武田邦彦 中国経済が一向に崩壊しない理由!資本主義と共産主義の崩壊の仕方の違い!

中国経済崩壊と言われてはや10年

中国の経済が崩壊すると言われて、もう10年くらい経ちますね。

経済学者の多くの人がですね、中国経済の崩壊というものを本なんかを書かれまして、かなり売れていたと思うのですが、いつ崩壊するのかと。

現在ではもっと危ない状態に陥ってですね、不動産投資、特に不動産投資が行き過ぎているという事やらですね、それから債務が、不動産は建てたけれども、それを返せないと、焦げ付いてしまうというのが一杯あるというような事とかですね。

それから、こういう不況の中でも、内需を拡大しなければならないという事で、中国では沿岸部の鉄道は、高速鉄道はまぁまぁ計画が進んでいるものですから、中部地区の高速鉄道をこれから始めるという事なのですが、

元々高速鉄道はですね、赤字が非常に続いているという事でですね、これからどうなるかという問題があるわけですね。

それで、今でもですね、もう中国経済の崩壊は秒読みに入ったと言われております。

経済というのはなかなか分かりにくいもので、私もこう科学的な見地からですね、一生懸命考えているのですが、なかなかその時期を予測するという事は、難しいといえば難しいんですね。

資本主義ではなぜ経済が崩壊するのか?

ただ、我々が考えなければいけない事はですね、なぜ共産主義ではなく資本主義の中で、経済が時々崩壊するのかという事なんですね。

遠くは1929年のブラックマンデーの崩壊がありまして、アメリカではですね、失業者が25%になって、本当にこう、なんというのでしょうか、もう食べるにも食べられずというような人が増える。

4人に1人が失業ですから、これはもう大変な事になったわけですね。

そのブラックマンデーの恐慌によって、共和党が全くダメになり、その代わりに民主党が出てきて、民主党の中にソ連のスパイが随分と入り込んでいたものですから、結局、ルーズベルト大統領の政策がですね、反日政策になって、それが大東亜戦争を呼んだというふうに、非常に大きな変化があったわけですね。

その後、最近ではリーマンショックがありました。

なぜ、資本主義の国がですね、経済が崩壊するのかというとですね、私は全く普通の経済学者が考えているのと違うんですけど、経済というものはですね、崩壊も何もしないわけですよ、本来は。

なぜかって言いますと、経済というのは、日本国民の豊かさの指標みたいなものなんですね。

ですから、その国の人達が努力をしなくなると、まぁ、少しずつ下降したり、あるいは崩壊はしなくても、経済指標というものが落ちてくると思われるんですね。

ところが日本人のように、全く努力を怠らないと、永遠と怠らないわけですね。

改善の一途を辿る日本人

日本人の場合は、毎日毎日、改善の一途を辿っているわけです。

最近のここ20年、まぁ、景気がいいとか、景気が悪いとか言っていますが、給料が上がらないという面もあります。

給料が上がらないとかですね、そういうのは何かというと、外国との黒字幅が、350兆円もあり、企業内蓄積が、400兆円もあるにも関わらず、それを働く人に還元していないという問題が、一番多いんですけれども、

しかしですね、いくらそのお金、700兆円なら700兆円がですね、国民に還元されなくても、国民の努力というのは続いているわけですね。

日本国民は、そんな事に全然へこたれずに、日々ですね、改善しているわけです。

例えば、食料もスーパーに並んでいる食料ですね、これもどんどんどんどん進んでおります。

それから、レストランなんかとか、食堂の食事ですね。

これはもう前から見ればもう、考えられないほど美味しいものが、同じような値段で提供されております。

お酒もそうですね。

ビールとかの値段はあまり変わりませんが、その他の日本酒の品種改良、味の良さなんていうのは、もの凄くいいわけですね。

それから電車は、割合と頻繁に来るようになり、かつ、どの車にもクーラーが入り、駅にはエスカレーターがつき、エレベーターもつくと、そういうような状態ですね。

ほぼ、バリアフリーになって、どこでも重たい荷物を抱えて行けるようになる。

それから、車もですね、改善に改善を重ねておりまして、全体的には少し車の値段は高めになりつつありますが、それでもクオリティは非常に良くなった。

私なんかは、一つの車を長く使う方はものですから、もうこれ、申し訳ないんですけど、12年以上使っていると思うんですが、ますます快調というような感じなんですね。

家もですね、家もまぁ、十分ではないのですが、マンションなんかを見てもですね、非常に発達が早いんです。

それから、住宅展示場に行ってみるとですね、私が昔若い頃に買った住宅展示場の内容から見れば、格段に改善されております。

もちろんこれはビルとかホテルとか、そういうような建物もですね、もの凄く良くなっていますね。

これは当たり前で、国民が絶えまざる努力をしているわけです。

経済成長は2%で一定

私は昔から、経済成長は2%で一定だと言っているんですけどね。

2%で一定だと言っているのは、日銀の2%と違って、人間の改善というのは、常に毎年日本人の場合は2%、もしくは調子が良ければ4%改善される。

それはですね、値段に反映しない時もあります。

つまり例えばですね、もっといい食事を作るようになっても、値段は700円で同じとか、車は200万円の車が良くなっていくという事があるんですね、もちろん現実に合っているわけですよ。

それから我々はその他にAI化されますね、IT化、電子化されます。

それによって、好きな所にナビで行けるし、最近では特にスマホに打ち込まなくても、音声で行けるとかですね、非常に便利になって、効率的になり、楽になったわけですね。

テレビを見なくても、ネットでいつでもニュースが見れる。

こういった進歩はですね、実は非常におかしな事には、経済のGDPの中には入っていないんですよ。

経済学者を別に非難をするわけでは無いのですが、経済学者は全然、国民の質的な経済の向上というのは計算に入れていなくて、お金だけなんですよ。

100万なら100万で、いつまでも100万で、経済成長は0なんですけど、そんな事は無いんですね。

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