トランプもロスチャイルドグループ?
今の国際情勢は、必ずしも、ディープステートと、ナショナリスト、あるいは、グローバリスト対ナショナリストの戦いではなく、ディープステートの中が、大きく、ロスチャイルド派と、ロックフェラー派との2つの勢力に分かれていると。
それで、トランプが対決しているのは、あくまでもロックフェラー派であって、ロスチャイルド派とは、必ずしも対立していない。
というふうな解釈があるという事なのですが。
トランプ大統領は、別に、ロックフェラーに対抗して、ロスチャイルド系に与しているといいますか、ロスチャイルド系とは対立していないという、そういう分け方は、必ずしも、適切ではないと思っております。
それはなぜかというと、ロスチャイルド派と、ロックフェラー派というよりも、結局、ユダヤ勢力をどう見るか、という事になるんですが。
トランプ大統領は、いわゆるナショナルユダヤですね。
ナショナルユダヤを重視しておられて、グローバルユダヤとは距離を置いているというか。
基本的には、そういうスタンスなんですね。
私の理解では、ディープステートというのは、主としてディアスポラユダヤ、移民系のユダヤですからね。
そういう意味では、こういう風にロックフェラー派とロスチャイルド派に、ディープステートを分けるというのは、なかなか、うまく分けられないわけなんですね。
それで、トランプ大統領の、国際ユダヤに対する考え方という事で整理してみますと、トランプ大統領は、ナショナルユダヤ。
つまり、イスラエルを重視しておられるわけですね。
しかし、ディアスポラユダヤ。
これが、トランプ大統領がいうディープステートですが。
に対して、ディアスポラユダヤによる、アメリカ浸透工作に対して戦ってこられたと。
こういう風に言えるんじゃないかと思うんですね。
現に、トランプ大統領は、イスラエルを支持するというか、イスラエルの正当的な利益を支持すると。
そういう政策を、歴代のアメリカ大統領が取らなかった、あるいは、取れなかった政策を、取ってこられたわけですね。
エルサレムは、イスラエルの首都だと。
ただ、境界については、パレスチナ側と話し合って決めろという事ですからね。
別に、エルサレム全域が、イスラエルの首都だと仰っているわけではないわけですね。
それから、歴代アメリカ代表が、やるやると言ってやってこなかったエルサレムへのアメリカ大使館の移転も実現しましたね。
これは、エルサレムの中の西エルサレムですが。
元々、アメリカの総領事館があった所ですが、総領事館を大使館に変えたという事ですね。
それから、周辺のアラブ諸国と、イスラエルとの国交回復を実現したという事ですね。
これは、実に大きな事だったんですね。
アラブ首長国連邦がそうですし、もう一つはバーレーンですからね。
この次は、サウジアラビアが、もう予定にあがっていたんですが、残念ながら追放されたわけですね。
クーデターでね。
それで、サウジアラビアまでは行かなかったんですが、実質的にサウジアラビアも、今、イスラエルとの関係は、改善していますね。
だから、このように、トランプ大統領は、そういう意味では、別に、反ユダヤでも親ユダヤでもなくて。
ユダヤの中の、つまり、イスラエル派のナショナルユダヤ支持。
これは、トランプ大統領の哲学と一致しているわけです。
つまり、各国ファーストですね。
だから、イスラエルファーストでやれっていう事です。
アメリカはアメリカファーストでやるよと。
だから、イスラエルだけではありませんが、世界各国は、世界各国ファーストでやりなさいと。
だから、イスラエルも、イスラエルファーストでやりなさいという事ですね。
この発想自体が、ディアスポラユダヤの発想とは、相容れないわけですね。
そのディアスポラユダヤが目指しているワンワールドと言いますかね。
世界統一とは、相容れないわけです。
これはもう、トランプ大統領の、4年間の演説、それから発言を聞いていれば、明確に分かるわけですね。
だから、そういう視点から、私は世界を見た方がいいんだろうという風に思っております。
その背景といいますか、トランプ大統領の哲学に基づいているんですが、2020年頃から、イスラエルに住むユダヤ人の人口が、世界に住むユダヤ人の人口を超えるというふうに言われているわけですね。
これを明確にしているのは、同じユダヤ系のジャック・アタリですけどね。
私も、ジャック・アタリの本を読んで、そういうくだりを確認したんですが。
それも、背景にあるのかもしれませんね。
ですから、世界がイスラエルも含めて、自分の国を大切にするようになれば、世界は平和になるというのが、トランプ大統領の考え方であり、それはある意味、プーチン大統領の考え方でもあるわけなんですね。
だから、そういう意味では、プーチン大統領とトランプ大統領は、同じ方向を向いているわけです。
それであるがゆえに、米露関係をなんとか。
つまり、トランプ大統領とプーチン大統領の関係を、割こうと、阻止しようとしたのが、ディープステートだったわけですね。
それは、非常に分かりやすいですね。
だから、それに安倍総理も、北方領土交渉というのは、結局、巻き込まれてしまったという事ですね。
巻き込まれざるを得なかったという事ですね。
だから、考えてみれば、トランプ大統領の下で、実は、進んだわけですね。
その前から進んでいましたけれども、北方領土交渉は、進んだんですが、やっぱり最後にディープステートからの、やっぱり、横やりが強かったんだろうというふうに感じております。
この辺は、いずれ、将来、外交機密が公表された時に分かる事かもしれませんが、状況から見ていまして、やはり、なぜ2島返還で行くという事を決められたわけですからね。
それが頓挫する事は、当時は考えられなかったわけですね。
確か、2018年だったと思いますが、その頃は、私も、たまたま、外務省の関係者と話す機会があったのですが、もうその、2島返還で行くという事で、腹をくくったような感じでしたけれども。
それがうまく行かなかったのは、いわゆる歯舞、色丹島に、米軍基地を認める可能性があるのかどうかという事だったんですがね。
どうもそれは、絶対にその可能性はないとは、外務省として言えなかったんじゃないかという事らしいですね。
それがネックになったというふうに言われていますけれども。
本当にそうだったかどうかは、よく分かりません。
しかし、日露が関係を強化して、誰が困るのかという事を考えれば。
トランプ大統領は、全然、困らないわけですね。
むしろ、そうなって欲しかったと思うのですが、やはり、ディープステートが困るわけです。
ディープステートは、日露が組むという事は、悪夢の一つですからね。
それは、日露が組むという場合も、プーチン大統領と安倍首相が組むという事ですね。
同じ、ナショナリストであるこの2人が組むという事は、悪夢だったわけです。
トランプ大統領も、そういう意味で、ナショナリストですが。
それに対しては、トランプ大統領も安倍総理も、本当にナショナリストなんですかと。
グローバリストの政策を取っているじゃないですかと。
これは、よく分かります。
そういうふうに見えるというか、実際にそういうのはあるわけですね。
ところが、問題は、2人共、政治家であるという事ですね。
政治の世界というのは、まぁ、言ってみれば、妥協の世界ですからね。
安倍総理も、私は、いい意味でのナショナリスト、愛国主義者だと思っていますけれども。
それだけで100%、政策を通すわけにはいかないわけですね。
それが、政治の世界というものだと思います。
私は、横で見ているだけですけれども、やはり、政治は妥協ですから、極論をすれば、51を取る為に、49は犠牲にすると。
そういう事ですね。
そうすると、こういう例えば適当ではないのかもしれませんが、49グローバリスト的な政策をやっても、51愛国主義的な政策をやる。
これが、結局政治家の決断といいますか、選択になるわけですね。
その辺を、100%、愛国主義的な政策を取らないから、安倍さんもやっぱり、グローバリストだというのは、非常に短絡的な見方ですね。
それは、トランプ大統領にとっても同じわけですね。
だから、この辺はなかなか、実際に政治に携わっていない人間にとっては、理解が難しい事ですし、あるいは、主として、既存メディアから情報を得ていると、どうしても安倍さんがやられた事の中には、随分、いわゆるグローバリストの政策が入っているんじゃないかというふうな批判をされる方は少なくないんですね。
それはそうですと。
保守系の人も、そう批判していましたですね。
保守系の論客であっても、安倍さんに失望したとかね。
でも、それは、評論家レベルでの話であって。
私は、その当時から、安倍首相を擁護するというか、安倍首相の置かれたポジションというものは、理解できると申しておりましたけれども。
なかなかそれは、外の世界からは、伺い知れないものなんですね。
そこは、政治家も、一つ一つ、弁解は出来ないし、そうしている時間も無いわけですね。
だからそこは、国民の認識力が高まる事が必要なんだと思います。
これは、やむを得ない妥協であったという事を、理解するという事じゃないかというふうに思っております。
それは、安倍元総理だけではなくて、全ての政治家、首相、あるいは大統領にも適用される事ですが、その実際の行動を見て、我々は、判断すべき事柄で。
単純に、グローバリストである、ナショナリストであると、こう、純粋に、分けられないという事ですね。
だから、核になるものは何かという事を、我々は、見抜く必要があると思います。
私は今でも、そういう意味では、信頼しておりますが、安倍総理は、ナショナリストであると、私は、確信しております。
トランプ大統領に対しても、同じような事が、言えると思うんですね。
トランプ大統領も、それは、周りが殆どグローバリストですからね。
DSの息のかかった人が多かったわけですから、その辺をうまく妥協しながら、政権運営をせざるを得なかったというふうに考えられるわけなんですね。
中国に関してなのですが、結局、ディープステートと中国共産党との関係ですね。
これは、どうなっているのかと。
ディープステートは、中国共産党を今しばらくは、ながらえさせるのではないかという意見が多いのですが。
その背景の一つとしては、ネットメディアの中でも、中国ウォッチャーの中でも、そういう意見が多いからではないかと、私は思っております。
私は、単純に言いまして、これは、歴史的に見れば、今の中国共産党政権を作ったのは、ディープステートであると。
その歴史的事実から、出発をする必要があるんだろうという風に思います。
現在、中国の羽振りがいいといいますか、私に言わせれば、奴隷労働のお陰で、人民労働者を搾取して、これだけ共産党員が、私腹を肥やしているわけですね。
そのお金を、彼らがアメリカをはじめ、日本も含めて、工作に使っているという、こういう状況にあるわけですね。
これを、中国の経済発展は素晴らしいなんて言っている人は、本当におめでたい人ですね。
だから、奴隷経済ですね。
中国共産党が支配する中国マーケット。
それを見抜いた上で、付き合い方を考えなければならないわけです。
もちろん、中国と全く関係を絶つという事は、色んな意味で不可能でしょうけれども。
それを見抜いて、付き合い方を考えなければならないわけです。
もちろん、中国と全く関係を絶つという事は、色んな意味で不可能でしょうけれども、それを見抜いて付き合っているかどうかという事で、全く結果は違ってくるわけですね。
そういう意味では、日本の経済界の方は、どういうスタンスで付き合っておられるのかという事ですね。
中国に工場を移転して、いくら儲けても、その儲けのお金を日本に送金できないんですよ。
それで、どうしてこだわっているのかという事ですね。
それは、よく分かりませんが、一つは、他の会社もそうやっているから、という事なんでしょうね。
同調圧力の、逆の形ですね。
自分が率先して抜ければ、なんか、逆に白い目で見られるのではないかとかね。
バカを見るんじゃないかとか。
そういう余計な考慮のようなものがあるのではないかと、私は、外からですが、拝察しております。
これは、決して根拠の無い事ではなくて、その中国にのめり込んでいる一流会社の人間と話した事がありますけれども。
周りがこれだけ中国に進出している以上、彼が属していた会社としても、進出せざるを得ないんだと言っていましたけどね。
だから、なんとなく、これは悪い意味でよく言われる無責任体制というのは、そこにあるわけですね。
無責任だけれども、他の多くがやっていれば、責任が阻却させるという事でしょうね。
責任を取らせられないという、日本的思考の悪い面が出てきているんではないかというふうに思います。
ですから、今もサプライチェーンを、中国から東南アジアに移すと言っても、結局、みんな、横を向いているわけですね。
だから、一斉にやる。
あるいは、政府が、事実上強制というのは、なかなかやりにくい事ですが、出来ない事ではないと思いますけど。
色んなインセンティブを与えてね。
そういうリーダーシップを取らないと、なかなか出来ないだろうという事だと思います。
それから、東南アジアを、中国と引き離そうと。
つまり、ASEANを重視して、離そうとしていますけれども、それはなかなか、簡単じゃないですね。
ASEAN側にとっても、じゃあ、いざという時に助けてくれるのかというと、日本は助けられないですね。
それは、はっきりと、彼らは分かっているわけです。
ですから、中共との関係も、絶てないという事ですね。
この辺の冷徹な力関係という事を見抜いて、対応していく必要があると。
それは、岸田内閣の外交にも、表れてきている問題ですね。
最後に、岸田内閣を、どう評価しているかという事ですが。
残念ながら、私は、全く評価しておりません。
これは、失礼ですが、評価しようがないですね、今のところは。
それは、なぜ評価しないかという一つの逆の意味での証拠があるんですね。
それは、新聞の支持率の高さなんです。
産経新聞も、世論調査をやったら、66%の支持率だというんですよ、岸田内閣の。
また、事実上、何もやっておられないです。
しいて言えば、コロナの為に、外国人の入国者を、原則禁止しただけです。
だから、今でも入っておられるんですよ、日本人以外の外国人は沢山。
でも、原則は禁止した事になって、特段の事情で、いれておられるわけですからね。
それでも、原則は禁止したっていう事だけが、メディアで独り歩きした事も影響しているんだとも思いますけれども。
事実上、何もやっておられない岸田内閣が、どうしてこんなに支持率が高いのかと。
それを、逆に見れば、特定の国に対して、非常に好ましい政権であるという事が分かるわけですね。
というのも、日本のメディアも、特定の国、それから、特定の勢力の意向を、反映していますからね。
何度も申し上げますが、はっきり言えば、ディープステートと中国共産党の意向を反映しているわけです。
ですから、支持率も高くなるわけですね。
という事は、彼らから見れば、扱いやすいという事になるわけですね。
なぜ、安倍総理に支持率が低かったのか。
それは、彼らから見て、扱いにくかったからですね。
だから、前から申し上げておりますように、メディアの発表する世論調査の数字には、気を付けた方がいいという事です。
もっとはっきり言えば、メディアが高い評価をする政治家は、問題がある政治家だという事です。
これを知っているだけでも、皆さんの国内政治、あるいは、国際政治を見る目が違ってきますね。
だから、この間の総裁選挙もそうでしたね。
メディアが持ち上げた人は、結果的にはならなかったんですが。
一番持ち上げた人。
分かりますよね。
一番、非常に問題のある人ですね。
それから、それを応援した人も、いつも、次期総理の人気投票で上位に来る人ですね。
小石川連合なんて言われていましたけどね。
だから、そういう事なんですね。
非常に単純化して言いましたけれども、メディアが持ち上げる政治家というのは、気を付けた方がいい。
もちろんメディアも、正しく持ち上げる政治家がいないとはいいませんけど、それは、なかなかまれな事であろうというふうに思います。
これも、情報戦というか、戦略の一つ、兵法の一つですね。
凡庸な人を持ち上げると。
そうすると、その凡庸な人が、社会で国家なり、政府なり、トップに行くと。
そうすると、もうそれだけで、工作が成功したようなもんですよね。
だから、そういう考え方もあるんだ、そういう兵法もあるんだと。
孫氏の兵法ですが、そういうのもあるんだという事に気を付けながら、メディアの報道を見ていると、私たちの世の中を見る目が、非常に高度化するわけですね。
では一体、我々は何をしたらいいのかという事なのですが。
私は常々、自らを律し、自らを浄化する事によって、社会を浄化して行くべきだという事を言っていますけれども。
それはなかなか、聞こえはいいかもしれませんが、じゃあ実際、こんな事でいいのかという、素朴な疑問を抱かれているかもしれませんが。
例えば、私が常に言っております浄化作戦ですね。
個々人の意識のありかたとしては、非常に有効だと思うけれども、それでも、差し迫った危機から、守り切れない人がいると。
ですが、そんな安易な方法はないんですね、残念ながら。
常々、申し上げておりますけれども。
色んな事を言う人はいますが、安易な方法はありません。
結局、実践する以外にないという事が、私の結論になるんですね。
つまり、自らを律する、自らを浄化するという事は、もう実践に一歩踏み出しているわけですが。
その上で、自分が今置かれた状況の中で、何をすべきかという答えが、出て来るはずなんですね。
他人に言われても、なかなか出て来ないです。
デモに行きましょうと言われても、二の足を踏む方が多いんだと思います。
でも、積極的にデモに行こうという気持ちを持っている方もおられるわけですね。
だからそれは、どれだけ自分が、自らを浄化して、社会を浄化して行こうと。
社会の為に貢献して行こうという気持ちが、高まるかどうかという事になるというふうに、強く思っております。
私自身も試行錯誤でおりますけれども、繰り返しになりますが、安易な方法はないという事です。
だからと言って、私たちは悲観的になってはいけないという事ですね。
あるいは、あきらめてはいけないと。
我々は、もう駄目だと。
これだけ、例えばディープステート、あるいは親中派が多い、わが日本の社会では、もう先はないと。
だから、駄目なんだというふうに諦めてしまえば、全て駄目になるわけですね。
しかし、どのような状況の中でも、諦めないと。
かすかな明かりを求めて、地道な努力を進めると。
抽象論にすぎませんが、そういう気持ちを持つかどうかで、やはり、世の中を見る目が違ってくるんだろうというふうに思います。
これからの日本人は、まずは何を大事に生きて行けばいいのかいう事ですが。
これは、簡単に言えば、伝統的な私たちの在り方、というか生き方ですね。
それに気づくというか、それに戻る事だというふうに私は思っております。
それはどういう事かというと、惟神の道という事ですね。
神々と共に歩むといいますか、あるいは、神々の心を呈して、生活をするという事ですね。
これは、言うは易く行うは難し、なわけですが。
なぜ、行うは難し、なのかというと、私たちは、肉体と精神の両方を持った存在であるという事ですね。
ですから、この世の中で生きて行く為には、物欲と、それから精神欲とのバランスを取って行かなければならないという事です。
それが、言ってみれば、この世で生きる惟神の道ですね。
その精神の世界だけで生きるのは、別に物欲がない世界で生きるのは、簡単な事かもしれませんね。
これは我々、この世で生きている以上、今のところは出来ていないわけですが。
だけれども、この物質世界に生きていながら、なおかつ精神的な価値というものを重視しながら生きる。
このバランスを取りながら生きるという事ですね。
これが私たちにとって、生き方として、一番重要な生き方ではないだろうかと。
それが、要するに、惟神の道なんだという事なわけなんですね。