名誉欲・権力欲だけの為に政治をする橋下徹
この日本維新の会というのは色んな問題点があるんですけど、まず先生は一番何が問題だという風に思われるんでしょうか?

色んな問題を列挙する事が出来るんですが、その全ての問題の根幹にあるのは何かというとですね、橋下徹というこの男がですね、一言で言うならば、名誉欲、権力欲の為だけに全てのアクティビティ、活動を行っていてて、
国民の為、国家の為というような意識は全くないままに、いわば私利私欲というんでしょうかね、名誉欲、権力欲でありますから、その為に政治活動的な振る舞いをプリテンド、見せかけでやっている。
これが全ての問題だという風に私は認識しています。

パフォーマンスばっかりやっているんですよね。

で、これ今私がこういう風な事を申し上げると、藤井さん、どこに証拠があるんだと言われる事が当然ながらあるわけでありますけれども。
これは実は私が邪推で申し上げているのではなくて、ご本人が2006年の「まっとう勝負」という本の中でですね、そのままおっしゃっているんですね。
橋下徹「政治家は名誉欲・権力欲の最高峰」

僕は、橋下徹という男の議論をする時にはいつもあのセリフを頭の中に置いています。
彼がどういう事をその本の中で言ったのか、これはインターネットの世界ではそれなりに有名かもしれませんが、多くの国民はたぶんテレビを見られている方、大阪の方なんかも含めて殆ど知らない方の方が多いんじゃないかなと思うんですけれども、
彼はこういう事を言っているんです、政治として。
政治家とは、名誉欲、権力欲の最高峰だよ、と。
名誉欲、権力欲の為に政治をやって何が悪いんだと。
国民の為に政治をやる、国家の為に政治をやるというような事を、そういうような尻の穴が痒くなるような事を政治家の皆さんはすぐに言うけど、なぜそんな嘘をつくんだと、いう事を言っているわけですね。

なんか本当に、情けなくなりますね。
政治を金儲けとしか考えていない政治家の実態

いやぁ、本当に。
当然その時にはですね、自分は政治に打って出るという事を考えていなかったかもしれないですけれども、少なくとも彼の精神の中には、そういう思いがあると。
政治家というものは、全員政治屋であると。
すなわち、政治活動をするという事は、完全なる就活でやっていると。
婚活、就活、政活みたいな。

たまにそういう人いるんですよね。
我々の周りの政治家にもそういう方がおられるのは事実ですけれども、何かね政治を舐めていますよね。

舐めてるんですね。
あの、私利私欲の為には、完全に平気で眉を動かさずに嘘をつくと。
それが、政治家というものであると、そんな事をおっしゃっているわけでありますけれども、趣旨として。
更に、セリフとしては最後に決めゼリフとしてこういう事を言います。
政治家と弁護士は、弁護士と政治家は、どっちかはちょっと忘れましたけど、まぁ、どっちでもいいですわ。
政治家と弁護士というものは、嘘つきの始まりだと。
それ、ギャグとして言うてるんかもしれんけど、あんたどっちもハマっているやん、自分もう、みたいな。

これね、しかしね、問題はね、一番問題はそういう方々は、ある種、日本の中にですね、残念ながらと言いますか、人間の本質としてそういう所はありますからいいですけれども、それにね、追随したり、騙されると言ったらね、いい方は悪いかもしれませんが、そういうのに追随していく風潮があるという事が私ね、一番この日本の危機なんですよ。

おっしゃる通り。

そういう方がおられるんですが、真っ当な方からするとですね、ちょっと待ちなされと。
世の中をね、舐めて言っているんじゃないよと。
これはね、政治というのは国民の命や、国家の命運が掛かっていますからね。
そんな軽い気持ちでね、思い付きで、パフォーマンスでやられたら、たまらないんですよね、みんなが。