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子供をダメにするダメ親の特徴
あなたは子供をどう叱りますか?
この質問で、あなたがあなたがダメ親でないかどうかを判断する事が出来ます。
例えば、子供がお小遣いアップを要求してきた時に、その事について、奥さんと話しあいますか?
それとも、お子さんと直接話し合いますか?

奥さんと話し合わず、直接子供と話す、すなわち、日常的な事を子供と細かく話すお父さんは、後々、大事な事を相談されにくくなる可能性が高くなります。

発達心理学の一般原則として、お母さんというのは、具体的な話を分かりやすく見せるという事が役割で、お父さんというのは、もう少しちょっと離れた所から、あまりちょっと分かりにくい、何を考えているのかなと想像させるくらいの立ち位置の方が、尊敬されるんですね。
父親の働いている姿で子供は尊敬するのか?

父親の働いている姿を見せると尊敬されると思われがちですが、実は逆なんですね。
働いている姿は、本当は見たことが無いんだけれども、大変だろうなという事を想像するというか、
尊敬というのはですね、想像の中でしか生まれないんですね。
目に見せられるものの中からは、「そうかなぁ」といった反発心の方が湧くんですけれども、
子供に大事な相談をされない父親の特徴

仕事を見たうえで、こういう努力をしているんだろうなと想像する中で尊敬は生まれるですけれども、
「お父さんは、こうこう、こうやって、こうやっているから大変なんだよ」「分かる?」
というふうに言葉にしてしまうと、よくないんですね。
一般的にお母さんは、色々な事を話して、細かい事まで相談できるお母さんに、どんどんオープンに子供はなっていくとういう傾向があるんですけど、あんまり家族会議とかをして、細かい事をいうようなお父さんというのは、尊敬されにくいという傾向があるんですね。
だから、普段はそういったお小遣いの話なんかはしても、受験の事とか、結婚の事とか、大事な時になって、「意外とお父さんは角度の変わった特別な事を言ってくれないだろうな」という。
「いつも話している人だからな」という。
いつもお母さんとは話しているけれども、お父さんにここは意見を聞いてみようという差が無いんですね。

お父さんの意見を聞いてみたいという動機というのは、いつも話していない人に聞きたい、という気持ちが湧くんですね。
だけど、いつも同じ目線でお父さんやお母さんと、ガチャガチャと話していると、そんなに子供はね。
子供がお小遣いアップを言ってきた時に、直接話す父親は、ダメ親になる傾向があるというわけですね。
子供を犯罪者にする親の叱り方

子供を叱る時に、ダメなものはダメと叱るか?
それとも理由を言って、難しくてもいいのですが理由を言って叱るか?
どちらの叱り方をしますか?

理由を言わずに叱ると答えた人は、根性の無い子供に育てるダメな親ですね。
更に言えば、学校を中退する可能性も高まります。
更に言えば、犯罪者になる可能性も高まります。

これはもう2012年の非常に有名な論文なんですけれども、必ず理由を言って叱るべきなんですね。
そうする事によって、後々を調べたフォローアップ調査みたいのがあるのですが、まず根性がついているし、犯罪者になる可能性は低いですし、学校を中退する可能性も低くなるという事が分かっているんですよ。
ちゃんと理由をもって叱るという事が非常に重要で。

意味もなく怒ると、子供が精神疾患になる可能性も高くなりますしね。
子供は叱って育てるべきなのか?

本当にね、子供を叱ってばかりいると犯罪者になるというデータはありますよ。

子供というのは、自分がいつも理由もなく叱られていると、自分はこの世にいらない存在だと思い込んじゃうんですよ。
いらないという事は、社会に対して敵意を抱くわけですよ。
そうすると、長じて、みんなが自分の事をリジェクト(却下)しているので、俺は社会に復讐するんだという気持ちが湧く。
だから、そういう人を鍛えなおすのは大変なんです。
格闘家が現役中は犯罪をしにくい理由

格闘家のような強い人ほど、礼儀正しいし、犯罪をしないですよ。
それはやっぱりね、そこでもって、自分の暴力衝動みたいなものを発散できるからですね。
子供を叱る際に、理由を言わない父親はダメ親になる傾向があるというわけですね。
子供を非行に走らせる父親の特徴

家族の中で、自分よりも子供の方がずっと大事な存在である、俺は子供の事を優先するんだというふうに思っていますか?
それとも、思っていませんか?

自分よりも子供が大事だと答えた父親は、将来的に子供が非行に走ったり、引きこもりになったりという危険性が高いです。

これは、行動の問題ではなくて、意識の問題なんですね。
例えば、子供が川に流されている、助けるというのは、それはみんなやりますよね。
自分を捨てますよね。
でも、それはなぜかというと、自分の人生をダメにしたくないからなんですね。
子供を救わないような自分として生きていたくないからなんです。
だから、自分が大事なんです、人間は。
それで、子供に命を差し出すという事もあるわけです。
それも意識の問題なんです。
真相では、自分のためというのがあるわけですね。

そこで一番大切なのが、「お前のため、お前のため」「お前のために俺は働いているんだぞ」というふうになると、子供というのは、凄いプレッシャーを感じてしまいますよね。
世間には、こういう事を子供に言う親が、実は多いんですね。
「あんたが大事なんだ」と「だから俺は頑張っているんだ」と。
「あんたが大事だから、お母さんは我慢しているのよ」とかね。
自分よりも子供が大事という父親は、ダメ親になる傾向が高いというわけですね。
子供にゲームをさせるべきではないのか?

子供は、ゲームをしたがる事が多いと思うんだけれども、子供になるべくゲームをするなよと言いますか?
それとも、言いませんか?

ゲームをなるべくしないように言う親は、子供の素行を悪くさせたり、子供の能力を下げたりするダメ親です。

1日に1時間ゲームをさせると、色んな能力が上がると、認知能力が向上したりといった事があるんですね。
例えばですね、アイテム探しのゲームをやると、空間を視覚情報で探す能力が早くなるとかね。
それから、アクションゲームをするとね、短時間で複数の物を見る能力が、凄く向上するんですね。
そういう風にして、ゲームをする事によって、色んな能力が向上するという事があって。
ゲームというのは、やっぱり自分で考えるからね。
ただ、受け身だけというのはよくない。
だから、テレビでも考えるようなテレビだったらいいんだけど、ただ見てるだけというのは、あまりよくないんですね。

一番いいのはね、外遊びをする事なんですよ、本当は。
ただし、今は外遊びをしないから、それの替わりが、今はゲームなんだよね。
ゲームは何歳からやらしてもいいのか?

ゲームは、物心がついて、自分で判断が出来るようになってから、やったらいいんじゃないでしょうか。

ゲームをやらすのはデータ的には7歳以降、というデータがありますね。
7歳より前は、控えた方がいいというデータもありますね。

ただし、年齢層によって、あんまり子供の時に攻撃的なゲームをしてしまった時に、攻撃的になるというデータがありますけれども、ゲーム療法というのがあるくらいなんですよ、今は。

ゲームの中で、人を簡単に殺せるゲームなど、
それは実際に、攻撃性の高いゲームをする事によって、攻撃性が高まるというデータはありますよね。
だから、ゲームの種類によるので、一概にゲーム脳の恐怖というのが間違いで、種類をちゃんと親が選ぶという事が大切だという事ですね。