中国で更に進む反日教育!中国で進む現代の文化大革命!ゲーム規制の波紋!渡邉哲也

中国で進む現代版文化大革命

中国で進む現代版文化大革命というお話をさせて頂きたいと思います。

この所、国民への自由の抑圧を拡大して行く中国。

国営通信社、新華社がゲームを強く批判しました。

これを受けて、最大のゲーム会社であるテンセントは、ゲームへの規制を強化すると発表。

テンセントの株価が暴落するという事もありました。

国営通信社とされる新華社ですが、ある意味国営であり、中国政府の広報部門でもあります。

この為、アメリカでは中国政府のエージェント、工作機関とされているわけです。

中国政府はここに来て、教育分野への介入を一気に強めました。

数年前から、人文系大学では、歴史や文学などに関しても、中国共産党を否定する弁論が規制され、研究者が拘束される事態になっています。

中国で進む歴史の見直し

また、歴史の見直しも行われており、習近平が掲げる正史、正しい歴史以外の教科書、そして文書などは焚書の対象になっているわけです。

当然これは、中国が定める国定教科書に反映され、国定教科書から少しでも逸脱すれば、教育機関等はその処罰を受けるというような事になっているわけです。

更に、今年の6月からは、外国人学校も禁止され、外国人による経営は当然として、外国のカリキュラムの受容も禁止されています。

その為、新学年が始まる今年の9月以降、日本人用学校を含む外国人学校をどのように運営するのか。

それとも、運営出来ないのか、というのが大きな問題にもなっているわけです。

そこに来て今回、教育規制が始まりました。

インターネットなどによる教育授業。

これは、国営教科書以外の教育を受ける事が可能な手段でした。

外国用教育や、教科書に無い分野の専門教育など、様々なカリキュラムが存在し、お金を払えば高い教育を受けられたわけです。

習近平は、これを完全に禁じました。

民間資本、営利目的の教育。

そして、外国人出身の禁止。

政府が認証していない外国人教師の禁止。

インターネットによる外国からのリモートなども禁止するという事になったわけです。

これにより、中国の教育は、中国政府が定めたもののみしか出来ない、という構図になって行くものと思われます。

カラオケに関する自主検閲

また、日本では殆ど報じられていませんが、カラオケに関しても自主検閲が始まっています。

中国でカラオケと言えばインターネットカラオケ、通信カラオケという事になるわけですが、通信カラオケ配信業者に対して、中国政府は一定の基準を満たさない楽曲を流してはならないとしたわけです。

一種の自主検閲を求めました。

禁止された楽曲の内容は、中国共産党を批判する物、外国を賛美する物や民主化運動に関係する物、不都合な人物、例えば台湾人歌手や、共産党に否定的な歌手の歌などであり、このような歌を自主的にカラオケ配信会社は、排除するように求めていたわけです。

そして今回、更にゲームへの規制も始まりました。

中国のゲームですが、配信前に中国政府から検閲を求められています。

つまり、中国政府に不都合なゲームは許されていません。

しかし、ゲーム会社は当然売りたいが故に、中国政府のガイドラインの穴を突く形のゲームを多数配信して来たわけです。

しかし、今回のゲーム規制強化により、そのようなゲームは、中国のインターネットゲーム業界から排除されることは間違いないでしょう。

これらの案件ですが、完全な文化大革命と言えるのだと思います。

このような問題、われわれ日本など西側諸国で大きく報じられていないだけであり、中国が何をしようとしているのか。

そして、中国の今の自由の剥奪、人権弾圧状況をよく表した事象であると言えるでしょう。

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