円と少し。

じゃあ、一番右側、2017年を見ながら説明します。

2017年度の8兆円、8.16兆円のうち、社会保障の充実に使われたのは、赤い部分。

赤い部分のみ。

おかしくないですか?

いくらかと言いますと、割合でいいますと16%。

たった16%。

おかしな話ですよね。

(消費税率の引き上げ分は、)全額、社会保障の充実と安定化に使うと言っていたのに、蓋を開けてみたら、16%しか充実に使っていなかった。

じゃあその他は安定化に使われていたのかなぁ?

それをチェックする為に、内閣官房に連絡をしました。

なんて聞いたか?

「すいません、チェックをしたいので、全ての内訳、何に使ったかという内訳を出してください」

というお願いをした。

結果どうなったか?

内閣官房が言うには赤い部分、充実の内訳、社会保障の充実に使った16%の内訳は出せるけれども、それ以外の内訳は出せない、出さない。

おかしくないですか?

何に使ったか、その詳細をチェック出来るような内訳も出さないんです。

いやいや、あのね、出すとか出さないの話じゃない。

絶対に、それを貰わないとダメなんだという事なんですよ。

当たり前ですよね。

チェックしなければならないんだから。

「出してください」

そう話をしたら、返ってきた応えは、

「うちはそういうのやっていないです」

うちはそういうのやっていないと言っていいのは、頑固おやじの店だけですよ。

何を言ってるんですか、公務員が。

同じ公務員ですけどね。

出さなければダメなんです。

じゃないと、何に使われているかが分からないから。

で、何に使ったのかな?

一応、ざっくりとは、何に使いましたかっていうのが、一応名目は書いてあるんですけど、これだけじゃ分からない。

本当に使われたかどうか。

で、安倍総理がご自身でそれを告白してくれるという場面がやって来ますと。

消費税を借金返済に充てていた?

安倍晋三安倍晋三

8%への引き上げ時の反省の上に、経済運営に万全を期してまいります。

増税分の5分の4を借金返しに充てていた、消費税の使い道を見直し、2兆円規模を教育無償化などに振り向け、子育て世代に還元いたします。

引用:日本経済新聞 2019年1月28日 安倍総理 施政方針演説

山本太郎山本太郎

もう昨年のですね、自民党の総裁選でも言っていた事なんですけど、何を言い出したか。

これは、今年1月、国会が開く時の施政方針演説です。

私たちはこういう事をやって行きます、という場において発言したものですが、総理の言い分はこうです。

増税分の5分の4を借金返しに充てていた。

増税分の約8割を借金返しに充てていたって話なんです。

おかしくないですか?それ。

100歩譲って、その借金返しというものが、過去に社会保障で借金したものに関して、財源あったから返したんだっていうんだったら、まだ理解しようとはします。

でもそれを確かめる為には、やっぱり内訳を出してもらわなければダメなんです。

だから、「内訳を出せ」って話をするんですけど、「そういうの、うちではやってません」

何が言いたいか?

非常に不透明。

はっきり言えば、16%以外で、何に使われているかはっきりさせる事を拒否しているんです。

という事は、消費税が社会保障の充実と安定化に必要だというロジック自体も成り立たないんですよ、これ。

じゃあ消費税、一体誰の為に消費税を取られているかという事を、これから説明したいと思います。

えっとね、消費税と法人税、この2つに限定して見て行きたいと思います。

赤と青のグラフですね。

消費税収と法人税収の減少額

山本太郎山本太郎

消費税が導入されたのはいつか覚えていますか?みなさん。

1989年、3%から。

で、その1989年からの累計で見ています。

何か?

このグラフ、ブルーの部分。

ブルーの部分は、消費税が増えた分。

赤い部分、法人税が減った部分。

1989年から、2016年までの話です。

真ん中がゼロ。

ブルーと赤、真ん中がゼロ。

上に行けば行くほど増える。

下に行けば行くほど減るという事なんですね。

見ての通り、消費税は増えて行っているけれども、法人税は減って行っているというお話です。

言葉にします。

消費税収、累計263兆円。

一方で、法人税収は、累計192.5兆円も減少してると。

つまりはどういう事ですか?

消費税収の実に約73%が、法人税収の減少分に割り当てられていたとも言えると。

この中に、「大企業が儲ける事が必要だから、大企業に減税をしてあげてください」

加えて、「私が消費税で負担します」って言える人、どれくらいいますか?

今や大企業、過去最高益ですよ。

あのバブルの時も超えているんですよ。

にも関わらず、彼らにはどんどん減税が進み、みなさんには消費税を上げて行くって話なんです。

こんなふざけた話無いですよね?

消費税が始まった89年。

で、消費税が始める以前はどういう税金で賄っていたかって事です。

法人税と所得税です。

消費税が無かったんだから。

89年から消費税が入ってきて、法人税や所得税はどんどん減税が進んで行った。

そういう話なんです。

つまり、法人税を下げるために、そして所得税を下げるために、消費税が必要になったという話なんですよね。

今見て頂いたのは、あくまでも法人税と消費税だけ、集中して見た場合です。

これが、所得税も混ぜて行くと話は変わります。

要は、この両方を下げる為の消費税だったんだという話ですね。

お金持ちがよりお金持ちになるために、所得税を下げる。

そのために、その保険として、あなたの消費税が上がるという事には、みなさん納得いきますか?って話なんですよ。

納得いくというくらい、今儲かっている方がいらしゃるんだったら、山本太郎に献金を下さい。

そういう話になりますよね。

ふざけた話なんですよ、本当に。

こちらの記事も一緒によく読まれています。

最後にフォローをお願いします。最新情報をお届けします。

コメントを残す