男性が美人に弱い理由!美人はなぜモテるのか?美しいとは何なのか?武田邦彦

なぜ美人はモテるのか?

なぜ美人がモテるのかと。

これは、先日ある読者の方かたメールをいただきまして、なぜ美人がモテるんだろうかと。

男の方はですね、力が強いとか、頭がいいとかですね、収入が多いとか、背が高いとかもまぁ、力が強いみたいなもんなんですが、そういったものがもてはやされて。

それは確かにその通りだと。

そういう男性がモテるのはいいけど、女性の方は、美人がモテるったって、美しいだけで、いい子供が生まれるわけでもなし、丈夫なわけでもなし、むしろ美人薄命なんていうわけですから。

まぁそれで色んな、美人には美人の欠点がありますよね。

それなのになぜ美人がモテるのかと、いうご質問がありましてですね、なぜ美人がモテるのかという事をお話をしたいと思います。

まず直接的に人間の美人がモテるようになったのは、人間が600万年前に発生してすぐではなくて、それから400万年経った、200万年前くらいだと私は思っているんですね。

美しさと性欲の関係性

なぜかと言いますと、動物の世界を見ますとですね、大きく分けて2つの種類があります。

1つは、オスが性欲がある場合と、メスが性欲がある場合ですね。

多くの場合は、みなさんがご存知の通り、オスが性欲があるわけですね。

それで、メスはまぁ受け手というか、そういう風になりますね。

そういう場合は、例えば典型的には、おしどり。

画像出典:Pinterest

オスは非常にキレイに着飾っておりますが、メスはまぁ茶色い小っちゃな、あんまり目立たない色をしていますね。

ちなみに言いますと、おしどり夫婦って言うんですけど、実はおしどり夫婦というのは仲のいい夫婦って意味ですけど、おしどりは非常にあの、浮気者でですね。

だいたい1年ごとに、メスを替えるんですね。

離婚するわけですね。

ですから、まぁ、オスがかなり性欲があるという。

それで、変わり身が激しいという事ですね。

これは、オスがキレイで、メスが汚いって言ったらなんですけど、まぁキレイじゃない。

クジャクもそうですね。

画像出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

クジャクっていいますと、羽を広げたキレイなクジャクを思い出しますが、あれはオスでありまして、メスは殆どみなさんの記憶にないぐらい、目立たないわけですね。

これはあの、こういったキレイな鳥という部類もあるし、それから哺乳動物でもそうですね。

オスのゾウは本当に立派ですが、メスのゾウはなんだか冴えないですね。

画像出典:ディスカバリーチャンネル

それからライオンでもそうですね。

画像出典:Career Find

ライオンでもオスはたてがみがあって、非常にこう美術的な恰好をしておりますけれども、メスはちょっと目立たない実用的な感じですね。

こういった動物は全て、オスが性欲があるんで、メスは着飾る必要は無いんですよ。

メスは子供を産めばいいんですからね。

ですから、オスはメスを選ぶ事はありません。

単にメスであれば、求婚します。

ただこういった一般的な動物には、もう一つ特徴があって、メスに拒否権があるのが普通ですね。

ですからオスは非常にキレイに着飾って、メスに気に入られるようにする。

メスは、性欲があまりなくて、拒否権があるっていう、これがまぁ一般的ですね。

そうしますと、オスの方がキレイで力もあり、という風になるので、まぁ、ライオンみたいな感じになるわけですね。

200年前に性欲を失った人間のオス

ところが人間は200万年前に、男性の脳が1000ccを超えた時に、男性が性欲を失ったと考えられるわけです。

これは色んな人が言っていますが、私は人類学から言って、心理学から言って、社会学から言って、そうだと思っているんですね。

そうしますと、オスがですね、男がですね、200万年前の人間は、男が女を求めなくなったわけです。

そうすると結局何が起こったかというと、子供が生まれなくなるわけですね。

それでメスが慌てて、お化粧をするようになりますね。

お化粧の跡が見つかるのが200万年前なんですね。

で、人間の男の脳が、1000ccを超えて、頭脳支配になり、遺伝子支配の性欲が影を潜めてくるわけですね。

それ以来、なぜじゃあ、ここが問題ですね。

美しい事がなぜ選択の一つの理由となるのか?

ここまでは、まぁ今までも随分説明しているんですが、なぜそれじゃあ美しいという事が、選択の一つの理由になるのか、っていう事ですね。

実はですね、美しいというのは、非常にこう難しいわけですね。

私も20年くらい多摩美術大学で、まぁあるデザインを教えていたんですけども。

この多摩美術大学は、美しい事を追及しているわけですよ。

じゃあ、美しいとはなんですか?というとですね、芸大にいた非常に素晴らしい先生も、「いや、美しいものは美しいんだよ」という風にお答えになるのが普通だったわけですね。

ですけれども、美しければ男が選択するっていうのは、なんらかの理由がなければいけないと思うんですね。

それからこれは一般的にですね、美しいという事は、美人ばかりではなくて、景色が美しいとか、それから食べ物が美しいとかですね、色んなものがあるんですね。

それで、共通して言えるのはですね、例えば荒れた荒野というのは、やっぱり汚いんですよ。

それから、食べ物でもですね、腐ってくると汚いんですね。

それから、色んな所のものが全部そうですけれども、危険なもの、腐ったもの、古臭いもの、そういうものは全て汚いんですよ。

例えば車でもですね、新車の時は非常にキレイなんですが、だんだん錆びてきて、ガラスが曇ってきて、なんて事になると汚いんですね。

つまりその、キレイだというのと、汚いというのはですね、別の普遍性を持っているという事ですね。

非常に表面的に言えばですね、キレイなものの方が、安全であり、食べ物はおいしく、鮮度も十分あり、それから新しくて、という感じなんですね。

つまり、対象とするものの総合性を表しているわけです。

ですから、美人であるという事はですね、人間として優れているという事を、まぁ示しているんですね。

じゃあ、なんで美人が人間的に優れているのか、もしくは美しいものが、安全であり、古びると必ず汚くなるという風になる、雑然としている、そういう風になる。

それから、物が乱雑に置いてある、みんな汚い、表面的にも汚い。

それからちょっと尾籠な話ですが、人間の排泄するようなものも、まぁ汚らしいわけですね。

この汚らしいというのと、キレイであるというのは、私たちの科学者の分類で言えばですね、エントロピーが低いものがキレイなんですよね。

整然と並んでいる、きちっとしている、こういうものは全てエントロピーが低いわけですね。

この宇宙は、エントロピーが低い所から、高い所に、大きい所にどんどんどんどん移っているわけですが、その中で、生命とか、景色とか、再生の利くものはですね、エントロピーの低い所から、高い所に移動します。

ですから、整っているものというのは、エントロピーが低いんですね。

エントロピーが低いという事は、簡単に言えば、利用価値が高いと言いますかね、それが駄目になるまで、時間がかかるわけですね。

ここの私は、美というものの本質があると思っているわけですね。

つまり、美しい景色、美しい料理、美しい着物、美しい自動車、美人…

全部ですね、エントロピーが低い状態なんですね。

そのエントロピーが低い状態というのは、生命の本質であり、これから花開く事が、間違いない状態なんですね。

人間はたぶん女性だけ

これが、例えば、お化粧をして美人になるというのが、エントロピーを下げているかというと、ちょっとこれは困るんですが、本質的に美人であるというのはですね、やはりエントロピーが低い状態を示しておりまして、

それを、男性、男がですね、200万年前に選んだ問う事が、素晴らしい事だと思うんですね。

つまり、女性だけが、たぶん人間なんですよ。

男はですね、付属物なんです。

これは、文句がある人には、私はいくらでも説明しますが。

そういうもんなんですね。

ですから、男には具体的な力。

例えば、借りをする力とか。

今で言えばお金持ちとか、力があるとか、頭がいいとかですね。

本質的ではないというか、直接的な力を求めているんですね。

ところが、女性はですね、人間そのものですからね。

人間の価値そのものが問われるんで。

そうするとやっぱり何が基準になるかというと美人が基準になります。

従って、人間の男性が、女性に美を求める。

女性が男性に収入とか力とか頭脳とか、そういうものを求めるという事は、極めて合理的で。

それ故にですね、人間の発展が続いて来たというのがですね、私の見解であります。

 
 
 
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