日本に認知症や癌が異常に多い理由!TVが健康の嘘をバラ撒く理由!菜種油の毒性!武田邦彦

情報過多時代と世界の変化

テレビが大変に普及した時、一時、情報過多時代と言われました。

情報が多すぎて、それまでは本当に家に運ばれてくる新聞とNHKくらいしかなかったわけですね。

ちょっと前まではNHKもラジオしかなかったわけですね。

そういった時代は今よりはむしろNHKもきちっとニュースを流しましたし、あらゆる面で適切な情報ががよくセレクトされて我々に達したわけですが、テレビのチャンネルが急激に増えたりしまして、情報過多時代と。

こういった時代は、情報を選択的にとったほうがいいいうふうに言われました。

その後ネットができ、民放もすごく増え、それからもう1つは、世の中があまり変化しなくなりましたね。

世界が直面する成熟社会

成熟社会になりまして、どんどん会社が、例えば松下電器がこういうテレビを作ったとか、白黒テレビからカラーテレビに変わったり、それから家電製品がいきわたったり、自動車をみんながようやく持てるようになった時には、もう報道すべきニュースがすごく多かったんですね。

戦争もありました。

日本の戦争はありませんでしたけど、他の戦争は次々と起こりましたね。

しかしその後平穏になると、みんなニュースも少なくなってきた。

メディアがつまらない事を言い始めた理由

しかし情報源だけはいっぱいありますので、非常に簡単に言うと、テレビとか新聞がつまらないことを言い始めたわけですね。

その時テレビとか新聞記者が、それに応じて成長してくれればよかったんですが、人間はすぐには成長しません。

メディアにかき乱された食事と健康

それで例えば、典型的にはここに書きましたように、かき回された食事と健康というのがありますけれども、食事とか健康がみんなの関心事なものですから、それに応じようということで、非常に多くの報道がありましたね。

もともと食事っていうのは、どれでも満遍なくとるということが1つ重要で、もう1つは、日本人ですから日本食を中心にして、それに少しずつ洋食を加えていくとか外国の食事を加えていくっていうのが、もちろんいいわけですね。

日本人の体にあう食事とは

それは当たり前で、日本人の消化、腸の長さから体の大きさから、それはその長い何千年の歴史で、日本人の食事に合ったものの体になっていますし、逆に言えば、日本人の体には日本食が合うわけですね。

日本食って言いますと、焼いた魚に煮物、おひたし、お味噌汁、香の物、などといった感じですね。

魚だけは一応動物なんですけど、他のものは植物、しかもどっちかと言うと根とか、例えば人参とか大根、ごぼう、さつまいもといった、やや根のもの、そういったものを中心に食べていました。

葉っぱっていうのは、もちろん少しはあったんですが、漬物とか、漬物も大根とかたくあんなんかが主体でしたね。

葉のものっていうのは、ほうれんそうのお浸しがあるくらいで、それほど多くありませんでした。

サルの時代からそうで、我々の祖先はサルなんですけど、サルも木の実とか果物とか、根は食べるんですけど、葉っぱっていうのはそれほど食べるものではないんですね。

ですからそういう構造でした。

菜種油が持つ毒性

これはいろいろなことがあって、例えば油を見ればわかるんですが、日本は菜種油っていうのは結構とれるんですけど、食用としては使えませんでした。

今から考えると、菜種油の中にけっこう毒性があるということと、それから動物の油をとらないときは、植物の油は危険であると。

簡単に言うと、牛肉とか牛の油を食べているとオリーブ油は健康にいいけども、動物の油を食べていないときは、植物の油はそれほど安全ではないということですね。

日本人が持っていた感覚

中華料理なんか見ていただければわかるんですが、日本の隣なんですけど、中華料理は豚肉をずいぶん食べるんですね。

隣に中国がいて、中国からの渡来人がものすごく多かったんですが、日本には豚肉は定着しないんですね。

これは貝原益軒の養生訓その他に、詳しくその状態が書いてありますが、昔の人は栄養学っていうのは知らないんですけど、その代わりに非常に感覚が鋭かったんですね。

ですから室町時代の末にてんぷらができても、日本ではなかなか流行りませんでした。

それはてんぷらを揚げる植物油が危険なので、あまりてんぷらが食べられなかったわけですね。

日本人が天ぷらを食べるようになった経緯

しかし明治になって肉を食べ出すと、動物の油を食べるので植物の油も食べられるようになり、てんぷらが流行ると、こういった歴史的なものがあったんですが、それがマスコミの食事指導、減塩食とかコレステロールとか、間違ったものが入りましたよね。

コレステロールと食事は関係が無い

まだご存知ない人いるんですけど、コレステロールと食事は関係ありません。

どんなに油っぽいものを食べても、コレステロールが上がるわけじゃありません。

一部の家族性の高コレステロール血症なんかの人はそうなんですけど、それ以外はそうですね。

食塩と高血圧は関係があるのか?

それと減塩食も、日本人のうちの5人に1人くらいはお塩と血圧に関係があるんですけど、大部分の人は、お塩と血圧は関係ありませんね。

だけど、こういうことを何でマスコミが報道したかといいますと、1つは商売になるからということがありますね。

商売になるので、減塩食がヘルシーだというと減塩食が売れますからね。

それから油を食べないで、と言うと油が少ないものが売れますから、そういったもの。

テレビは視聴者の健康よりも金儲け

それから私が経験したのは、ある食品をあるテレビが報道しようとして、その食品は割合新しく出てきた食材なんですが、それを調べたらあまり健康に良くないというか、頭脳に悪い影響を及ぼすという論文がけっこう多いので、やめたほうがいいんじゃないですかと言ったら、そのテレビ局が流行ってるからと言ったんですね。

要するに、流行ってるものを取り上げれば、視聴率が上がるということなんですね。

僕はその時に、流行ってるからと言って、視聴者を病気にしてもいいんですかと言ったら、それは聞きたくないと、そういう意見は聞きたくないという感じなんですね。

テレビがでたらめをばら撒く理由

テレビのコメンテーターで、私なんか学者ですから、どんな状態であっても事実を言うということに一生懸命なんですが、

他のコメンテーター、お笑いの人なんかは局が言うことを言うために存在するわけですから、別に悪気はないんですけれども、局があるものを取り上げればそれをいいという、そういう役割なんですね。

そうしますと、局と言ったら、若いディレクターと言われる人が番組を作ったりしますから、その人たちが本当のことを言おうと思ってるわけじゃないんですね。

かくして、薄味がいいとか、それから熱中症になんかですと、のどが渇いていなくても水を飲めなんて言うテレビも出てきたわけですよね。

人間というのは、辛いものが欲しい時は辛いものがおいしく感じ、水が必要な時はのどが渇き、というふうになっているわけですね。

油の処理があまりうまくいかないと、油っぽいものがあまり好きにならない。

健康と信じて不健康になる人々

ところが人間は同時に大脳支配動物なんで、あんまり玄米が健康にいいとか果物が健康にいいとか生野菜がいいとか、薄味がいいとか油物は避けなきゃいけないなんて言われると、頭で考えちゃうんですよ。

頭で考えて、あらぬところに行っちゃうんですね。

そうすると、それをしばらく続けますと、今度はその生活に慣れて、つまり不健康な食事ですね、ここで言う不健康な食事とは、油っぽいものを食べないこと。

食べないことっていうのは不健康なんですね。

それから血圧に関係ないのに薄味にすること。

それから生野菜を食べること。

生野菜なんていうのは、今から50年くらい前に食べ始めたもので、そこに植物油をかけるなんてサラダじゃないわけですね。

サラダは油をかけて食べるものではない

サラダっていうのはソルト、お塩ですからね、だからもともと食べ方も違うということですね。

それから植物油が健康にいいなんていうのも嘘なわけですね。

そういうことで、不健康な食事に慣れてしまうんですよ、恐ろしいことに。

不十分な頭で考えて、マスコミにかき回された食事と健康になっちゃうんですね。

日本に認知症や癌が異常に多い理由

だから、日本だけが認知症が多かったり癌が減らなかったりするわけですね。

我々はこの際、マスコミにかき回された食事と我々の健康を取り戻して、満遍なく食べること、日本人だから日本食を中心にすること、日本食中心の中に中華料理とか肉の料理を入れるということですよね。

基本的には、自分の感覚を鋭くして好きなものを食べる。

食べたいものを食べるという本来の食事に、やっぱりここらへんで1回戻るということが非常に重要じゃないかと思います。

 
 
 

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