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財務省の税制均衡論を真っ向から否定したれいわ新選組
見落としてはいけないのが経済論なんですよ。
私もそう思っているんだけど。
実は、自民党とね、枝野の立民っていうのかな、立憲民主党とか、そういう既成の政党というのは、実はその財政均衡論というかね、財務省のそういった経済論ね。
20年やって全然成長も出来ないような失敗を全く認めていない所なんですね。
つまり、れいわ新選組のその新鮮だったのはね、いわゆるそれに対して真っ向からいいんだと。
そんなものは、財政均衡なんて嘘だと。
とんでもないよと。
あんなもの、どんどんやったって大丈夫なんだと。
破綻なんてしないという事を断言した。
つまり、本質的な意味で言うと、経済論で言うと、経済ってほんとみんな関心を持っているんですよね。
その人たちに対して、大丈夫だと、あれは嘘だと誰が言いました?
今までの既成政党で。
そこが絶対に見落としちゃいけない。
だって非常にはっきり言うと、MMTって難しそうに見えますけど、そんな難しい事は言っていないし。
現象面を見たらね、消費増税を止めりゃあいいんだと。
どんどん財政出動してね、やればいいんだというような形だから。
それでみなさんを救うんだっていう形になればね、それは乗っかるわけですよ。
このね、20年間の経済政策の怠慢というかそういうものをもろに言い出したのは、共産党でも社民党でもなんでもなかった。
れいわ新選組だったんですよ。
私だって、すごく危険性をずっと言っていて、批判されていますけど、良きところとか、そういう部分、本質的な所は見なければいけないと思うんですよね、これ。
経済政策の失敗で日本を20年間衰退させた自公連立・民主党政権

その通りで。
結局20年間、経済政策、大失敗だったわけですね、この国は。
藤井先生の作っている表を持ってきましたけど
これ、経済討論では藤井先生がよく使っている表ですけど、この20年間の経済成長の率、ランキングですよ。
日本は断トツの最下位なわけですよね。
もう、日本だけマイナスなわけですよ。
他の国は軒並み成長しているのに、日本だけマイナス成長だと。
これが、20年間の日本の経済政策の成果なわけですね。
で、もう一つ見せると、
これが、日本経済が世界の中で占めるシェアなんですよね。
かつては17%もあったのに、今や5%、6%くらいになっていると。
3分の1くらいに国力は小さくなっちゃっているわけですよね。
このまま放置してたら、2040年には2%くらいになってしまうだろうと。
日本を先進国から脱落させる安倍自公連立政権

もう、とても世界の中で、先進国ではいられない。
もうすでに先進国では無くなりつつあるわけですよね。
ところが今の既存の政治家は、与党も野党も含めて、こういう危機感を全く持っていないわけですよ。
これは極めて重大な問題です。
これ、マスコミもそうだと思いますよ。
マスコミもこの事について、きちんと指摘しているマスコミっていうのは、ほぼ皆無ですよね。
それでなんとなく、日本はまだ先進国だし、国防をしっかりしなきゃみたいな事を言ってるけど、やっぱり経済こそが国防ですから。
経済が強くしなかったら、国防なんて出来ないわけですよね。
で、この20年間、じゃあどうだったのかと。
結局、与党も野党も同じ方向で緊縮財政で、規制緩和、グローバル化の下、ずーっとやってきて、大失敗しているわけですよね。
この事に対する反省を、まず今回の選挙をきっかけにね、与党も野党も含めて、政治かはしなければいけない。
このままだと自民党はれいわ新選組にやられる

で、本当に僕ね、今回の選挙は、もの凄く危機感を持ってますよ。
本当にやられますよ、このままだったら。
もう取られてしまう。
向こうに。
先生も仰る通り、バックボーンにどんな人がいるか分からないけれども、少なくとも経済政策は、今回彼らのいう事は正しい。
で、キレイごとばっかり言っているって言うけれども、あれ全部実現可能ですから。
消費税ゼロっていうのも可能だし、奨学金チャラっていうのも可能だし。
可能な事を並べています。
で、僕らは自民党の中で、これを言って来たけれど。
もっと先人たちは、言ってきている人は一部ではいるけれど、自民党の政策には、今までなってこなかった。
自民党は本当は変われたんだけれども、変われないで今まで20年間やって来たものを、今もずっと続けようとしているわけですよね。
これ、極めて大きな危機的状況にあると思いますね。
で、本当にこう社長なんかはこういうチャンネル桜という番組をやって、保守の力を強めようという事でやって貰ってますけれども、結局じゃあそれが政権の方に伝わっているかと言ったら、残念ながら伝わっていないわけですよ。
今まで、こう一生懸命やって来ても。
全然全く伝わらないで、今まで通りの事を、はっきり言って平成の時代はほぼほぼ間違った政策ばかりをやっていた時代だったと僕は思いますけれど、これが全然伝わらない。
令和になって、これを変えなければいけないですよね。
大きく政策を転換しなければいけない。
平成の時代は間違っていましたよね。
という事を総括しなければいけない。
その一つの大きなきっかけに、今回の選挙がなればいいし、山本太郎という存在が、その一つの触媒みたいになればいいと思いますけれど、
これをこのまま軽視して、まぁ、例えば彼は左翼だからみたいな事で、ちょっとそういうジャンル分けをしてしまうと、相当痛い目に会うなと思いますね。
経済論で正しい事を主張したのはれいわ新選組だけ

だからね、私はその左と右で分けるつもりはないけれども、本質的には今、経済論ですよ。
一番正しいというか、本質的な事を言ったのは、彼らしか規制の政党の中で無かったんです。
で、それは訴えるものはあったんですよ、確かに。
で、もう一つ言うと、私ね、安倍政権が誕生する時ね、第一次の時もそうだったけど、先頭を切ってやった覚えがあってね。
でも、あの雰囲気とちょっと似ているんですよ。
実は、希望が無い時は、安倍だけはなんとか、戦後レジームの脱却とかね、一応日本を取り戻すとかね、言ってたわけだから。
で、勉強会なんかやっても、そういう事を仰ってたからね。
じゃあやろうかというね。
今そのスタートの雰囲気は、秋葉原で今回なんか力なく小旗を振った青年たちが随分多かったんだけど。
でもね、あの当時の安倍政権と言うかな、あれを誕生させようというね、あの雰囲気は似てたですよ。
渋谷の山本太郎のあれは。

だから安倍政権が政権を取り戻した時も、今の政策を変えるんだって言っていたじゃないですか。
アベノミクス第一と第二と変えると。
しかも、経済にしても財政出動するんだと。
今までは緊縮やっていたけれど、財政出動しないとダメなんだという事で、アベノミクスを打ち出したわけですよ。

1年はやったね。
国民は既に気づいている

1年しかやらなかったですから、だからうまく行っていないわけです。
だからやっぱり、そういう方向性を打ち出して、今までの事は間違っていましたよねというと響くんですよ。
実際、間違ってたわけだから。
だから、それをやっぱりこう今回はきちんと我々は受け止めてですね、それをちゃんと言って行ったら響くんだと。
やっぱり、国民を分かっているんですよ。
分かっている人は、確実に増えている。
僕らもMMTとか一生懸命広めて来て、日本の財政は全く問題がないんだと。
財政を絞りすぎているから、成長しないんだという事がある程度、社長なんかにもご尽力いただいて、浸透してきてますよ。
浸透してきているから、今回彼らが200万票取るという事に繋がって行ったんだろうと思いますけれども。
我々の努力は今、彼の方に取られているんですよね。
これが非常にまずいわけですよ。