アルケゴス問題とは?わかりやすく解説!ビットコイン・リップル爆上げ!今はバブル?

アルケゴス問題とは

そして今回起きたのは、アルケゴス問題。

アルケゴスというは、ビル・ファン氏という韓国系アメリカ人が作った会社で、かつてタイガー帝国と呼ばれる大ファンド。

そのアジア部門である、タイガーアジアマネジメントの創業者が、ビル・ファン氏でもありました。

しかし、2008年から2009年にかけて、機密情報を下に、中国銀行と中国建設銀行の株式を売った事が分かり、インサイダー取引で、巨額の罰金を受ける事になりました。

このような金融犯罪に関わった場合、証券取引等の免許が停止されるなど、将来的にファンド事業が出来ないようになってしまいます。

しかし、ファン氏はこれを行っていたわけです。

それは、脱法行為とも言える方法でありました。

金融犯罪を犯せば、他人のお金は扱えません。

それに対して、自ら投資するには問題がありません。

ですから、ファンドではなく、ファミリーオフィス。

個人の資金。

また、個人や友人など、身内の資金だけ扱うファンドとして、アルケゴスを設立したわけです。

これによって、アメリカの金融当局の規制から逃れていたと言えるでしょう。

そして、特殊なトータル・リターン・スワップという金融技法を使う事によって、自らの資産が無いように見せかけていたわけです。

トータル・リターン・スワップとは、投資家の依頼で、銀行が株式を購入し、資産として保有し、そして銀行はそれを担保に、債権を発行し、融資先から資金・金利を得るわけです。

その担保にした債権を持っている人は、その債権を下に、市場において売買を行う。

つまり、保有者は銀行であるが、実質的な保有者、実質的な売買をしているのは、その依頼者という事になるわけです。

今回の場合、アルケゴスという事になります。

しかし、担保が株式である場合、株が下落した場合、当然それに見合う追い担保、マージンコール、追証というものが掛かってきます。

これを払えない場合、全てのポジションが強制的に清算される事になってしまうわけです。

今回のケースでは、それが発生しました。

しかし、株式を持っているのは、ファン氏ではなく、銀行という構図になっているため、銀行はその持っている株式の売却を迫られた。

そして、購入資金と売却額との間において、巨額な損失が出てしまった、という構図です。

資産額で言えば、1兆円以上。

ポジション、いわゆる株式の持ち分で言えば、5兆円以上の取引が行われていたとされています。

このような金融犯罪に関わった人に、5兆円以上の与信を与えていた銀行。

そこに大きな問題があるのだと思われます。

確かに、ファン氏の手法は脱法的ですが、これは金融機関の協力なしでは出来ません。

リーマンショックの後の混乱を受けて、世界中の当局は、銀行や証券会社に対する規制を強化して来ました。

アメリカにおいては、ボルカールールという自己取引の禁止。

自ら証券会社がポジションを持って、売買する事を禁止するルールまで作られたわけです。

しかし、その法の穴を使って行われたのが、今回の金融犯罪とも言えるアルケゴス問題であり、現在、アメリカの証券取引委員会は、これに対しての捜査を開始しております。

また、アメリカの財務長官は、ヘッジファンド等に対する規制を強化するとも言っています。

未だ開けられない巨大なパンドラの箱

しかし、まだ開けていない巨大なパンドラの箱は、世界には1つあります。

それは何かといえば、中国である。

中国の売り上げ、資本、企業の実態。

これが、全く分からない。

粉飾だらけではないか、と言われているわけです。

その窯の蓋が開いたとき、世界は大混乱に陥る事になるでしょう。

だからこそ、大きすぎて潰せない問題として、誰もがアンタッチャブルの存在として、触らないようにしているとも言えるわけです。

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