目次
浮気をしない夫や彼氏を作る方法
夫や彼氏の浮気というのは、女性にとって大きな悩みのひとつですよね。
やはり男というのは、浮気をする生き物なのでしょうか?
夫や彼氏を、浮気しないように出来ないものなのでしょうか?
哺乳類で少ない一夫一婦制
一夫一婦制をしている哺乳類は非常に少ない現実があります。
爬虫類は、つがいすら作りません。
哺乳類で、一夫一婦制をとっているのは3%程度で、残りの97%は乱婚か、一夫多妻か、多夫多妻といった状況です。
江戸時代の日本は、妾宅という妾の家がたしなみとしてありました。
そもそも江戸は、男性の比率の方が多く、男性と女性の割合が、2対1くらいの割合でした。
そこで金持ちばかり妾を持ち、殆どの人には相手がいなかったため、吉原が行き、吉原に行けない人は他に行っていたという歴史があります。
要するに、今の人は、一夫一婦制という制度に縛られているだけの話なのです。
芸能人や大金持ちが、たくさんの愛人を作っている事は、哺乳類としては自然な事と言えます。
ゲス不倫騒動
不倫で議員を辞職した宮崎謙介元議員も、
「不倫をしても私が2人目でも3人目でも面倒をみます」
と言えば好感度が上がったのに、
「知らない」
などと逃げるような事をするから、好感度を下げ、辞職せざるを得なくなってしまうのです。
男性の方が女性よりも浮気性?
男性の方が、女性よりも不特定多数と関係を持ちたいと考える傾向にあるのは、なぜでしょうか?
その秘密は、男性と女性の脳の違いに隠されています。
男性と女性では、ドーパミンの感受性が異なります。
同じ量のドーパミンが出ても、女性の方が満足しやすく、それ以上ドーパミンを求める事もありません。
一方で男性の方は、もっともっとと欲しがる傾向にあります。
パッと見は、満足しているようであっても、いつも違う女性を探しているものなのです。
女性が浮気しにくい理由
哺乳類の場合は、子供を育てるのに、非常に長い時間がかかります。
女性の子育て中に、他の男性が近づくと、子育てが疎かになってしまう為、女性は一度満足すると、他の男性を求めにくいのです。
2種類の男性
男性は大きく分けると2種類に分けられます。
バラ撒く系の男性と、育てる系の男性です。
育てる系の男性がどうやって繁殖しているのかというと、女性の子育てを手伝って、一人目はバラ撒く系の人の子供かもしれませんが、2人目からは自分の遺伝子をよろしくという戦略をとり繁殖しているのです。
ときめきの期限
ときめきが続く期限は約3年だと言われています。
ですが、結婚して子育ても終わり、お互いの気持ちは冷めているにも関わらず、離婚もせず一緒に暮らしているご夫婦が多くおられます。
なぜこのような現象が起きるのかというと、社会通念という同調圧力があるからです。
社会通念という同調圧力に負ける事によって、結婚という不自然な状態を維持しているのです。
社会通念に従う恐ろしさ
社会通念というのはある程度必要なもののように感じますよね。
ですが社会通念は、大きな問題も引き起こします。
それが、「少子化」です。
社会通念を厳守すると、一夫一婦制以外の子供は、育たない、育ててはいけない、という事になります。
確かに、データはそれを裏付けしています。
政府もマスコミも一切報じませんが、日本で中絶を行っている件数は、1年間に30万件もあるという現実があります。
中絶する理由は、婚外子であったり、経済的問題であったりします。
その一方で、人工的に介入して、生まれてくる子供たちの割合はどのくらいだかご存知でしょうか?
約3割
つまり、生まれてくる子供の3人に1人は、不妊治療をしたりといった方法で生まれており、自然に生まれる子供たちは、どんどん減っている現実があるのです。
一夫一婦制の脳の振る舞い
一夫一婦制の動物を、籠の中につがいで飼います。
そのうちの1匹をとってしまい、新たなメスを入れます。
そうすると、一夫一婦制の動物は、そのメスとはつがいを形成しないのです。
一度、つがいを認識したら、脳が、他のメスをメスだと認識しなくなってしまうのです。
ちなみに人間の脳は、一夫一婦制の脳にはなっていません。
プレーリーハタネズミの実験
プレーリーハタネズミは一夫一婦制の動物として有名です。
見た目が似ているハタネズミの種類に、アメリカハタネズミがいます。
ですが、プレーリーハタネズミとアメリカハタネズミは、全く違う振る舞いをします。
プレーリーハタネズミのオスは、1人の女性と一生を添い遂げる一途さを持ちますが、アメリカハタネズミのオスは、さすらいのガンマンのように、港々に女がいる、といったような振る舞いをします。
ハタネズミの脳の違い
脳の一体どこに違いがあるのかというと、アルギニンバソプレッシンのレセプターの差に違いがあります。
つまり、脳の受容体の多い、少ないが、繁殖行動に影響しているという事なのです。
アルギニンバソプレッシンを増やすと
アルギニンバソプレッシンを強制的に増やすという実験が行われました。
外から注射をして増やす事が、出来るのですが、その結果なんとアメリカハタネズミも「一夫一婦制」になったのです。
つまり、同じハタネズミであっても、どちらの方が子供が残しやすいか、環境の違いによって、脳の仕組み自体が変わってしまうのです。
人間とハタネズミの共通点
人間にも似たような事があるかもしれません。
ある環境圧力のもとでは一夫一婦制がよくて、ある環境圧力のもとでは乱婚型がよくて、という事があります。
浮気しない夫を強制的に作る方法!
もしも、人の遺伝子をいじってもいいという時代になったら、強制的に浮気をしない男性を作る事も、可能になるかもしれません。
「結婚したいなら、あなたこの注射打ってよ」
なんて日が来たら…
男性にとって、悪夢の日が訪れるかもしれません。
脳科学と精神科の違い
脳科学は精神科とは異なります。
精神科は、どちらかというと、精神が少し病んでいる方を対象とした学問です。
脳科学と精神科は、同じものを違う側面から見ています。
精神科の場合は、疾患から脳や心を解き明かそうとしています。
脳科学の場合は、基本的には健常な人を扱います。
同じものを見ているのですが、アプローチが異なるため、時には意見が食い違ってしまう事もあるのです。
興奮している人を見分ける方法
人は興奮すると瞳孔が開きます。
これは、ドーパミンが分泌されていて、興奮している状態です。
「この人いいな」であるとか、「今の状態が楽しいな」などと感じた時に、世界がちょっと明るくなった感じがしませんか?
その世界が明るくなる感じが、瞳孔が開いているという事なのです。
ドーパミンとは
ドーパミンというのは、脳に快楽を感じさせる物質で、ギャンブルで勝った際などに、多く分泌されます。
そのため、ギャンブルは中毒になりやすいのです。
褒められてうれしい時などにも、ドーパミンは分泌されます。
覚せい剤の恐ろしさ
覚せい剤というのは、一時的にドーパミンを増やすような働きをする薬です。
体の外から強制的に増やすので、自分の頭の中で「もうドーパミンを出さなくていい」と勘違いしてしまうため、崩壊してしまうのです。
覚せい剤を使用すると、自分でドーパミンを作れなくなってしまうというわけです。
女性関係のエスカレート
自分の中で出来るドーパミンで興奮するタイプの人は、「もっともっと」と刺激が欲しくなります。
性的な事で刺激を感じる方は「もっともっと」とエスカレートしていく可能性が大いにあるというわけですね。