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反日日本人が発生する原因
日本に対する反日運動、もしくは日本の中の反日日本人というのが生じる原因の、背景となるものがあるんですね。
次回はそれの直接的なことをお話ししようと思うんですけど、今回は、その反日というものが世界で生じる基礎となっているものの1つを紹介しますが、それは捕鯨なんですね。
日本の捕鯨が世界に与える影響
日本人は昔から捕鯨をしてきましたし、近代国家になってから大型の捕鯨船を作って、日本近海ばかりでなく、遠く南氷洋まで出かけていきました。
その頃の捕鯨というのは大変に明るい感じのもので、一生懸命捕鯨しようやと。
クジラは隅から隅まで使える非常に大切なものなんだというような感じで、クジラが殺されるときの苦しみとか、クジラは海にいますから哺乳動物ということは、概念的、理論的には知っていても、
何となく魚のように思うとか、それからクジラにモリを打ったら海面中に血が流れるとか、そういうことが同時に報道されたり、我々の知識になったわけじゃなくて、私たちが捕鯨ということを考えると、缶詰、大洋漁業のクジラの缶詰とか、給食で配られたクジラのベーコンといったものを思い出すわけですね。
捕鯨に気づいた欧米人
ところで少し時間が経って、クジラを少しとりすぎたこともあるし、欧米人がそれに気がついたということもあるんですね。
この世界には大きく分けまして、海洋系の民族と大陸系の民族がいまして、海洋系の民族というのは、だいたい魚もしくはそういったクジラみたいなものを取って食べていた。
それから大陸系の人たちっていうのは、牛とかそういうものを食べていたということですね。
おおよそで言えば、お米の文化っていうのは魚とくっついておりまして、お米と魚という組み合わせが多いんですね。
それからパンの文化、小麦の文化はだいたい肉とくっついている。
これがどういう理屈であるかというのはいろんな研究があるんですが、一応事実としてそうであるということで今までやって参りました。
捕鯨でクジラが少なくなってきたこともあり、そういった文化の違いもあって、欧米を中心にクジラを食べるとは何ごとかという話が出てきました。
捕鯨が禁止になった経緯
もともともちろんアメリカなんかは、クジラは食べはしませんでしたけど、ひげなんかを女性のスカートの材料に使ったり、それから油は非常に貴重なものでしたから、特にマッコウクジラの油なんかを多く使っていた。
そこに急に資源の問題が出てきたり、クジラを殺すのがかわいそうだという考えが出てきたり、また聖書にクジラを食べてはダメだということが書いてあるとか、色々なそういう問題が急に浮上しまして、捕鯨がほとんど禁止になったということですね。
日本より捕鯨をしている韓国とノルウェー
現在では感じとして、日本が調査捕鯨と称して500頭、韓国が混獲と称してだいたい2000頭、ノルウェーは通常に伝統的な漁法ということで1000頭から2000頭くらいをとっていると、その他非常に少ない捕鯨をしているところもあります。
それから捕鯨と言いますと、ほとんどの国が捕鯨に反対しているような報道もありますけれども、おおよそ30か国が捕鯨に賛成、30か国が捕鯨に反対という、こんな感じになっていますね。
シーシェパードに漂う金の臭い
ただ、捕鯨に賛成の国は穏やかに捕鯨をしているんですが、捕鯨に反対の国はシーシェパードに代表されるように、非常に過激な運動があります。
このシーシェパードとか、こういったクジラの反対の運動というのが、本当にクジラをとっちゃいけないと考えているかどうかは微妙で、お金が入るから、つまり環境を守るという運動は、いずれちょっと疑わしいんですよ。
通常リサイクルなんかでもそうですし、現在の地球温暖化なんかでもそうですけども、政治問題とも言えないことはないんです。
環境と言うとみんなが感情的になる。
だからその感情的になることを利用して、マスコミなんかが一緒になってあおる。
人間の感情を煽った金儲けの手口
あおりますね、地球温暖化なんかCNNのターナーっていう会長が最初に旗を挙げたんですけど、まさにマスコミが作り出した環境問題なんですけども、
日本で今そんなことを言ったら、お前は地球が大切だっていうことが分からないのかっていう、そういうふうに罵倒されるように、人間が感情的になるんですね。
その感情的になることを利用して、資金を集める。
シーシェパードの資金源を暴露
この典型的なものがシーシェパードでありますけれども、このシーシェパードの財源がどこから出ているかと言うと、いろんな団体の、感情的な寄付金であろうと考えられているわけです。
嘘に嘘を積み重ねた環境問題
それは変じゃないかって言ったって、環境問題は朝日新聞があおったりNHKがあおったりしたのは、全部いわば嘘を積み重ねたわけですから、その意味では、我々も環境問題をあおってお金を儲けようとしているという点では、日本人もあまり変わらないんですね。
捕鯨問題で反日を作る日本人の嘘
ところで本題に戻りまして、なぜ捕鯨問題が反日を作るかと言いますと、それは日本人の嘘によるんです。
日本人は明らかに嘘をついているわけですね。
どういう嘘をついているかって言ったら、調査捕鯨と称してクジラをとって、そのクジラを食べているわけです。
調査捕鯨にクジラを殺さなきゃいけないという理由も、一応水産庁とか日本捕鯨協会は言ってますよ。
言ってますけど、それは常識的には納得されないんですよ。
だってクジラの資源を調べるんなら、普通はクジラの数を調べたり、もっと詳しくやろうと思ったらクジラは大きいですから、そこに何か標識を打ち込んで、クジラがどういうふうに泳ぐかとか、母子の関係がどうなっているかということを調べる、それが調査ですよね。
外国人は知っている日本の調査捕鯨の嘘
ですから、日本は調査捕鯨を何年もやってるわけですから、クジラの新しい生態の学問とか、家庭生活の学問とか、繁殖の科学とかいうのが出てくればいいけど、
いまだにそれが出てこないで、しかもクジラが食べる魚の数が1億トンで、人間が食べる魚の数も1億トンくらいで、量もだいたい同じくらいだというような、政治的なデータばかりが出てくるんですね。
外国の人はあまりそういうことを言わないんですけど、知ってはいるんですよ。
日本は調査捕鯨と言いながら食べてるんだと、それも30トンしか食べてないじゃないかと、こんな感じなんですね。
日本が捕っているミンククジラは1%にも満たない
ですからまず1番大切なのは、クジラの資源は十分にあるので、しかもミンククジラでしたら、日本がとっているミンククジラは1%にも満たないので、まさか1%にも満たないのをとったから資源がなくなるというのことはないと思う。
だから、従来通りミンククジラの1%以下の捕鯨をすると。
それは何のためかと言ったら、食べるためだと。
クジラを好きな人が日本にいるし、クジラがなかったら日本人が栄養失調で死んじゃうなんてことはない。
これはクジラを食べる文化が日本にあるので、日本は資源の枯渇とは全く関係なくクジラをとると。
日本の捕鯨に世界を反対できなくさせる方法
それから、クジラが死ぬときに非常に苦しむっていうことを言っているヨーロッパの人が多いわけですから、従来モリを打ち込んで何十キロも追いかけて、体力を消耗してクジラが死んでいくというようなことではなくて、できるだけ麻酔銃とか、それから即死に近い状態でクジラを捕獲する方法を開発するとか、やっぱり何とかしなきゃいけないですよね。
私は、彼らの言っていることを個別に叩くために、クジラの捕獲頭数を決め、ちゃんとした論文を書き、そしてクジラを殺すときにあまり苦痛を伴わないような殺し方をする、こういうことをすれば、まず第1にヨーロッパのまともな人が反対している理由がなくなってしまうんですよ。
反対している理由を知っていながら、全く対策を取らないんですね。
シーシェパードにコーヒーを飲ませ歓迎する日本
1番最後に、1番ひどいのは、シーシェパードっていう反捕鯨団体があると。
この反捕鯨団体が、捕鯨船にぶつかってくる。
ノルウェー船は、その乗り込んできたシーシェパードの乗組員を海に捨ててしまう。
投げ捨ててしまう。
韓国は、撃つぞと言っている。
撃ったことありませんけどね。
日本だけは、乗り込んできたシーシェパードの乗員を部屋に入れて、コーヒーを飲ませると。
シーシェパードにコーヒーでも飲ませりゃ、シーシェパードは、日本っていうのは表面的に捕鯨したいしたいって言ってるけど、本当は自分たちの活動に賛成してるんだなと、政府に言われてムリヤリやってるんだなと、思っても無理ないですよね。
人間っていうのは、言葉より行動が、その人の本心なんですから。
日本で言えばおもてなしの心とか言うかもしれないけど、そんなのは他のドライな国にはありませんから。
その意味で、捕鯨というのは日本の不信感を増すためにやっている活動のように私は見えます。