目次
日本のおかしな経済学
最近いろんな必要性があって、経済の勉強をしたり整理をしたりしているわけですね。
そうしますと、どうしてもおかしなことが多いんですね。
今まで経済学を大学で勉強したり、その後経済の本を読んだりしても、全く書いていないことが非常に大きな影響をもたらしているという感じなんですね。
マネーゲームが優先される異常な社会
そのうち1番大きいのが、どうも我々が儲けたり損したりするという、経済というものの仕組が、一生懸命働いてそのお駄賃をもらったり、何か非常に優れたものを、人類に対して有益なものを発見したり作ったりして、それでお金を得るというまともなもの以外に、
ほぼもっと大きいものが、お金を左右して、お金だけを使って、いわゆるマネーゲームと言うんですか、そういったことで巨額な利益を得るということの方が優先する社会になってしまっている。
不労所得を否定するイスラム教
だから額に汗して、イスラム教なんかが言っているように、イスラム教というのは非常に偉くて、基本的には利子がダメで、基本的には不労所得、労働しないで儲けるのはダメだと言っているわけですが、
まさに現在のこのヨーロッパと中東の戦いは、経済的に言えば一生懸命働いて生活するんだっていう中東と、不労所得でいいんだっていうヨーロッパ社会との戦いのようにも見えないわけではないということなんですね。
マネーゲームと嘘つき経済学者
ここに書きましたように、上下させて儲ける人、それを知っていて難しいウソを言う人、と言ったんですが、相場を上下させて儲ける人が金融資本であり、それを知って難しいウソを言う人が経済学者だと、こんな感じなんですけど、非常に難しいんですね。
まず第1にお金は銀行が作っているわけですが、このことでも多くの経済学者はウソを言っているわけですね。
例えば、日銀がお札を刷るとか、日銀なんか全然お札を刷ってないんですけど、町の中のお金が足りなければ、日銀が紙幣を刷るとか日銀がお金を発行するとか言ってるんですけど、そういうことはほとんどないんですね。
だけどそういうことを言うと、経済学者なんかは、それは当たり前のことじゃないか、そんなことはみんな知ってるよ、と言うんですけど、ホントでしょうかね。
隠された国際金融資本の正体
それからそれと同じように、銀行が景気を上下させて、そしてお金を儲けるという、この銀行というのも、我々が普通接する、三菱何とか銀行とか、三井何とか銀行と、そういう普通の銀行ではなくて、金融資本と言うんですかね。
例えば、よく謀略で出てくる、ユダヤ金融資本とか、国際金融資本とか言われる、これはよくわからないですね。
どうしてわからないかというと、経済学者がそういうのを積極的に書いてくれるといいんですけども、言わないんですね。
例えばどういうことが行われるかと言うと、銀行が自分でお金を作るものですから、それの大元締めみたいな国際金融機関みたいなものは、かなり膨大なお金を左右できるんですよ。
世界を支配する国際金融機関
今では、1つの国家より多くのお金を左右できるんですね。
そうしますと、まずじゃんじゃんじゃんじゃんある理屈をこねて、お金を世界にばらまくんですよ。
そうするとみんな景気が良くなりますよね、自分の懐にお金が入るから。
物を買ったりして株も上がるんですね。
株が上がった時に、お金をどんどん出せば株が上がるので、株とかその他の何でもいいんですけど、資産が上がっていくので、そこで自分の持っている銀行関係者というか金融機関関係者が、それを売るんですよ。
そうすると例えば仮に言えば、バブルの時だけをとれば、3万円で株が売れる、売っておいて、市中の株を引き上げるんですよ、どんどんどんどん。
これもできますから、金融機関が。
それでどんどんどんどんお金を引き上げたら、みんな懐にお金が無くなるので、支払いが滞ったりして、突然不況に、恐慌状態になるんですね。
今度はそこでダーンと下がった株を買い戻すんですよ。
そうすると、自分がお金さえ持っていれば、金の量を上げたり下げたりするだけで大儲けできるんですね。
世界恐慌を起こした国際金融機関の手口
これは架空のことではなくて、例えば読者の方からもいろいろサジェスチョンが来て、ちょっとお話ししますと、例えば1929年の世界恐慌。
世界恐慌の時は、読者の方の情報によると、アメリカの連邦準備制度理事会、日銀みたいなものですね、そこがドルを恐慌の前16ヶ月で62%増やした。
それだけ金を出せば、好景気になっちゃって、アメリカ人は陽気ですから、ローンを組んで株を買ったりして、どんどんどんどんやるわけですよ。
そうすると、しかしそこには24時間コールローンというのがあって、銀行から返済要求があれば、24時間以内に金を返さなきゃならないというそういう約束になっている。
ところが金がだぶついているのでそんなことは別にいつでも大丈夫だよと思っていると、今度は一斉に金を市中から引きあげ始めるんですよ。
そうするともう金が手元にないので、どうしても投げ売りして、1929年の大暴落が起こるわけですね。
そうすると、多くのたちは株も家も債権も全部失うわけですが、それを今度買い取ったのが、金融の方だと。
すると結局、金融は株とか家とかを高くしておいてそこで売って、暴落して株を買うということで、ものすごいを巨利得るわけですね。
国際金融機関が株価を操作する手口
これは別にアメリカばかりでなくて、僕はこのことを自分で体験したというか、そうだなと思ったのが、今から20年か30年前の、各国の通貨危機の時ですね。
あれおかしいな、と思ったことがあるわけですね。
そういうことがたびたび行われる、つまり上げたり下げたり上げたり下げたりしているうちに、上げたり下げたりを自分でできるわけですから。
今私たち、日経平均の日本の株価は2万円ですよね。
これが上がるか下がるかって、僕らはわかんないんですよ。
ところが日経平均株価を左右できるくらい金を持っている人がいれば、まず少しずつ少しずつお金を出して日経平均を上げて、もうここらで金を引きあげようという時に高値で売って、例えば2万5千円ってなっていたら2万5千円で売って、それでバーッと引き上げると、
もうみんなが株を売ったり返済したりできなくなるので、ワーッと暴落する、そして1万とか1万5千円になった、そこでまた買い足すと、これを日常的にできるような人というのがいるんですよね。
主には大手の金融機関というか、銀行は私、割合と信用していて、銀行員が正しく働けば、日本のいいところにお金を出しますから、日本はいいわけですね。
ただ今私がこう言うのは、知識人とか経済学者が、この大きなことについてほとんど書いてないんですよね。
つまり、景気を故意に上下させて、相場を故意に上下させて大きな巨利を得るとか。
企業の自己資本比率が高い事はいい事なのか?
それからこの前ある人に聞いたんですけれども、例えば企業が自己資本比率が高いことがいいことだといっている人が知識人でいるんですけど、それ本当ですか、逆みたいですけど、と言ったら、ちゃんとした人なんですけど、逆ですと言ったわけですね。
じゃあそれ言っていいですかと言ったら、ちょっとね、という感じなんですね。
NHKや朝日新聞や経済学者がつく難しい嘘
つまり、NHK、朝日新聞に代表されるんですけれども、知っている人が難しいウソを言うと、なかなか、我々は一生懸命働いては損する、働いては損するということを繰り返すんじゃないかと思うんですね。
特に経済の本を読みますと、この人知ってるんじゃないかなと思っていることを、違う表現で書かれていることが多いんですね。
そのためだと思うんですけど、そういう、背景に嘘をついているんだという感じがあると思うんですけど、経済学の人とか経済評論家は、非常に攻撃的なんですよ。
あれだけ攻撃的だということは、やっぱり自分の言っていることの中に嘘があるんでしょうね。
それが指摘されるんじゃないかと思って、非常に極めて強い調子で攻撃してくると。
経済学者はだいたい攻撃的なんですね。
経済評論家もそうですけど。
もう少し経済学者、経済評論家が穏やかな口調でものを言うようになったら、その人は嘘をついていないと、こういうことになるんじゃないかと思うんですね。