武田邦彦 憲法改正議論の問題点!日本の平和の為に必要な2つの原則!

憲法改正理論の問題点

憲法改正が議論されているわけですが、非常によくないのはですね、平和というものにあまりきちっと組織的もしくは論理的に考えずにですね、

一人一人が、あまりに結論を急いで、平和になるためには憲法9条を守るためだ、軍隊はあったほうがいいとかですね、もう最初の過程がそうなんですね。

だからまあ議論になってないわけですね。

私はちょっと改憲、憲法改正するのは、時期尚早という考えなんですが、何故かっていいますと、要するに日本人が議論できなきゃいけないわけですね。

議論をするっていうことは最初から「俺は9条だ」とかですね、「俺は日本軍がいる」とかといったそういったことからスタートしたら、ただ罵り合いになっちゃうわけですね。

平和を守るとは一体どういう事なのか?

そうじゃなくて、我々の子供たちにも非常に大きな影響のある、平和とは何かってことですね。

私たちは平和を守りたいっていうのはそれはその通りなんですが、一体平和を守るとはどういうことなのか、平和という状態をどういう状態をもって平和というのかということを、順序よく考えて。

そんなの決まってるじゃないかっていう人いるんですけど全然決まってないんですよ。

迫る憲法改正と中国との直接対決

それでですね、やっぱり今度の選挙で自民党が大勝したってこともあって、まあ憲法改正が話題に乗るでしょうね。

それでまあ中国が尖閣諸島にくる、もしくは中国の共産党の界隈ではですね、中国はいよいよ海洋に出るということを宣言しておりましたから、日本とはもう直接的に対決するでしょうね。

現実になった北朝鮮の核保有

まあ北朝鮮は戦争になるかどうか分かりませんが、少なくとも核兵器を持ち、ミサイルを打ち、まあ日本にもミサイルを落とすぞと一応ゆってるわけですから、これは現実的な脅威でしょうね。

憲法改正議論に求められる事

まあそういう中で今度は左翼側から見ればですね、そのやっぱり憲法9条が大切なんだ、憲法9条が戦後の日本の平和を守ってきたんだという考えもあるわけですから、

我々は議論をするというのはどういうことかって言ったら、最初から結論を持たずに議論をするってことですよね。

ですからここでは平和というものをですね、まあじっくり考えていきたいと思うんですよね。

これ考えているうちに国会で議決されちゃうかもしれないんですけど、まあ国民投票が行われるまで結構時間があるので、まあ例えば1ヶ月あればですね毎日ブログに出せば30回も出せますから、そんなに続かないと思うんですけど、

私自身もですね改めて、今まで私は軍隊がいるとか言ってるわけですが、改めてゼロからですね、やっぱり平和というものを考えてみたいと思うんですね。

ウェストファリア思想と平和

ですからこれは順序通り考えていきたいので、最初は残念ながら日本の思想じゃなくて、ウェストファリア思想からスタートしたい。

私は実は今まであまりよく考えずに、ウェストファリア思想で平和というものを考えてきました。

ですからまあ改めて僕もですね、ウェストファリア条約思想がですね、戦争から平和をもたらすものであるかどうかということも考えてみたいと思っております。

ウェストファリア条約っていうのはですね、これはラテン語読みでですね、ウェストファリアとこういうんで、日本語ではこのラテン語読みのウェストファリア条約という風に呼んでおりますが、ヨーロッパ人なんかはヴェストファーレンっていう場合もありますね。

ヴェストファーレンっていう言い方をしてもウェストファリアって言っても似てるんですけど、そういう条約が1648年に結ばれました。

その前に30年戦争っていうのがありましてですね、これはどっちかっていうと国と国との戦争というよりも、まあ宗教がらみの戦争でした。

それからそれまで大きな領土を取っていたハプスブルグ家っていうのが崩壊、負けたっていうようなこともある。

一番大きいのはですね、やっぱり帝国とかローマ教皇とかいうのをやや否定して、皇帝とかそういう大きな力をもって他の国を支配すということもやめようじゃないかということになった非常に大きな条約でしたね。

で、さらにそこ中で議論されたことがいいわけですよ。

つまり、戦争にならないためにはどうしたらいいだろうかってことが、まあ非常に真剣に議論された。

ヨーロッパ中で議論された。

ほとんどヨーロッパの大国はこのウェストファリアの会議に出ておりましてね、まあ会議は何回も行われておりますし、いろんな名前がついておりますから、そういう細かいことはちょっともう言わないでですね、ウェストファリア思想だけを取りたいと思うんですけどね。

平和のために必要な軍事の均衡

その思想は主に2つからなるんですね。

1つは「軍事は均衡してなければいけない」っていうことなんですね。

例えば今の日本で言えばですね、例えば北朝鮮の問題であれば、ロシア・中国・北朝鮮・韓国・日本・アメリカ、この関係6か国の軍事状態が皆同じじゃなきゃいけないんですよ。

例えば、核兵器を持っているなら全部核兵器持ってる、軍隊の数も同じ、そういう状態だとですね勝ち負けが分からないので戦争になりにくいと、ところが非常に兵力に偏りがあって極端には兵力の有る国と無い国がある。

チベットが中国に侵略された理由

そうすると兵力の有る国は兵力の無い国をすぐ占領したくなる。

これが中国とチベットの関係でしたね。

北朝鮮が核保有に固執する理由

それからもう1つは大きな国が小さな国をやっつけようとする。

まあこれが現在でアメリカと北朝鮮の関係ですね。

ですから、どっちの軍事がどうだとか、アメリカが本気になれば北朝鮮が2日でダメになるってそういった議論ですね。

こういった議論をすると戦争が止まらないっていうんですね。

ですから同じ均衡を保つ。

日本が米国、中国、ロシアとの戦争を防ぐ秘訣

例えば今度ですとロシアと中国とアメリカと均衡を保つ為には、日本・北朝鮮・韓国・台湾・フィリピン・ベトナム・インドネシアが同盟を結んで、同じくらいの大きさの国を作るってことなんですよ軍事的に。

そうすれば軍事的に、ロシア圏・中国圏・アメリカ圏それで東アジア諸国圏とこうなって安定するってわけですね。

まあ当時はドイツが非常に小さな国の連合体で、いつもいつも大国の侵略に怯えていたんですけれども、今の北朝鮮みたいなものですね。

ところがこのウェストファリア思想が出来てからは、まあドイツの小さな国は全部、その頃ドイツの今みたいに統一されてないでいろんな国に分かれてたんですよ。

それがまあ軍事的に同盟を結んで対抗するということによって戦争がなくなったと。

他国への悪口が戦争の引き金となる

もう一つは「他人の国のことはあんまり言わない」ってことですね。

日本人が北朝鮮とか中国の悪口言ったり、中国が反日を言ったり韓国が反日を言ったりするとですね、
それがだんだん国民の感情を刺激してやがて戦争になっちゃう。

日本の平和を守るために必要な2つの原則

だから2つ原則がある。

1つは軍事の均衡を得るんだと。

2つ目は相手の国つまり内政干渉をしないっていうか相手の国の悪口言わないんだと、こういう2つの思想なんですね。

私は実はこのブログを開始する以前というか…昨日までは、ウェストファリア条約思想なんですよ。

ウェストファリア条約思想だから、私は日本が再軍備して他国に均衡の力を待たなければいけないと思うし、それから北朝鮮と日本と同盟を結ばなきゃいけないと言ってますし、全部これウェストファリア条約のを借りて言ってるだけのことで、私のオリジナリティかって言われるとちょっといけないですね。

私が北朝鮮とか韓国を非難する人たちに対して、私が「いや、彼らはね僕らと一緒に戦争を戦った戦友だから」とこう言ったりですね。

まあ中国は中国で変わった国だし共産主義だからまあしょうがないねと言ったりしてるのは、相手の国の悪口を言わないためなんですね。

まあそのためにゆってるわけで。

戦争に懲りたヨーロッパが出した結論

このウェストファリア思想というのが私は一応ですね、平和を考える起点になるんじゃないかと思っているんですね。

これはヨーロッパに学ぶということで僕は嫌なんですけど、だけども、そのヨーロッパは非常に苦労したんですよ。

アジアの戦争の回数とヨーロッパの戦争の回数だったら、もう、ヨーロッパの戦争の回数がものすごい多いんですよ。多分10倍くらいなんですよ。

ですから、ヨーロッパのほうで打ち続く戦争をなんとかしたいってゆう気持ちができて、まあ日本よりか優れた平和に対する考え方ができたっていうのもまあ、あながち悪くはないわけですね。

で、まず第一「平和を考える」まず第一の思想がですね、私はウェストファリア条約、ウェストファリア思想であると。

その2つはですね、1つは「軍事的均衡を得る」

それから2つ目は「相手の国の悪口を言わない」と

この事の2つがですね、まず我々が平和を達成するために、今までの人類の知恵で、辛い知恵で考え出した2つの事だったということ。

これをですね、あくまでも出発点だけ、「いやいやそんな事違うよ。憲法9条だよ」っていうそういうことじゃなくて、あくまでもですね、我々の平和というものを考える出発点。

みんな平和が欲しいんですよ。

ですから、我々はそんなに急がなくていいわけですから、それをまず考えたいとそのように思います。

 
 
 

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