【ニュース 福島】枝野幸男が騙して福島がん患者17.5倍の現実!遂にバレた原発事故の後遺症!武田邦彦

8年経って分かった福島原発事故の後遺症

福島原発事故が起こりまして、その時に民主党政権がですね、十分に、日本国民の命を守らなったわけですね。

それで、被ばく量が、1年、1ミリシーベルトと決まっているのに、直ちに影響はないと、当時の官房長官、現在の立憲民主党の枝野幸男党首が、言ったりしましてね、本来であれば、必死になって被爆を抑えなければいけないのに、やらなかった。

それから、まぁ、7年とか8年が経ちまして、ようやくですね、この頃、福島原発事故でどういう病気が発生してきたかというデータが、少しずつ、きちっとした人から出るようになりました。

まだ、相変わらずテレビ、NHKなんかは、NHKだけを非難するというのは、少し私も気が進んでいないのですが、それでも、受信料を国民が払っている訳ですから、やはり国民の方に目を向けて欲しいというのがあるのですが、報道されておりません。

原発事故近くの病院の患者数

ここに示したデータはですね、思想に関係なく、ある原発事故の近くの病院のですね、患者数をただ示した、細かいグラフがありましたものですから、それから私が整理したものです。

2010年、事故の前にその病院に来た患者の数と、2017年、去年の患者さんの数を示しました。

かつて、この病院がある場所は、2010年の時の人口が70878人だったのですが、原発事故の影響で、現在の人口が55404人しかおられないので、人口によって患者数が比例して変わると考えて、一番右の人口補正倍率というものをですね、私が掛けて計算をしました。

被爆に関係する癌は17.5倍に

これを見ますと、まず被爆に関係するような癌ですね。

成人白血病、成人甲状腺がん、といいったもの。

成人白血病が事故の前は5名だった患者が、昨年2017年は53名。

倍率が10.6倍、人口補正倍率13.6倍。

成人甲状腺がんが、事故の前は1名だった患者が、昨年2017年は29名。

倍率29倍、人口補正倍率37.1倍になります。

それで、被爆がんの合計が、事故前の2010年が6名、昨年2017年が82名。

倍率13.7倍、人口補正倍率17.5倍になっています。

それから、がんではあるんですけれども、被爆によって急激に増える癌ではないと言われている、胃がん、肺がん、大腸がん、肝臓がん、小児がんといった重要ながんですね、致命的ながんですが、これが合計して事故の前の2010年で355名ですね。

それが事故後2017年だと1045名。

もちろん、被爆によるがんの発生の倍率よりかは倍率が少ないのですが、それでも倍率2.9倍、人口補正倍率でしたら3.8倍、約4倍になっているというわけですね。

それから他の重要な病気ですね、心筋梗塞、肺炎、脳卒中、こういったがん以外の重要な病気の合計を見ますと、事故前の2010年が949名、事故後の2017年が3472名、比率にして3.7倍、人口補正倍率4.7倍という風になりました。

こういった病気を全部合計しますと、事故前の2010年に、風邪やお腹が痛いといった病気ではない重要な病気で来院された患者さんの数が、1310名。

対して、事故後の2017年が4599名、倍率で3.5倍、人口補正倍率4.5倍というような事なんですね。

福島原発事故の被爆の影響

まぁ、これをご覧になって、データを見て、色んな人が色んな風に思うと思うのですが、まずはまぁ、傾向ですね。

成人白血病や成人甲状腺がんという被爆によって発生するがんが、特に多くなって、人口補正倍率では、17.5倍にも及んでいると。

それから、一般的ながんとか、心筋梗塞とかの病気ですね、その他の病気が、4倍、4.7倍くらいになっておりまして、それを合計すると、4倍、4.5倍になっていると。

全体を平均しますと、大体5倍くらいになっているということですね。

もちろん、事故の後大変な生活をしておられたわけですから、それによる体調不良という事もあるでしょうけれども、全体の傾向を見ますと、被爆がんが多いなどの事も加味しますとね、これはやっぱり、福島原発事故による被爆の影響というのが、非常に大きいと思いますね。

がん患者急増による医者の疲弊

この病院のこういった記録が手に入ったのはですね、この病院は今の医師ではやっていけないって言っているんですよ、数が。

疲労困憊しちゃって。

それはあの、この病院は一年間こういった主な重要な病気だけで、1310名の患者さんを見ておられたのが、その5倍くらいの患者さんを、見なきゃいけないわけですから。

もちろん、これ以外に、体調の不良を訴えるという人は、多いでしょうからね。

ですから、まぁ、それにですね、かつてですね、7万人の人口に対して、1310人、大体60人に1人くらいがこういった病気にかかっておられた地域が、5万5千人の人口に対して、4599人、まぁ、非常に簡単に言うと、10人に1人くらいの人がですね、こういった重要な病気になっているという事なんですね。

60人に1人というのは、まぁ、普通の状態なんですが、いくらなんでも、10人に1人がですね、がんとか脳卒中とか心筋梗塞になるというのは、ちょっと異常なんですよね。

ですから、まぁ、このお医者さんは非常に良心的で、こういった病気が福島原発事故の被爆であると言っておられるわけではなくて、こんなに患者さんが急増したと。

このお医者さんは、実は、2010年から2017年の間の、2012年とか2013年とか、毎年の記録も公表されておられます。

少しずつ、少しずつ、増えているんですね。

こちらの記事も一緒によく読まれています。

最後にフォローをお願いします。最新情報をお届けします。

コメントを残す