トランプへのNHKのフェイクニュースを暴露!フェイクニュースの事例を紹介!武田邦彦

NHKが行うフェイクニュースの事例

アメリカの中間選挙が終わってですね、上院がトランプ大統領が所属する共和党、下院が反対勢力の民主党になったので、日本はNHKをはじめ、各新聞、テレビ共にねじれた状態、ねじれた状態と言っておりまして、

こういうねじれた状態では、アメリカの政治が非常に不安定になるので、あまり法案も通らないし、日本にも影響があるだろうといった解説を盛んにしています。

私はちょっと変だと思ってですね、ちょっと今までの大統領、ニクソン大統領、フォード大統領、カーター、レーガン、ブッシュのお父さん、クリントンの子供、オバマ、トランプさんと、

米国の上院・下院のねじれは日常である

ここまでの時にですね、上院、下院がねじれている時、それから大統領と議会の与党がねじれている時がどのくらいあったかという事を表にしましたらですね、実にねじれ現象というのは、26回の選挙があってですね、ねじれが無かった時というのは、9回しかないんですね。

26回のうち、大統領、もしくは上院、下院がですね、同じ党派で出来ているというのが9回。

大半と言いますか、17回の場合は、ねじれているわけですね。

26回のうち9回がねじれていない。

例えばカーター大統領の時、この時は民主党が強かったですからね。

それから、レーガン大統領は非常に人気があったので、最初の3回、1期目の2回と、2期目の1回はねじれていたのですが、上院と下院が違っていたんです。

今と同じですね。

上院がレーガン大統領の党派、下院が民主党という事だったのですが、2期目の最後はもっとねじれた。

レーガン大統領は共和党なのですが、民主党が上院、下院も取ったという事もあるんですね。

あと、ねじれていないというのはブッシュ大統領の時ですね。

これは、子供のブッシュの方がバカだと言われていましたが、結構整っていたんですね。

米国はねじれ国会で何の問題も無い

だから、例えばクリントンの時も、1期の2回、2期の2回、合計4回に対して、3回はねじれているわけですね。

ですから、トランプ大統領は、1期の1回だけがねじれていなかったんですよ。

それだけでも大したもので、別に、ねじれているという事は、普通に行われている事なんですね。

だけれども、例えばレーガン大統領なんかはですね、ねじれたやつが4期のうち、3期あったんですけど、それでもかなりレーガン大統領というのは、政策をしっかりやった方ですよね。

ですから、必ずしもねじれているという事が、政策が進まないという事では無いんですね。

NHKの典型的なフェイクニュース

これは、本当に、典型的なフェイクニュースなんですよ。

この日本のフェイクニュースというのはですね、明らかな嘘は言わないんですよ。

例えば、トランプ大統領が今度の選挙で上院、下院とも共和党でしたなんて、そんな嘘は言わない。

そういうフェイクというのは、日本人は使わないんですね。

アメリカではそういうフェイクもあるんですが、日本はそこまでのフェイクはしないんですよ。

日本人の例えばNHKとか、その他のところのフェイクニュースはどういうのかというと、ねじれている事を知っているんですよ。

アメリカの大統領と上院と下院というのは、一致しているという方が珍しくて、26回のうち9回しか一致していなくて、あとの26回のうち、17回はねじれているにも関わらず、あたかもトランプ大統領の今度がねじれていて、これは大変だ、大変だというふうに。

これが、日本のフェイクニュースなんですね。

日本のフェイクニュースは手が込んでいる

だから、日本のフェイクニュースというのは手が込んでいるので、言い訳が出来るようなフェイクをしているんですよ。

つまり、「ねじれているんだ、大変だ、大変だ」と言って視聴率が上がるような事をやっているんです。

もちろん、政治記者ですから、それからアナウンサーも、局も、アメリカの議会が大いにねじれているという事は、十分に知っているんですよ。

十分に知っている。

簡単に言えば、ねじれていない時が1/3で、ねじれている時が2/3という事は知っているわけですね。

日本の場合は、自民党が長く政権を取っていたし、参議院と衆議院はほぼ同じだったんで、2009年の民主党が政権を取った時に、参議院が民主党が過半数じゃなかった。

だから、ねじれている、ねじれていると言って。

ねじれ国会という言葉はアメリカには存在しない

実は、ねじれ国会というのは、その時に出来た言葉なんですよ。

日本語です。

英語にはねじれ国会なんて言葉はありません。

だから、ねじれ国会というのをですね、Twisted(ツイステッド)なんて直訳した英語では通じないって、みんな言っていますよ。

異なったパーティーが、2つの議会を占めている政党違っている時と書かなければいけないという風に、注意書きが随分してありますね。

だから結局、日本の常識は世界の非常識というのは、日本のマスメディアがですね、国民が誤解する事を承知で、嘘をつくという事が問題なんですね。

つまり、「今度のトランプはねじれ国会で、これは大変だ、大変だ」というと、みんなが大変だと思ってニュースを見ると。

本当は大変じゃないわけですね。

だって、殆どがねじれているんだから。

これが、日本式フェイクニュースなんですよ。

この日本式フェイクニュースがずっと一般的なんで、これをずっと聞いている人達が、凄く変な事になっちゃうわけですね。

京都議定書を守るのは日本だけと報じないNHK

まぁ、私の専門では地球温暖化なんかでも、京都議定書というのを守っているのは日本だけというのを絶対に言わないんですよ。

「京都議定書は大切だ、京都議定書は大切だ」と言うんですね。

もちろん、世界ではですね、地球温暖化が大変だというメンバーもいますから、それ以後は、全部それだけを放送して、そして、実は政府単位で地球温暖化の政策を取っている所は世界で日本だけだという事は絶対に放送しない、伝えない。

これが、日本式フェイクなんですね。

フェイクニュースを見破る方法

で、「これをそうしたらどうすれば見破れるんですか?」という質問をよくされるんですけど、これの見破り方は割合と簡単で。

私がなんでフェイクニュースを見破れるんですかというとね、私ね、割合とね、調査が趣味なんですよ。

若い頃から調査が好きでですね。

調査というか、調べるのが割合に好きなんですよ、僕は。

それがまあ、僕は結局、勉強が出来たのもそれだったんですね。

自分で調べるものですから、やっぱり記憶に残るんですよ。

だから、記憶に残るから試験問題なんかの時でも答えられる感じでしたね、私は。

だからこういう時もですね、あれおかしいなぁと。

このおかしいなぁと思わなければ、なかなか調べられないのですが。

米国は上院と下院で決めるものが違う

おかしいなぁ、アメリカってずーっと大統領が、上院、下院対策をするし、だいたい、上院と下院とでは、決めるものが違うんですよ。

日本みたいに同じ案件が、上院と下院にかかるわけではなくて、主に外交案件だとか、司法関係とか、例えば、条約の批准だとか、最高裁判所の判事の選任だとか、こういうのは上院の決める事なんですよ。

下院に法案が行きません、元々。

だから、下院の方がどちらかと言ったら人数も多いし、一般的な、日常的な政治の議案とか、そういうのを検討するという事なんです。

それで、2院制というのが必要なんですね。

日本では2院制の説明にですね、2院あって、やっぱり別の見方から議決が違う事もあるって、そういう事も、実はアメリカにもあるんですが、アメリカでもイギリスでもフランスでもドイツでもですね、ねじれている事というのは一般的なんですよ。

しかし、それでもうまくいっているのは、一つは例えばアメリカだったら、上院の議決と下院の議決、同じものをあまりしないという事が一つ。

国をよくしたいと思わない政治家は日本だけ

もう一つはですね、大統領と上院と下院が違っていてもですね、アメリカをよくしようという事では共通しているんです。

だから、日本みたいに、あげ足ばかり取ったり。

まぁ、それもしますけどね、結局は、アメリカがよくなるためには、という議論に最後はなるんですよ。

ところが、日本の森加計騒動なんかを見ていたら分かるように、なんの目的も殆ど無くですね、ただ混乱させるため。

今でもそうですね。

2人の大臣のスキャンダルばっかやっていますよ。

そういう風になるので、ねじれがよけいに拡大するという事はあります。

 
 
 

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