目次
- 1 知らない事が多すぎた宮迫博之と田村亮の会見
- 2 Q:知らなかった、驚いた部分はどういう所?
- 3 Q:ツイッターで「松本 動きます」というツイートをされた思いは?
- 4 Q:東野さんは2人にずっと会見させてやって欲しいと言っていましたが…
- 5 こんな吉本興業にはいたくないかも
- 6 Q:吉本興業の本社でどんな話が行われたのか?
- 7 Q:会見にはかなりの申し入れも?
- 8 Q:吉本の芸人への切り捨て感についてどう思う?
- 9 Q:東野さんは会社とどんな話をされたの?
- 10 Q松本さんは今後、宮迫さんや亮さんとどう接して行きますか?
- 11 Q東野さんは今後、宮迫さんや亮さんとどう接して行きますか?
- 12 Q今後吉本にどうなって欲しい?
- 13 Q「吉本にもういれないかも」と言った時の社長の反応は?
知らない事が多すぎた宮迫博之と田村亮の会見
あのぉ、この番組でも割と当初言っていたんですけど、最初のフライデーが出た時に、僕は宮迫に連絡して。
「お金を貰っていない」と言っていたので、まぁ僕は彼が貰っていたかはさておき、あのパーティー、あのイベントの動画を見た時に、やっぱりノーギャラとは思えないから、これは誰もお金を貰っていないというのは、世間の人達が絶対納得しないから、そこは認めないと。
反社とは知らなかったという事すら疑われてしまうよ、という事を言ったんですけど、やっぱり納得して貰えなくて。
で、そっから僕は、会社とも色々やり取りもしたし、彼ともそっから何度か電話したんですけど。
途中で、あんまり僕がこれ以上首を突っ込んでもややこしくなるなと思って、一回、会社とも連絡を一切取らなくなってて。
宮迫とも一か月以上、連絡、ずっと取らずに、公平な感じで見とこうと思ってたんですよ。
で、昨日の会見で、まぁ、その間もうちの会社の人間が、何度か今こういう状況です、という説明は受けてたんですけど、ああしなさい、こうしなさいとかは、一切言わなかったんですよ。
「わかった そうか」とは聞いていたんですけど。
昨日の会見を全て見たわけだは無かったんですけど、断片的でしたけど見た時に、僕が知らなかった事実が、やっぱりあまりにも多すぎて。
で、これは俺もなんか騙されてたみたいな気になって。
やっぱり、このままじゃ吉本は絶対よくない。
この会見を見たからと言って、急に手のひらを返すように、宮迫の亮のやった事を、急に悪から善にとは僕は思っていないですよ。
でも、発端は彼らかもしれないけれども、やっぱりその、ここまで追い込んだ、信頼関係が無くなってしまった会社に対しては、これは絶対によくないし。
吉本興業が、このままじゃ、本当に壊れて行く、潰れて行くんじゃないかなって、危機感はだいぶ持ちましたね。
Q:知らなかった、驚いた部分はどういう所?

やっぱり、金らがあれだけ何度も謝っているにも関わらず、最終的には岡本社長に会っても貰えなかったとか。
なんかその、記者会見をさせて貰えない。
するとしても、吉本が作った台本の中でしか出来ない。
そんな状況では、なんの意味も無いし。
なんか、時代を全然読み間違えた会社なのかなとやっぱり思いましたね。
Q:ツイッターで「松本 動きます」というツイートをされた思いは?
後輩芸人達は不安よな。
松本 動きます。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) 2019年7月20日

あの、とにかくこの吉本興業はやっぱり、日本の人達を面白くする、楽しませる為の会社であって、もうこの2ヶ月ぐらい、正直、全然面白くなくて。
そして、吉本の若手たちと仕事終わりでなんかご飯食べてても、みんな笑ってはいても、全然なんか心で笑っていないというか。
現場でも、本番中はみんなプロですから、一生懸命おどけてやるんですけど、やっぱりあの、本番終わった後の顔は、みんな曇ってて。
このままじゃ本当によくないなぁと思って。
だから僕は、やっぱ吉本というか、笑いが好きだし、笑いがなんか、お笑い芸人が笑って貰えない事に僕は憤りを感じるので。
それはもう宮迫とか亮だけの問題じゃ無くて、僕自身の問題ですね。
やっぱりお笑いは凄いんだという事を、ずっと50年っていうか、18歳からずっとやって来て、自分達のやってきた事が、まるでなんか失敗だったようになってしまうのは、絶対に許せないので。
まぁ、結局自分の為でもあるんですけどね。
Q:東野さんは2人にずっと会見させてやって欲しいと言っていましたが…

そうなんです。
本当に、昨日の会見はびっくりして。
知らないことが沢山あって。
具体的に言われて頂きますと、「会見させない」という。
したいと言っても、させないという吉本側の発言が、本当なのかと。
あと、最初、宮迫並びにみんな芸人が、嘘をついていたと。
で、でもこれはダメだという事で、本当の事を喋ろうとなったのに、「今更ひっくり返せません」「静観で行きましょう」という、これ本当にこんな事を言っていたのか。
更に、謝罪会見を要望したら、「いいよ」と。
亮がしたいと言ったら「いいよ」と。
「お前一人辞めて会見したらええ」と。
「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするからな」という発言も、これも、にわかに信じがたい発言ですし。
Q:それを聞いてどう思われましたか?

でもだから、吉本側の反論もまだ聞いていないので、なんとも言えないですけど。
印象としては、そんなにだから、驕り高ぶった言い方で、いつからそんなに偉そうになったんだと。

そうです。
そんな、いつからあいつらは偉そうになったのかっていう思いが僕もあって。
昨日も会社に行って言ったんですけど、「とにかく芸人ファーストじゃないとなんの意味も無い」と。
「芸人いてのあんたたちでしょ」という事だけは、絶対に言わないといけないし。
あとそう、みんながお金を貰ったという事を分かった時に、僕も会社から連絡を貰ったんですけど。
で、具体的な金額は知らなかったんですけど、とにかく「みんながお金を貰ったという事を認めました」と。
そうか、どっかでよかったな、俺の言った通りになったなと思ったんです。
まぁ、複雑でしたけど。
こんな吉本興業にはいたくないかも

で、「会社としてはどうするの?」って言ったら、「ちょっと静観します」というような事を言われたので、僕はその時に、
「だったら俺ちょっと、吉本おれないかもしれないわ」
って言ったの。
「僕はもうちょっと、この吉本興業にはいたくないかも」って言いました。
で「考えさせてください」って。
「僕はこんな会社じゃ絶対にダメやと思うから」
で、その次の日かな、彼らの謹慎の発表が、

謹慎は、6月24日ですね。

そうだと思いますね。
これもまぁ、僕としては、なんか僕のやっている事って、後輩たちを謹慎に追いやっただけなんかなぁって、結構落ち込んだんですけどね。

あと、疑問に思ったのが、会見したいって、生放送で。
でも「ダメだ」っていう風に言ってて、亮君自身も、「配信でもいいんで」っていう発言に対しての、これもだからにわかに信じがたいんですけど、
「吉本興業はテレビ局、在京、在阪の5社が株主だから大丈夫」
っていう、この真意もよく分からないし。
あと、詐欺グループに関する入江君のイベント、これ吉本主催なのか、主催じゃないのか僕も定かではないんですけど、詐欺グループなのか、それのフロント企業なのか分からないんですけど、スポンサーになっていたというのが、もしかしてそれを隠したいから会見をさせなかったという風に取られてても全然おかしくないよ。
その辺の所も、なんの説明もないので。
ちょっとこれは、吉本ダメでしょ、とは正直思いました。

会見をたぶんしたくなかったのは、もう一点、僕もどっちかというと会見に関しては、あまりやった方がいいというタイプではなくて。
っていうのは、この後もフライデーから何があるかも分からないし。
会見をした所で、またそこの、ここが違うとか言われて、やれどうだって、いつまでも会見をしないといけない事になるんじゃないのかという意味はあったのかなぁと、そこは俺はちょっと認識してんねんけどね。
Q:吉本興業の本社でどんな話が行われたのか?

あの、結構色々させて貰いました。
芸人のギャラの問題もありますし、それから会社が、やっぱり変わらないといけないという事の話もしました。
それから一番大きいのが、岡本社長に会見をさせなさいと。
それは絶対にやらなければダメだと。
じゃないとこの会社はもうダメだという事は言いました。
あと、吉本興業内に、もう1個、いわば松本興業じゃないですけれども、一個僕の部署を作ってくれと。
そこでやらかした子とか、イエローカードの子たちを俺が引き取るから、保証人っていうか、なるから、ちゃんと生かしたってくれと。
やっぱお笑いを愛する人間を、自分から辞めるならともかく、上から言われてクビっていうのは、僕は絶対に違うと思うから。
それは言いましたし、なんか会社はそれは受け入れてくれたので。
ただ、なんか聞いたら、さんまさんも割とおんなじような事をおっしゃってくれてるみたいなんで。
だったら僕がさんまさんとこ行ってもええかなとかも思った。

あかんあかん、話変わってきた。
話変わってきたし。

そんなんかなぁ。
Q:会見にはかなりの申し入れも?

そうですね。
でももう、岡本社長もそこは別にね、本人も割と最初から覚悟はあったようですし。
やっぱどうせやるなら。
本当は今日ね、ここで、ここに岡本を呼んでっていうのもあったんですけど。
どうしてもなんかそれをやるとね、こう、なぁなぁ感が出ちゃえへん?

我々がなんかフォローみたいになるからね。
Q:吉本の芸人への切り捨て感についてどう思う?

そうです、そこはやっぱり横暴になっている所はあると思うんですね。
僕やっぱり吉本を見てて、色々テレビ局さんに対しても、やっぱりちょっと大名商売をしてるなぁというような所も、僕はちょこちょこ見受けられるんで。
もっかい、やっぱ初心に帰って、吉本って僕が東京に来た頃、赤坂の8畳くらいのワンルームマンションにホワイトボード1枚と黒電話2個から始まりましたから。
その時の気持ちに戻れば、もっとみんなに愛される会社になると、僕絶対に思うし。
みんなお笑いが好きで、吉本が好きで集まって来ている子らたちなので。
本当に、ちゃんと大事に、大事に扱って欲しいなぁと思います。
Q:東野さんは会社とどんな話をされたの?

やっぱり無期限謹慎のスリムクラブとか、2700とか、ほかの芸人とか、辛いと思うし、もしも会見をしたいと言うんやったら、さしてあげて欲しいし。
あと、今のどういう状況かちょっと分からないと思うので、吉本の社員も連絡とか、電話で会ったりとか、メールとかやっぱり、1日に1回とか2回とかでもいいんでして欲しいなとも思うし。
あと、吉本興業のなんか横柄な態度がもしも気になったりする方がいらっしゃったら、スタッフの皆さんとか、他の所属のタレントの皆さんとか、一般の方でもいいんですけど、言って頂いたら、僕とか松本さんとか、他に今田さんとか浜田さんとかさんまさんとか言って頂いたら、上の方に話しやすいので、ぜひぜひなんか言って頂きたいなとは思います。
Q松本さんは今後、宮迫さんや亮さんとどう接して行きますか?

あの、昨日の夜、僕久しぶりに宮迫と電話で話しました。
すごいなんか、割となんて言うんですかね、すっきりした感じで。
だから、あの会見は、ウソ泣きやったんじゃないかなと。

いや、違います。

こいつまたやりやがったなと。

もう我慢できなくなってますよ。

やっぱり、あのそれは、切れないですね。

なんか今回の事で、こういう風になって、なんかもう一度、同じテーブルについて話し合って欲しいなと思います、それは。

そうそう。
昨日、その話をしたんで。
岡本と、ちゃんと亮と宮迫、あいつらが嫌がるんならしょうがないんですけど。
そういう話す会を設けてくれと。
それは岡本社長も約束してくれたし。
もしやり辛かったら俺も行くし、仲裁というか、やるので、それはやってくれと。
僕の希望は、近いうちに岡本社長と宮迫が乳首相撲をやる事が。

いやいや。

これで全て解決する。
東野、乳首相撲は世の中のものを全部解決する。

僕は泣きながら凝視します。

そういう会社じゃないとダメなんですよ。
Q東野さんは今後、宮迫さんや亮さんとどう接して行きますか?

あの本当に、一緒に仕事したいと、本当に。
もしなんか、特に宮迫なんて、ずっとレギュラーを2本やってたんで。
あの本当に、出来れば帰って来て、個人的な意見ですが、帰って来て頂いて、山のように文句言いたいと、本当に思いますし。
あと、なんか亮の会見は心打たれましたね。
宮迫が嘘をついているわけやないけど、なんか亮の言葉は、なんか入って来ましたね。
やっぱりファミリーの話とかね。

あとね、入江とかどうしようかなっていうのもあるね。
なんか、入江一人すごくこう…

孤立してる。

トカゲのしっぽ切り的な感じがしないでもないので、一回ゼロで、もう一回考え直してもいいのかなぁと思うんですけど。
ただあの、色んな人達と、特に宮迫なんかは、サービス精神が旺盛なので。
普段から、写真撮ってくださいって言うたら断らないんでね。
その辺で、ちょっとやんちゃな人達とも平気で撮っちゃうので。
ちょっとこの後、本当にそういう写真が無いとは、正直言いきれない部分があるんです。
だから、そこはね、もう少し静観しなければいけない所もありますね。

そうですよね。
あと、個人的に思うのはだから、ブラック企業だと、よく世間が言って。
ギャラが安いとか。
契約してないとかいう。
個人的な意見としては、それが吉本っていう所もあって。
まぁ、個人的な意見で世の中と合わないと思うんですけども、なんかこう一回の舞台500円とか1000円とかから始まっているんで。
で、契約せずにここまで来て。
まぁだから、スターになりたいとか、お笑いで生活したいっていう夢が叶った人とか、志半ばの人もいてるし。
その方は、アルバイトをしながらとか、辛い状況だと思うけれども、でもそういうもんだなというシビアな意見もあるし。
で、諦めて去っていく方もいてるので。
世の中の思う契約と、なんとなく僕が思う吉本の契約ってなんかちょっと違うので。
もしもこれがダメだっていうなら、改めて吉本も考え直さなきゃいけないですけれども。
契約の問題も、今後どうしていくかっていうのも、吉本さんは真剣に考えて欲しいなとはちょっと思うんですけど。
Q今後吉本にどうなって欲しい?

やっぱり昨日も急遽会社に行って、東野も来てくれて。
大崎会長と岡本社長と4人で、結構長い事喋りましたけど、やっぱり真摯に話聞いてくれるし。
で、僕の意見は殆ど、ちゃんと可能な所までやってくれているので。
あの、絶対そんな悪い会社ではないはずなんです。
ただね、僕その、岡本は、元僕のマネージャーでもあったんですけど、それは彼が20年くらい前くらいから気にはなってたんで、大崎さんにも言った事があるんですけど、たまにやっぱり言葉遣いが横暴であったり。
その、「そういう所が、大崎さん、気になりますよ」と言った事があって。
やっぱりそういう部分が彼の中でちょっと出ちゃう時があるんですね。
今回もそういう部分が、悪い所が出たんだろうなと思うんです。
でも、この時代、絶対にそれはあり得ないし。
もう絶対にそれは止めろっていう事を、彼にも昨日散々言いましたし。
分かってくれたと思います。
それは明日の会見に僕も期待したいと思ってて。

僕とかほんと、松本さんは大崎会長、岡本社長となんかずっとやって来たので、喋りやすいし、特に気を使う事も無いんですけども。
逆に言うと、その元吉本の若手のみなさんはやっぱ喋り辛いと思うし。
その大崎会長、岡本社長に話が行くまでに、やっぱりかなりの人を介さないと出来ないから。
だからそういう意味で先ほど言ったのは、僕らに言って欲しい。
僕らはなんかそれを…

言って欲しい。
僕らに言ってくれたら僕ら、やるんですけど。
今回みたいに、最初に「お金貰ってない」って嘘を付かれてしまうと、もうそこで終わってしまう。
我々も橋渡しが出来ないので。
そこが僕は、今回の一番問題やったと思いますね。

だから吉本も、最初、その宮迫、亮、他の色んな芸人の言葉を信じて動いたけど、それが嘘だったっていうのも事実ですから。
そこは本当に反省して欲しいし。
という所ですよね。
Q「吉本にもういれないかも」と言った時の社長の反応は?

それはもうあの、電話はまぁ社長では無かったんですけど、「分かりました 考えます」と言って、電話を切って、その次の日に解雇っていうのがあったんですけど。
僕はあの、大崎洋とずっとやってきたので、あの、昨日も言っていました。
画像出典:Rioの小春日和な日々
もしこれ以上問題が大きくなるようなら、大崎洋は自分の進退も考えないといけない的な事も言っていましたけど、それは僕は全力で止めます。
あの、大崎さんいなかったら、僕も辞めるので。

うちに兄貴なんでね。
もう大崎さんいなくなったら、僕は辞めますね、はい。