習近平を脅かす最大の敵の正体!習近平完全独裁体制の背景※渡邉哲也先生に学ぶ※

習近平を脅かす最大の敵の正体

習近平の敵は14億人の中国人民というお話をさせて頂きたいと思います。

外国勢力が習近平を解任する事は出来ません。

例外的に戦時での斬首作戦などがありますが、それはあくまでもイレギュラーなものです。

しかし、内乱やクーデターなどが起きれば人民は習近平を解任できる。

逆に言えば、習近平の命題は、14億人の中国人民をどのようにコントロールしていくかという事になります。

それには安定した経済基盤が必要であり、食料やエネルギーの安定供給が必要。

14億人の人口こそが中国最大の武器であると同時に弱点でもあるわけです。

14億人の腹を満たし、そしてエネルギーを満たさなくてはいけない。

それが最大の問題と言えます。

国が豊かになる過程で最も最初に起こるのが食の高級化という現象です。

これは、今まで穀物で我慢していたものをおいしいお肉などの肉食に変えて行く。

これが食の高級化と言われる現象なわけです。

そのまま食べるのに比べて鶏肉で6倍、豚肉で8倍、牛肉で12倍程度の穀物が、同じカロリー接種にとって必要になります。

つまり、膨大な穀物が無ければ肉食化は進まないという事です。

同時に、穀物の量は水の量に限定されます。

水の量に合わせて穀物が取れるという事になります。

現在中国では、1980年代後半にあった大豆の自給率97%が12%前後まで落ちています。

これは、中国人が大好きな豚の餌が足りないことを意味するわけです。

この豚の餌の為に、海外から大豆を輸入している。

それが中国の一つの姿でもあります。

一旦おいしいものを覚えれば、かつての生活に戻れない。

また、おいしいものが食べられなくなれば指導者への不満となる。

つまり、食を満たす事こそが、指導者の最大の仕事です。

そんな中、中国で2中全会というものが閉幕されました。

中国の場合、5年に一度の共産党大会。

共産党大会の直前と直後、そして年に1度、中国共産と全体会議7中全会というのが開かれるわけです。

一回目の中全会は1中全会。

そして最後の中全会は7中全会。

今回の2中全会は前回の共産党大会以降、これからどのような方針を決めて行くのか、3期目の習近平の政策を占う意味がありました。

今回の2中全会では、国務院つまり政府の首脳人事と、党と国会機能の改革案が議題となり承認されました。

問題となるのは、党と国家機能の改革案というものです。

この中では、まず習近平の絶対的な独裁体制の承認を求めよとしており、同時に改革においては公安や治安分野を現在、政府、国務院が握っている姿から党が直接掌握する。

つまり、公安部案を党直轄、習近平直轄とする事を決めたわけです。

そして、経済など重要分野においても金融、経済に関しても党直轄に変更するという事を決めた。

つまり、公安分野と経済分野、どちらも習近平の独裁分野に変えて行くとしたわけです。

これまで中国は、一党独裁であるものの党と政府を切り離し、党においてはトップの7人、チャイナセブンと25人の政治局委員による集団指導体制を築いてきました。

一党独裁ではあるが、25人で支配して来た。

それが中国であったわけです。

今回、習近平の3期目は、習近平が完全に治安機能、そして経済機能、このどちらも独裁すると決めた。

その背景には中国の現在の厳しい経済状況と、そして今後のエネルギー、食料の供給の問題が存在するものと思われます。

厳しいゼロコロナ政策において、膨大な医療費を使い、結果的に保険機能が機能しなくなり始めている中国。

これまで貯めてきた資金をPCRの全数検査、そして厳しいロックダウンなどで使い切ってしまったわけです。

また、不動産バブルの崩壊によって、これまで収入の50%以上を誇って来た、土地の利用権売買もうまく行かなくなっています。

既に、中国の主要な省は全て赤字化しており、この赤字はどんどん増えて行く状況にあり、財源も無くなって来ているわけです。

このような状況の中で、中国人民の不満を抑えるには、まず国家公安部門を自らの直轄とし不満分子を排除。

その上で、エネルギー供給等に関しても配給を中心とした共産主義の先祖帰りをしない限り、自らの地位が安泰でないと判断したものと思われます。

独裁化が続く中国、今回の2中全会では、習近平の更なる独裁が決まりました。

特に公安部門の直轄化は非常に危険な兆候であり、逆に言えば、それだけ習近平の現在の地位が不安定であるという事を意味するのでしょう。

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