外国人移民を受け入れまくったヨーロッパの悲惨な末路!渡邉哲也

難民受け入れによる悲惨な現実

そんな中、起きたのが難民危機だったわけです。

ヨーロッパ、先進国の中でも、一番貧しい国はギリシャです。

そして、ギリシャはたくさんの島国で出来上がっています。

そんな中、ギリシャで有名なリゾート地であったレスボス島という島。

これはもう、トルコからあっという間にボートで着ける距離にあるわけです。

多くの難民たちは、中東からトルコを抜け、そしてこのレスボス島を目指したわけです。

レスボス島という島は、決して治安がよく、決して巨大な政府があるような島ではありません。

そもそも論で言って、行政が崩壊状態にあった、財政破綻状態にあったギリシャは、まともな難民審査が出来るような状態ではありませんでした。

EUにおいては、シェンゲン協定という人・モノ・金の移動の自由が保障されたEU内。

そして、それ以外。

という形で分かれます。

そして、難民や移民が入ってくる場合、まずこの最初の殻にあたる、最初に入国した国で入国審査を行い、難民の条件を整えた者だけを中に入れる、整えられなければ外に出す。

追い出すという作業をしていたわけです。

しかしギリシャには、それだけの行政を賄う能力はありませんでした。

そんな中、海で子供の死体が出たために、それを見たメルケルは、「難民いらっしゃい」という事で、難民ウェルカムをやってしまった。

その結果、何が起きたかといえば、難民たちの大行進が発生してしまった。

しかし、そんな中で、治安が悪化し、そして地元に馴染めない難民たちが多数出てくると、ヨーロッパはこれをなんとかしなくてはいけない、という事になり、トルコに引き取ってもらうという作業を行ったわけです。

トルコに対して60憶ユーロの融資を行い、そして難民キャンプを作り、トルコに送り返した。

しかし、再びこのトルコが、この国境を開いてしまった。

結果、大量のシリアなどの難民がトルコを目指し、そして再びヨーロッパ、ギリシャを目指している。

前回よりも、大規模な難民爆弾がヨーロッパに訪れようとしており、これをどう解決していくのか、というのが、今、大きな問題になりつつあります。

そして、答えはない、というのが現実なのでしょう。

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