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田母神俊雄 有罪判決が確定
12月20日、田母神俊雄被告に対する有罪判決というのが出ました。
2014年の東京都知事選の運動員らに報酬を支払ったとして、公職選挙法違反の罪に問われた田母神被告の懲役1年10カ月、執行猶予5年とした一審、二審判決が確定しました。
最高裁では、田母神俊雄被告側の上告を棄却したという事で、12月18日づけで、こちらは決定したという事です。
田母神俊雄 東京都知事選での使途不明金

有罪が確定したという事ですね。
これはもう、長くずっとやって来まして、結果はもう見えていたんですけれども、共謀を認めたという事ですね。
というのはその、3人が、みなさん覚えておられると思いますけれども、東京都知事選挙の選対本部の中で、お金を扱ったのが、田母神俊雄、
あるいは島本順光、
そして鈴木新、
という3人の被告でした。
この3人しか、お金は扱っていません。
田母神俊雄の公職選挙法違反

で、1億2900万円というお金を、みなさんからご支援頂きました。
そういう中で、現状を言いますと5500万円の使途不明金が放り出されたまま、この刑が確定したわけですけれども。
つまり、3人しかお金を扱っていない人、お金、これが5500万円、未だに使途不明金のままになっております。
この田母神俊雄被告は、一切この問題について、「分からない」などと言った言い方をして、ごまかしております。
東京都知事選が終わって、選対本部が終わった後ですね。
そういった後に、この事件が起きたわけです。
様々な形でお金が使われて、彼は横領と公職選挙法違反ですね。
田母神俊雄の横領疑惑 使途不明金5500万円

この事で訴えられたんですけど、横領に関しては、はっきり言うと証拠不十分というね。
自白が無いと横領罪というのは、なかなか無いんですね。
「そんなつもりはなかった、ちょっと借りただけだ」
「じゃあ、返すよ」
などと言えば、成立が出来ないんですね。
まぁ、彼は自白をしなかったので、大変たくさん、毎日毎日…
今、河野外務大臣がね、焼き肉屋に行ったとかね、2万円使った、1万円使ったという事で週刊誌が取り上げておりますけども、現実にはですね、田母神被告の場合は5万円だ、何万円だと焼肉懐石だなんだと、どんどん使っているんですね。
まぁ、これも政治活動として、政治資金規正法は認められます。
それを除いて、5500万円、未だにこの3人が、その金をどこもっていったか、何の解明もされないまま、この判決に至ったわけであります。
共謀を認めた島本順光と鈴木新

そして、他の3人ですね。
3人のうちの島本、鈴木被告は、共謀を認めております。
田母神当人だけが、「いや、俺は知らない」と言っていますけれども、現実には
「支持者からの寄付を報酬として配るリスト」
これを田母神被告が修正、「ここはこうしたらいい」というね、「多すぎるんじゃないか」とかね。
こういった修正といった事をしていると指摘して、他の元陣営幹部を含めて、共謀の成立も認められたという事ですね。
有権者を裏切った田母神俊雄

そして何よりも、お金をね、この3人しか使っていないんですよ。
他は、全然使っていない。
私も、一切、正直に言うと、選対本部長をやっていた時も、一銭も貰っていないし、むしろ持ち出しになっていますけれども。
こういう形で、有権者を、情けない話ですけど、裏切ったという事であります。
田母神俊雄から朝鮮半島の臭い

そして、こういうものを政治問題として考えるとですね、私が敢えて最高裁から判決が出ましたから言いますと、非常にこの周りに朝鮮半島の臭いがしていた。
鍛冶俊樹さんもね、以前言いましたけれども、そういう事で私はもっと他の問題。
公職選挙法で、実刑が確定して有罪になって異例の1年10カ月というね長い有罪判決が出たんですけど、そういうものも含めて何があったのかというと、私は航空幕僚長として、この人が一体何をしたのか。
概略は掴んでおりますけど、これは証拠というものがね、確定したものがなかなか揃わない。
しかし、状況証拠は明らかに朝鮮半島、北との流れの中に臭いを感じているという言い方、ここまでしか今の所は言えませんけれども、まず事実として、今回の有罪が確定したという事であります。
みなさんはどうお考えになるでしょうか。
一刻も早いスパイ防止法制定の重要性

一言だけ言っておけば、日本の新しい保守総理を作りたいという志。
これは本当に、ご当人というかですね、こういう人達。
お金や女や、あるいは外国勢力のね、影響とか色んなものを受けながら、それを防ぐ志と、意志と。
そして、腹の座らない問題、こういう中で日本の、ある意味で言えば、様々な情報やその他が、今、どこの世界でも流出していますけどね。
一刻も早い、スパイ防止法を、私は制定すべきだと、つくづく感じております。
田母神俊雄との公開討論を希望する

我々の選対本部にも色々な人達が入って来ましてね、その後もこういうものを告発した私、その他に対するね、誹謗中傷。
保守を分断したとかですね、色んな事を言う人達がいました。
まぁ、善意というか、信じる人達も、田母神氏を信じたい人達もたくさんいたと思いますけどね。
だから、仕方がないと言えば、言えるんですけれども、私はそういう意味では不明を恥じるし、改めて、これをこれで終わらせるつもりはございませんけれども、改めてみなさんにですね、お詫びを申し上げたいと思います。
そして、田母神被告は色んな事を、「無罪なのに不当な裁判だ」などと言っているようですけれども、まず5500万円、田母神被告が会長をやっていた選対本部じゃなくて、田母神俊雄の会がこういった使途不明金を出しているんだから、これはきちんと返すとか、全容を明らかにする。
もう一つだけ言っておきますけれども、通帳その他、これで確定をしましたから、全部証拠書類が出ますから、返されますから、我々に、一緒に選挙をやったこういう人間にその情報を公開する。
通帳やあるいは、その他の書類ですね、これを閲覧させるように要求しておきたいと思います。
そういう意味で、私は日本の保守の在り方。
人の金だったら、自分のものだと思ってしまう。
そういう責任を感じるなら、まず情報公開をして貰いたい。

それからもう一つ言えば、改めて言いますが、有罪が確定して、最高裁の判決にも不満ならば、私とどこでもいいから公開討論を、資料を揃えてですね、公開討論をしましょうと、改めて呼び掛けておきたいと思います。
少しは男らしい、日本人らしい魂を見せてみろと、その事を改めて言っておきたいと思います。