吉澤ひとみの飲酒ひき逃げで受けたショック!酒気帯び運転が後を絶たない理由!武田邦彦

吉澤ひとみさんの飲酒ひき逃げで受けたショック

今度ですね、有名なタレント、お辞めになったタレントですが、お酒を飲んで運転して、あれは酔っ払い運転でしょうから、酒気帯び運転よりかは厳しいんでしょうけど、人をはねましたね。

その、はねた所も、丁度最近では、カメラがあちこち付いていますから、車に搭載したカメラで、非常にいい画質で、その瞬間が撮られていると。

私も長い人生ですが、あんなに明瞭にですね、交通事故を起こした瞬間というのが撮られていると、しかも、車は結構大きな白いワンボックスカーで、それが横断歩道を渡り始めた自転車をバーンとはねるというのを見たのは最初でしたから、ちょっとショックを受けましたね。

酒気帯び運転、後が絶ちません。

なぜシートベルをしなければならないのか?

えー、私はですね、ちょっと飛び跳ねた感じなんですが、後部座席に座りますとね、「安全のためにシートベルトをお願いします」と運転手が言うんですね。

それで私は、今はあまり言わなくなったんですけれども、最初の頃は、名古屋でタクシーに乗って後ろの座席に座って、「ベルトをしていない時としている時とで、どのくらい安全が違うんですか?」と聞いていたんですよ、10回くらいは。

そうしたら運転手さんはですね、

「会社から言われているんで」

って言ったんですね。

その会社も、おそらくデータは無いんですよ。

「警察から言われたんで」って言うかもしれませんね。

名古屋でタクシーに乗って、シートベルトをした時としていない時の、どっちが安全か分からないで、運転手は「安全のためにベルトをしてください」と言うという事になりますね。

で、私がですね、

「いやぁ、自分でベルトをするのは自分の責任だけど、人にベルトをしろという場合には、運転手さんね、ご自分が納得しておいた方がいいですよ」

と、自分が納得していない事を、他人に強制するほど、危ない事って無いんですよね。

黙っておられるんだったらいいんですけどね。

口に出して言うってことになると、会社は少なくともですね、運転手にですね、名古屋に置いて、タクシーの後ろに乗っている時に、ベルトをしている時としていない時と、事故に何回会って、シートベルトをしていた人が、シートベルトをしていたおかげで、何回助かったかというデータを、持っていなければいけないんですよ。

無いと思います、私は、無いと思いますよ。

私が名古屋にいて、随分タクシーにも乗っているんですけれども、そういう危険性を感じた事も一回も無いし、タクシーが前の車にもの凄く衝突するなんていう事はですね、無い事は無いんでしょうけど、非常にレアケースなので、そのレアケース、珍しいケースでデータを取っても、数も少なくて、信頼性も無いと思うんですね。

それでは警察は、なぜそういう事を言うのかというと、法律に書いてあるからとか、そういう事だと思うんですね。

それはやっぱりね、現代ではもうダメなんですよ。

酒気帯び・飲酒運転が無くならない理由

私は今度の、タレントの酒酔い運転があって、なかなか飲酒運転が無くならないのはですね、今、血中濃度0.15mg/L以上の呼気、まぁ血中なんですけど呼気で測って、0.15mg/L以上になると、酒気帯び運転とか酒酔い運転という事になるんですけれども、元々は0.25だったんですね。

それを、博多でですね、3人くらいのお子さんが、酒酔い運転で亡くなったので、その時、0.25を0.15に下げたんですよ。

その時、世界で最も厳しい規律だと言ったんですが、私がそのデータを見たらですね、0.15にする根拠が、殆どないんですね。

つまりですね、運動神経が鈍るとか、真っ直ぐ引いた線の上を歩けないとか、そういう基礎的なデータでもいいですし、あるいは直線運転させて、狭い所をクランクとかで通させると、0.15以上だと脱輪が多い、とかですね、信号の見落としが多い、といったデータが無ければ、0.15って決まらないんですよ。

で、国際的には、大体0.35が普通でして、元々の日本の0.25というのは、それよりか厳しかったんですね。

私がここで言っているのですね、酒酔い運転がいいとか、悪いとかいう事ではなくて、人の行動を制限するときは、制限するときは、制限した方がいいんですよね。

制限した方がいいというか、みんなが守った方がいいですよ。

なぜルールが守られないのか?

ところが、ずるずる守られない理由はなぜかというと、それはやっぱり納得性が無いからですよ。

今はね、封建時代とは違いますから、封建時代でもそうだと思うんですけれども、人間というのはですね、納得しないとやらないもんなんですよ。

よく会社でも言うんですね。

パワハラ的に「お前、やれ!」って言ったって心の底からはやらないと。

本当に心の底からやるためには、本当にこころの底からそうだと、納得させなければいけない。

だから、部下がきちっと働くためには命令ではダメだと。

納得させるんだと。

さらに「納得しても駄目なんだ」とよく言われるんですね。

納得した状態で、具体的にその事を行動させなければいけないと。

だから、命令じゃダメだ、納得させなければならない。

納得だけではダメだ、それを納得したうえで行動しないとその人の身につかないというのは、仕事をさせるうえでは、鉄則なんですね。

それも守っていないんですから。

求められる取り締まりの現代化

シートベルトの着用の問題にしても、酒酔い運転の問題にしても、やっぱりね、私は、取り締まりの現代化というのをやらなければいけないと思うんですね。

取り締まりの現代化。

現代化といのは、とりもなおさず、警察自体が、僕はね、データが無いと思うんですよ。

委員会で決まったから。

じゃあ、委員会の先生方、例えば国の委員会で0.15の量にしたりですね、後部座席でシートベルトをした方がいいというのもですね、これもね、多分データが無いんですよ。

その後、研究もされていないんですよ。

早稲田大学と結託したクールビズのインチキ

もしも研究してもですね、あのクールビズの研究みたいに、国が決めてから、あの時は早稲田大学だったんですけど。

早稲田大学にお金を出して、「クールビズは環境に優しい」なんて結論を出す。

これは、インチキ研究ですから、これはダメでね。

自由な研究の元に、酒はこのくらい、シートベルトはこういう風にすると交通事故の遭わない、といった研究があって、そのデータに基づいて、こういった行政を進めていく。

そして警察もですね、私は実は、0.15についてやシートベルトについては、相当、少なくともネットではかなり調べたんですよ。

無いんですよ、出てないんですよ、データが。

それで、データが一つか二つはあるんですけど、見たら全然、0.15だからいいとかベルトをした方がいいという証拠になっていないんですよ。

酒気帯び運転の無罪判決

だからですね、最近ですね、酒気帯び運転の無罪判決というのが結構あるんですね。

例えば、入れ歯とこにちょっとアルコールがついているわけですけど、入れ歯の洗浄剤みたいなものですよね。

それで、酒酔い運転で捕まったりですよ。

それから、前の日に、11時間以上前に、酒を飲んで次の日に引っかかった。

あり得ますね、これは。

だけれども、そうしますとね、0.15というお酒の量、呼気の中のアルコールの量って分からないんですよ。

じゃあ、ある人にとっては、一週間前に飲んだ酒が、引っかかるかもしれないし。

ある人にとっては、4時間すれば大丈夫かもしれない。

これはまぁ、肝臓におけるアルコールの分解度で変わるわけですから、アルコールの分解速度で。

だから、実行できない法律なんですよね。

0.15という数値そのものが。

だって、各家庭に、呼気の測定器があるわけでは無いんですからね。

ですから、まぁせいぜい我々は、前の日にお酒を飲んでも、ぐっすり寝ればいいや、くらいしか分からないんですよ。

求められる警察の現代化

だから、こういった不備な法律を決めた時に、警察がどういう風にその後ケアしていくかです。

多分で、残念ながら、私も警察の知り合いもいるし、警察の人は非常に真面目で、一生懸命働いておられるのは確かなんです。

だから、非難もしにくいんですが、やっぱり僕は、現代化しなければいけないと思います。

ベルト着用するかどうかで、どのくらいの事故の、あれ、助手席は結構データがあるんですけど、助手席もね、タクシーは無いと思います。

タクシーと乗用車は、相当違いますからね。

運転手の腕も違うし、職業意識も違いますから。

やっぱり、タクシーはこれだけ日本に走っているわけですから、事故もある程度あるでしょう。

それをやっぱり公表してですね、納得の上で取り締まりをするという方が、遥に効果が高いと思うんですよ。

結局の目的は、飲酒運転とかベルト着用によって人が怪我をしたり、命をおとす事が無いようにする事が大切なので、高圧的な、強圧的な取り締まりからですね、納得性のある取り締まりに、切り替える時期では無いかと思います。

酒気帯び・アルコール測定器  
 
 

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