外国人移民受け入れを強行する竹中平蔵
昨日の国家戦略特区諮問会議で、外国人起業家と労働者の受け入れを特区で先行させることが提案されました。(2014年5月)
提案したのは元総務大臣の竹中平蔵さんたち民間議員でして、これまで認められていなかった家事・育児の 分野でも、外国人労働者を受け入れると言うんですね。
で、この特区の中には、大阪、京都、兵庫の関西圏も含まれていますので、私たちにとっても非常に身近な問題に、これなってきましたね。

そうなんですよ。
あのね、これ外国人の受け入れっていうのは、実は既定路線だったんですね。
さっきちょっとだけVTRに出ていましたけどね、竹中さんは、早く議論を始めなければどころではない、実はもう昨日の会議で、この4人のですね、わずか4人のですよ、民間議員が、
「はい、これでどうですか」と。
「特区で」と。
で、実はVTRでもちょこちょこ出て来るかもしれないですけど、インタビューの間中にね、何度も「ちょっと特区でやってみるとかね」という事を何度も仰っていた。

そのインタビューというのは、1週間くらい前のですか?

えっと、5月の始めですね。
連休中です。
その時は、もう決まっていたんです。
で、とにかく問題が色々と予想されるから、早く話し合いを始めないといけないんだよという事を随分と仰っていた。
もう出来上がっていたじゃないですか。
やっぱり、竹中さんは政治家ですねぇ。
そういう気持ちでございます。
竹中平蔵の外国人移民1000万人受け入れ構想

小泉内閣では大臣を務め、構造改革の必要性を訴え続けた竹中平蔵氏。
現在はアベノミクスを推進する国家戦略特区諮問会議の民間議員で、外国人労働者の受け入れ拡大に前向きな立場です。

ヨーロッパ諸国、例えばドイツであるとか、そういう所がそうであるように、これが始まりとして実質上は何十年かのスパンで見れば、移民になって行くというような懸念については、どういう風にお考えですか?

懸念は当然、繰り返しますけどあるんですけども、そうならないように、つまり一回来てですね、こちらに来た人がしかるべき成果を上げて、所得を稼いでちゃんと母国に帰って、母国でまた貢献して貰えると。
そういうような仕組みをちゃんと作るという事ですよね。

外国人労働者を受け入れる理由として、竹中氏が強調したのは、日本の人口減少です。
内閣府によると、子供や高齢者を除いた働ける人の数、15歳から64歳までのいわゆる生産年齢人口は、2012年の時点で8017万人でした。
それがおよそ50年後の2060年には半減し、今からおよそ100年後には、4分の1の2000万人まで減ると予測されているのです。
内閣府の資料より
嘘つき竹中平蔵による売国の手口

これはやっぱりいかにね、日本の人口減少というのが中期的に見ると深刻な問題かという事を意味していると思うんですね。

竹中氏はその上で、働き手が集まりにくい職種では、特に外国人の力が必要だと言います。

最低賃金で、家事をやってくれる人が日本にどれだけいますか?

なるほど。

という問題でしょ。
で、現実問題としては、例えばさっきの道路工事の話なんかもね、その今何万円も出しても人が集まらない状況なわけですからね。
そこはまぁ現実をちゃんと見れば、ある程度のやはりそういう助けがあれば、必要だと私は思うんですね。
例えばですけどね、例えばそれを特区のような枠組みを使って実験的にやってみるというのも一つかもしれません、ね。
そういうやりかたもあるかもしれません。

問題点も具体的にもう少し浮かび上がるだろうと。

そういう事ですね、そういう事ですよね。

本当にその賃金が、日本人の賃金がまた上がらなくなるんじゃないか。
あるいは、日本人が職場から締め出されるんじゃないか。
そういう方たちからすると、竹中先生のような方は、全くそういう所は考えてくださらないんじゃないかというね。

そういうラベルを貼ってね、ラベルを貼って反対をするわけですよ。
今まで、働く機会が無かった女性が、そのゲストワーカーが家事をやってくれる事によって、今までと違う形でより高い付加価値のお仕事が出来るわけですから。
逆に、今までとは違う付加価値の高い仕事をやって行かないと、

しかし、日本の社会全体を見ますと、だいたい1憶人以上は今の所は人口がおりますよね。
そうすると、その全ての人が、まぁいわゆる先生が仰るような高付加価値を生み出す仕事につける社会なのかどうかという。

考えてみればね、私たち普通の仕事、普通の仕事って言いますけど、この10年、20年の間に、いわゆる普通の仕事の内容はもの凄く難しくなっていますよ。
例えば、普通に今までは書類を書いていたものがですね、ちゃんとパソコンを使って、エクセルを使って、ワードを使って綺麗な文書にして、それをメールで送って、更にそれをですね、パワーポイントで編集して、
それを事務の方は、普通にやっているわけでしょ。

そうですね。

でしょ、でしょ。
だから私たちは、それが付加価値なんです。

なるほど。

だから、そういう事を今までもやって来たし、これからも頑張ってやっていきましょうという事ですよ。

あれが、さっき仰いました5月の上旬でしたっけ?

上旬です。

言ってましたね、竹中さん。
特区について。

特区、ねぇ。
まぁ、あのこれはね、出来上がってた事なんですね。
まぁちょっと私も騙されたなぁって感じなんです。
というのは、1時間ほどお話を伺った中でですね、
「いやいや、まだまだこれから問題が予想されるんだから、沢山話し合いをね、すればいいんで、早く始めた方がいいんだ」って仰っていたけど、なんだ出来てたんじゃないですかと。
という事なんです。

これは、ずっと前から決まっていた事なんですね。
まさに進めていたんですね。

はい、そうですね。
これね、私ね、非常に既視感があって、どっかで見た政策だなと思いました。
これはね、2008年に当時の自民党政権の国家戦略本部。
これも、竹中さんが多分仕切っていたと思いますけど、
この時に移民1000万人受け入れ構想というのがあったんです。
これは反対意見が強くて、その時は成し遂げられなかった。
これの焼き直しだという気が致しますね。

移民1000万人というと反発があるけれども、

あったので今回は、言い方を変えて、
「移民じゃないよ、移民じゃないよ、移民じゃないよ」
と言って、そして特区でと。
そして最初は、その外国人を、まぁ高度な人もいれてと、こういう風な事で多分。
しかし、なかなかね国民もそう簡単にはね…はい。
騙されない。
2014.05