スパイが簡単に国会議員になれる日本
ケント・ギルバート
アメリカの憲法ではですね、上院議員は帰化してから９年、下院議員は帰化してから７年という事が憲法に書いてあるんですよ。
北村晴男
それは９年経たないと？
ケント・ギルバート だから、そうです。
帰化してから、９年経ってないと立候補出来ないんですよ。
ですから、当然ながら、国籍は公開するし、もし帰化した人であるならば、いつ帰化したかという事は、当然公表するわけです。
公表しない限り、立候補出来ないんですよ。
これぐらい、だって国が出来た意味はですよ、だってみんなどこかかから来ているわけですから、この新しく出来た国に対しての、忠誠心を持っているのかどうかというのは、非常に判断しにくいものがあったと思うのね。
ですから少なくとも、９年間はずっとこの国の市民であったとか、７年は市民であったとかという事が、条件として、憲法の最初に書いてあるんだもん。
北村晴男
なるほどね。
ケント・ギルバート
日本の場合は、なんか帰化してすぐ出来るみたいですね。
北村晴男 帰化するとすぐ立候補出来ますね。
日本人であることしか要件でないので、日本人になって何年経過しているという要件が無いと思いますね。
ケント・ギルバート
じゃあ、僕がこれから帰化したら、すぐに参議院選に出れるんですか？
北村晴男
出れますね。
ケント・ギルバート
今年の？
北村晴男
はい。
ケント・ギルバート
どこから出ようかな？
北村晴男
帰化申請しているんですか？
ケント・ギルバート
していないです。
北村晴男
してないでしょ。
ケント・ギルバート
してないんだけど、していないけれどもね、おそらく１年くらいで通ると思うよ。
北村晴男 この当たり前の事がね、今まで行われていなかった。
足立議員が言って初めて議論になったんですか？
前から議論になってました？
ケント・ギルバート
二重国籍というのはなっていましたけど、帰化してから、云々というのは無かったですね。
北村晴男 これは、我々国民の怠慢でもあるし、政権政党である自民党の怠慢でもあると思いますよ。
やっぱりこれは、大事な事ですよね。
維新の議員に言われて初めて、ちょっとだけ議論になって、でも議論が萎んでませんか？今。
あまり議論になっていませんよね。
司会 男
そうですね。
北村晴男
なぜなんですかね。
ケント・ギルバート
それはだって、帰化してすぐなった人がいるから。
北村晴男 なっても構わないですよ。
そういう法制度ですから。
ただ、そういう人は、本当に日本の事を思ってんのという議論に対して、正々堂々と答える義務があるんですね、はい。
そのために、これは開示しなければいけないわけですよ。
