トランプ大統領 対中政策を反省してる?
やっぱりトランプ政権の対中政策。
これが非常にこの。
この間、G7があって。
そういう意味では、イラン問題が語られたはずだし。
それから、あまり報道されていないけど、一番はやっぱり、香港問題も含めた中国問題。
対中政策を、欧米とどういう折り合いをつけるかとか、だと思うんですけどね。
これが非常に、一応、報道によれば、ジョンソン英首相と、トランプさんが、みんなの前で話して。
「俺、ちょっと対中政策を反省しているよ」
と言っていたと。
そうしたら、
「そうだね」
なんて気楽に言っていたなんて言うけど。
という報道がされているんですね。
で、対中政策を見直しするって言っているんだけど。
まぁ、私は別の番組で、こんなの目の前でね、記者の前で2人話すなんて、こんなプロレスみたいなね。
芝居と思った方がよっぽどいいんじゃないのと。
これがバンバン報道されているんですよね。
出典:産経ニュース

そうですか。

対中政策の見直しがあるんじゃないかとかね。

その見直しというのは、今までのような…

もう少しソフトにしたいと。

あぁ、そういう事ですか。

だから、押したり引いたりはあってもね。
私は前にも大使とお話したけれども、中国っていうものの今のあり方だったら絶対にね、手を緩めるって事は基本的には無いと。
追いつめて行くだろうと。
だから、ジグザグはあっても、と思うんですけど。
それをなんか、本当にね、まともに受け取っちゃう。
記者の前でやったって言うんですね。
ああいうプロレス好きな人ですからね。
中国が非常に気になる日米関係

それはね、非常にある意味で、勘ぐれば色々勘ぐれるんですがね。
私は時系列的に正確かどうかは別にしてもね、日米貿易、大筋合意したでしょ。

はい。

そうすると中国がね、交渉をやりましょうって言って来たんですよ。
だからね、それは非常に面白いなぁと思って。
中国はもの凄く日米関係を気にしているわけですね。

そうですよね。

それはもうモロに米中関係に跳ね返りますからね。

はい。
首脳会談は元々官僚が書いた作文

そういう事でね。
この間、そのサミットの討議そのものはね、ああいうマルチの会議というのはあまり意味が無いんだと思っているんですね。
メディアはね、首脳宣言が出なかったのは初めてだとか言っていますけど、元々、官僚が書いた作文ですからね。
首脳宣言というのは。
首脳がもう自由に議論を実際は出来ないようになっている。
それを、自由にやったのか。
ジョンソンさんとか型破りな人が沢山いてね、勝手にやったのかはともかくとしてね。
顔を合わせて、自由に話すんで、それでいいんだと思うんですね。

した可能性がありますよね。
そういうのを自由にやった可能性はありますよね。
トウモロコシ購入は中国に対する当てつけ

さっきのは、プロレス的なあれかもしれないけれども、中国にとってみれば、ちょっと真面目にやれば、少しは手綱を緩めてくれるんじゃないか、という事もね、日米合意と共にね、彼らはまた動かしているんだろうと。
ところがね、それで私はトランプさんはそんなに簡単にね、妥協はしないと思います。
だって、日本は安倍さん、トウモロコシを緊急輸入致しますけどね。
あれは、中国に対する当てつけですね。
中国が拒否したって、アメリカは困らないという事を言ってるわけですね。

それはちゃんと協力をしているんですよね。
それはなかなか面白いと思いますね。

それは協力していてね。
トランプ再選に対して、大きな塩を送っていますよね。

中国にとって、圧迫は感じるでしょうね。
中国共産党一党支配の終焉

私はね、中国についてはね、水島さんの方がむしろ慎重にというか、多角的に見ておられるのかもしれませんけど、私はもうトランプなり、アメリカのディープステートも含めてね。
アメリカのそういう意味ではメインの考え方は変わっていないと。

そうですね。

つまり、これは共産党支配はもう止めると。
潰すと。
だから、中国の市場をね、彼らにとって最も有利に利用するにはどういう体制がいいかという所から発想が出ているんだと思いますね。

そう思いますね。

そう思うと、共産党支配ではね、あのマーケットはね、自分達が期待したほどの利益がもう得られなくなったと。
今までは良かったんです。
つまり、無理やり買い上げたり、環境を無視してね、垂れ流して。
それは、共産主義の独裁政権だから出来たけれども、これからは出来ない。
そういうメリットが無くなったんでね。
そうするとどうなるかと言うと、やっぱり共産党が中国経済を握っていては駄目だと。
そういうね、政党が。
だから、そこを自由にさせるという事なんじゃないかと思いますよ。
私はね、中国はもう崩壊というかね、中国共産党はもう崩壊のレールに乗っていてね、これが変わる事はあり得ないんだろうと。
彼らはね、ここから先はまだ確信をもっては言えないですけれども、彼らはもうね、戦前の中国を想定していると思います。
4つか5つくらいに分裂、事実上ね。

バラバラにね。
軍閥がこうね。

そうそう。
それで、彼らのね、利益が上がるんですよ。
その方が。

そうなんですよ。
共産党の一部のこういう居残りとか解放軍の親分たちがね、やると、意外と自分達さえよければいいってなりますからね。

そうそう。
それの方が効率的であったりしましてね。
で、仮にもね、一党支配でなくなればね、少しはね、中国の人のなんて言いますかね、ビヘイビア(行動・態度・振舞い)もね、変わらざるを得ないというか。
だからね、別に戦前のような体制に戻ってもね、何も世界はマイナスにならないという気がするんですね。