健康で長生き25の秘訣!健康長寿とは?食材・食事・睡眠・タバコ・小食・100歳・寿命 武田邦彦

必要なのは適正な血圧とコレステロール

コレステロールは必要ですから、血圧は高いほうがいいって言うんじゃなくて、血圧も適正血圧があり、コレステロールも適正コレステロールがあるということですね。

血圧ですと、だいたい健康な人の血圧を基準にすると、人によって差がありますから一律には決められませんが、150くらいがいいということが分かっていて、低くても高くてもそれは問題なんですね。

コレステロールもそうで、200から260くらいがよくて、あんまり低くなるとガンが増えたり脳障害、よく起こるような認知症なんかが増えるのは、これは当たり前なわけです。

これは人間の身体の構成からそういうふうに言えるわけで、調査もそうですね。

大規模調査、日本ドック学会なんかがやっている大規模調査でも、やっぱりそういうふうになっているわけですね。

それからもう1つ、このコレステロールには大きな問題があります。

人生を追い詰める医療業界の実態

それは、人生を追い詰める医療、コレステロールの原因となる脂分、卵、こういったものをとるのを控えなさいと医師は言ってきたわけですね。

これはもう人間の身体の構造を全く知らない、人の人生を追い詰めて、その患者さんが苦しむのを見るのが楽しいという、そこまで言ったほうがいいと思うんですよ、僕は。

私は普段からそういうことをあんまり言わないんですけど、そう言ったほうがいい。

なぜならば、例えばコレステロールが250で少し高めだと。

高いことないですよ、300としますか、300ならちょっと病的なんで、270としますか。

270で少し多めだから、先生が卵とか豚の脂とか控えたほうがいいよと言いますでしょ。

そしたらその人はもちろんお医者さんが言いますから、それを真に受けて、卵を減らし、豚の脂を食べないようにしますね。

するとその人が、従来は身体の20%が食品から入ってきて、80%を体内で合成していたんですが、食糧から入ってこないということになりますと、身体はコレステロールを必要とするので、90%作るようになるんですよ。

そうしますと、卵とか豚の脂が10%になっちゃうんですね。

昔は食品が20、体内合成が80だったものが、全体量は必要な分だけ作りますから、食品が10、それから体内合成が90になっちゃうんですよ。

それでもその人の病気が治ってるわけじゃないんですね。

応急処置として、食事の中のコレステロールをやめたにすぎませんから、そうするとその人の合成量が増えて、また270になっちゃうんですよ。

そうすると今度の270というのは、外部、卵とか脂が10%で、体内合成量が90%で270になりますでしょ。

そうするとお医者さんが、やっぱりもうちょっと減らしたほうがいいですねと言って、いよいよ卵と豚の脂を食べないようにして、外部からコレステロールやめにして、極端な場合ですよ。

そうすると体内で合成を100%しちゃう。

ところが身体は270にコントロールするように動くわけですから、コレステロールの270は変わらずに、全量を体内合成というようになっちゃうんですよ。

そうするともう改善のしようがないんですね。

人間の楽しみを奪いつくす医者の治療

つまり、お医者さんは何の治療もしてないんですよ。

もしも270がコレステロールが高めであれば、身体の中の検出装置がおかしければ検出装置を治療し、コレステロールの合成が行き過ぎるなら合成の抑制をしなければいけない。

抑制も、単なる抑制剤を与えるというのは応急処置で、合成が過剰である原因を取り除く、これが医療ですよね。

治療というものですね。

ところが、痛風でも全く同じなんですけれども、だいたいその人が好きなものを食べ過ぎる傾向があって、ちょっとコレステロールが高くなったりプリン体、痛風の尿酸値が高くなったりするんですね。

すると、好きなものをやめさせるんですよ。

好きなものをやめさせて、体内合成量が変わらなければいいですけど、体内合成量は増えますから、結局お医者さんのやっていることは病気も何にも治さずに、ただその人の人生を苦しめている、つまり好きなものを食べられないようにしている。

それで、結局その人はだんだんだんだん年を取るとともに、好きなものをどんどん食べられなくなって、例えばお塩はかけられない、しょうゆはかけられない、油っぽいものは食べられない、タバコは吸えない、好きなビールも牛肉を食べられないというふうに追い詰めていくんですよ。

追い詰めていった結果がその人の健康になるならそれは全然いいことなんですけど、そうじゃなくて、全く治療をしようという気がなくて、薬が売れるかとか、ちょっと私今日は過激になりましたけど、これが現実なんですよ。

本当に見てて可哀相だというふうに思いますね。

もうちょっとお医者さんは、厚生労働省はしょうがないけど、お医者さんはもうちょっと考えたほうがいいと思いますね。

嫁と姑はなぜ争うのか?

何回も議論をしなければならないことなんですが、従来嫁と姑というのはどうして争うのかというと、姑は自分の息子を手放したくない、嫁は自分の旦那だから何言ってるのという感じになって、嫁と姑は仲が悪いというふうに言われてきましたが、

現在ではもう小家族制になって、夫婦単位で生活をするようになり、お姑さんと一緒に生活をする嫁さんというのはほとんどいなくなった、その代わりに、実は家庭内のいざこざというのは相変わらずなくならないわけですね。

その主なものが、家庭中で夫と妻のいざこざになったわけですね。

つまり、今まで家庭というのはもともと嫁と姑のいざこざが多かったのが、それが嫁と夫の争いになったわけですね。

結婚してニコニコして毎日を過ごすのが幸福だし健康にもいいことは分かっているわけですが、せっかく小家族制になって、お姑さんは言ってみればおじいさんと住むということが多くなったにもかかわらず、残念な結果になっているわけですね。

これをちょっと考えてみたいと思います。

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