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マスコミが作り上げた反日の幻想
反日は、1つは幻の面があるんですね。
それは、日本人が非常に優れているのに卑下してばかりいるということもありますが、元々反日というものの存在自体があまり世界にはないと、それをただマスコミが幻想として作り上げて、番組の視聴率を上げるために使っているというふうにも言えるんですね。
ここに2つグラフを出しました。
日本が世界に与える影響
1つは、主要8か国とEUのところに、世界に与える影響がいいか悪いかというような調査をしたら、いい影響を与えているっていうのが、日本がNo.1ですよ。
別にNo.1じゃなくてもいいんですよね。
上位にいればいいんですが、No.1。
それからドイツ、カナダ、イギリス、中国、とつながるわけですから、上位って言いますと、やっぱり日本ドイツ、カナダっていうところが、世界に与える影響がいい国だなっているわけですね。
アメリカも非常に貢献していますが、何と言っても軍事的に圧迫していることもありまして、下の方にありますね、アメリカ。
ロシアはやっぱり印象が悪いから1番下と。
悪い影響の方は、カナダはやっぱり、あんな国ですからあまり悪い影響はないですね。
日本は21%、イギリス並みですね。
悪い印象がある国と悪い印象が無い国
だから日本とかイギリスとかフランスというのは、比較的悪い印象も少ない国だと。
ところが中国、アメリカ、ロシアという、巨大国は、やっぱりいろいろわがままを言いますから、やっぱり悪い印象は多いわけですよね。
これは、アジアだけでなくて、世界全体を見たときにそういうことになりますね。
世界にいい影響を与える3つの国
ですから、3か国だけ頭に入れておくという点では、世界にいい影響を与えている国というのは、日本、ドイツ、カナダ。
世界に悪い影響を与える3つの国
それから世界に悪い影響が大きいところというのは、中国、アメリカ、ロシア。
日本は、非常にいい影響が大きくて、悪い影響も若干あるというということで、だから反日というのは世界的にはないということですね。
私がいろいろ世界に行っても、アメリカもそんなに日本に悪い印象ありませんし、ヨーロッパも日本人に対しては、それほど悪くありません。
だけどこの2つは白人ですから、基本的には有色人種をちょっとバカにしている傾向はあるんですね。
その中でも日本はなかなか優秀だ、くらいですよ。
ところが、北欧はあんまり日本はよくないんですけど、アジアに来ますと、中国は反日運動があると言ってもまだまだですし、それから東南アジア、フィリピンとかインドネシアとかそういうところは、押しなべて日本に対しては親近感ありますね。
インドとかイランくらいになりますと、もともと日本をそれほどよく知ってはいない、だけども好意的です。
トルコはとんでもなく好意的ですね。
日本はトップ並みの国の一つ
そういう点から言ったら、私の実感から言っても、日本はトップとは言えないかもしれませんが、トップ並みの国の1つである。
好き嫌いで言えば、トップ並みの国の1つであるということですから、あんまり贅沢言わなくていいんじゃないかと、トップのところに反日反日という必要はないんじゃないかというのがまず第1ですね。
それからもう1つはアジア、アジアの国はやっぱり日本に対して印象が悪いんじゃないかっていうところが、特に中国とか韓国の反日の運動を見てみますと、そういうふうに考えられますが、
中国と韓国はどのくらい反日なのか?
これも非常に意外なことに、ここにグラフを出しましたけど、ちょっと見にくいんですが、右下の棒グラフですけど、1番上が韓国、それから中国です。
それから台湾、香港、香港は中国みたいなものですから、台湾と香港はちょっと覗いて、まずまとめますと、韓国はだいたい40%が反日です。
嫌いか、大嫌い。
それから中国が、約35%が嫌いか大嫌いですね。
だけど、あの反日の激しい韓国でも、60%、つまり過半数は反日ではなくて、大好きか好きと言ってるんです。
中国も65%が大好きか好きと言ってるんです。
ですから、韓国が反日にまみれ、中国が反日にまみれていると感じるのは、日本のマスコミが、韓国の中の反日運動、中国の中の反日運動をことさらに報道するからだと私は思うんですね。
日本が大好きな東南アジアの国々
それから台湾、香港はそれぞれそこそこなんですが、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピンという東南アジアの国は、素晴らしいんですよ。
大好きがほぼ半分、半分強のところもありますが、好きも入れますと95%ですよ。
だいたい、人のアンケートを取って95%がそろうなんてことは、これ大変なことですから、その意味では、アジア諸国は韓国と中国を除いては、95%の人が日本が好きというわけですよ。
だからやっぱりここは、日本人は優秀だ、しかもきちっとした態度でやったから、特に東南アジアに行く方に注意しなきゃいけないのは、東南アジアに行きますと、日本人より生活レベルが低いし、人柄がいいんで向こうはニコニコしているものですから、ついつい傲慢になっちゃうんですよ。
だから、ある程度は毅然とした態度がいいんですけど、あまり金に物を言わせて人格の低いことを続けていると、日本人に対する人格の念というのが下がってくるわけですね。
白人の植民地から解放した日本
もう1つはもちろん、日本が戦争したっていうことです。
大東亜戦争をして、フィリピン、インドネシア、インドシナ、みんなマレーシアも解放したわけですからね、白人から、白人の植民地から。
それは白人の植民地から解放した日本を好きになってくれなきゃおかしいわけで、だからこそ、靖国神社に祭られている英霊が心休まるわけですよ。
本当に有意義なことをしたわけですよね。
放送法を守らないマスコミ
だからトルコもそうですが、親日国というのが非常に多いので、やっぱりこの評判を保つということが大切ですし、マスコミも報道するときは、放送法にも書いてあるわけですが、反日報道するのはいいですよ。
しかし反日と親日の割合をちゃんと示して、反日運動もあるけども必ずしもそうではない、ということを示してほしいですね。
劣悪になった日本のテレビ
中国にSARSが流行って、日本では中国の上海の方から飛行機で来る人に対してびりびりしていた時期があるんですね。
SARSっていう呼吸器系のウイルスで、日本のテレビでは、上海の人がみんなマスクをしているのが映ってたんですよ。
その頃僕は中国の上海にいる女性を知っていまして、その人は頻繁に上海と名古屋の間を往復しているんですが、その人は私が上海に行ったって誰もマスクをしていなかったと。
100人に1人くらいはマスクをしている人はいますし、マスクをしているところだけ撮ろうと思ったら撮れないわけじゃないけど、日本のテレビは極端だ、嫌だって言っていましたね。
そういう点では、日本のテレビは劣悪になりましたね。
ゴロツキと一緒と言ったら怒られちゃいますけど、本当はそんなにマスクをしていないのに、中国の上海はみんなマスクをしているからSARSが大変だと言って、それがまた日本人の反中国感情を増しますよね。
とにかくどんな間違いをしても、自分たちが反日だとか反日が多いとか、それから中国が憎らしいと思わせれば、視聴率が上がるという報道を繰り返しますから、
だからこういう統計的な図をもう1回じっと見ますと、けっこう日本って期待されているし、好きな人が多いんだなというふうに思って、心が休まりますよ。
アジア人同士が仲良くしない異常事態
むしろ逆に、前回示したように、フランス人はヨーロッパ人とアメリカ人が好きだと、フランス人は自分たちの仲間が好きだと、日本人はアジア人が嫌いだと、自分がアジア人なのに。
だから白人は白人が好きなのに、アジア人は日本にしても韓国にしても中国にしても、相互に嫌いだと。
この状態をどう考え、これからこれをどう解消していくかということですね。
フィリピンのドゥテルテ大統領がアメリカの悪口を言ったら、日本のマスコミはそれをたたいてますけど、フィリピンのドゥテルテ大統領の方が、まともですよね。
だってどっちかといったら、好き嫌いはあまり言う必要ありませんが、どっちかと言ったら、アジア人と親交を深め、我々を長い間苦しめてきた白人に対して、嫌いだと言う方が、私はまともに思います。