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アルツハイマー型認知症を予防する効果的な方法
人生100年時代とも言われるようになった昨今
出来れば、一生若々しく、ボケない状態を保ちたいものですよね。
長寿になった事もあり、アルツハイマー型認知症というものが問題になってきています。
研究の結果、実は、アルツハイマー型認知症になるリスクが少ない人には、共通の特徴がある事が分かってきました。
アルツハイマーになりにくい人の3つの特徴
特徴1:毎日適度の運動をしている
毎日、ウォーキングをするなど、何かしらの運動をしている人は、アルツハイマー型認知症になる確率が低いと言われています。
特徴2:人とよく喋る人
友人や知人が多く、人とよく喋る人は、アルツハイマー型認知症になる確率が低いと言われています。
滅多に会わない人に会ったり、滅多に行かない場所に行ったり、新しい事にチャレンジするといった事がトレーニングになります。
特徴3:脳のコレステロール値が少ない
脳のコレステロールというよりも、血中のコレステロール値が低い人たちの方が、アルツハイマー型認知症になる確率が低いと言われています。
脳の神経細胞はいつまで生まれるのか?
脳の神経細胞はいつまで生まれるのかという研究が行われました。
その結果、90歳を過ぎ、高齢でお年を召して亡くなった方の脳の中でも、新しく脳の神経細胞が作られているという事が分かりました。
新しく脳の神経細胞、脳の前頭葉と海馬で作られているという事も分かりました。
記憶を作ったり社会的な活動をする、いわゆるコミュニケーションをする際に、使われている部分です。
ここで、新しい神経細胞はこの世を去る直前まで、作られ続けているのです。
ところが面白い事に、この新しく生まれて神経細胞は、回路の中に組み込まれなければ死んでしまいます。
つまり、新しく生まれた神経細胞は、使わなければ無くなってしまうのです。
この新しく生まれた神経細胞を使うのに有効なのが、人と話をするといったコミュニケーションを取るという事なのです。
コミュニケーションを司る脳
とはいえ、コミュニケーションを苦手としている方もおられると思います。
コミュニケーションは、脳の言語野の一つである左側の側頭葉の一部が使われていると言われています。
側頭葉と前頭葉が重なっている場所があり、そこの溝の一つ下の溝の部分を開けると、そこにも大脳皮質があります。
そこの大脳皮質の面積が大きい人は、元々コミュニケーションが得意な人で、大脳皮質の面積が小さい人は、自分の言いたい事をずっと言い続けてしまうなど、コミュニケーションが苦手な人が多い傾向にあります。
大人になるにつれて、脳の他の部分が代替したり、ここの大脳皮質が鍛えられたり、前頭葉がカバーしたりする事により、コミュニケーションが徐々にラクになってくる傾向があります。
長生きする人の特徴
歴史上の人物を調べてみると、他人と喧嘩をしない人の方が、長寿である傾向があります。
武田家に武田信虎という人物がいます。
信虎は若くして、息子の武田信玄こと晴信に追われてしまうのですが、その後、当主の座を降りてから、歌を詠むなど文化人としての暮らしを送りました。
その結果、孫の代よりも長生きし、80歳でこの世を去ります。
徳川家康も当時としては非常に長寿であった事で有名です。
家康は戦っていないといえば嘘になりますが、戦いを有利に進めるために、水面下での動きに注力し、正面切っての戦いを、よしとしない傾向にありました。
喧嘩を極力避けるという事は、脳を若く保つための秘訣だと言えるのです。
幸せになるために重要な事
幸せになりたいという事は、誰もが望む事ですよね。
ですが、実は、幸せではないという事には、凄く意味があるのです。
幸せではないといったネガティブな感情は、そこから向上しよういうモチベーションになり得ます。
そのため、幸せは少し足りない、7分目~8分目が丁度よく、そこからいかに幸せを100の状態に出来るかと努力できる状態が、最も幸せな状態だと言えるのです。
幸せは、腹7分目~8分目がおすすめだという事ですね。