政治家よりも財務省が全然強いという現実
安藤先生からILCの話があったので、そこからちょっと重ねて申し上げると、ILCはですね、相当これを理解する政治家は沢山おられます。
で、様々な、自民党の中でも議論されていますし、国土強靭化だとか、イノベーションだとか、それからデフレ脱却だとか、地方創生だどか、更には、東北復興だとか色々な政治的な組織があってですね、色んな政治的なパワーがあってですね。
色々な国務大臣とかが、これをやるべきだとか言っていてですね、かなり日本の政界におけるエネルギーは、一定溜まっていて。
あの、ドラゴンボールの比喩でいうと、元気玉はですね、ILC元気玉は、れれなりにデカいんですね。
だけど、この体たらくなんですよ。
これ、どういう事かと言ったら、政治家よりも財務省の方が、全然強いっていう事なんですよ、これは。
そうだねぇ。
今の日本は学級崩壊状態
要するに、これはあの、僕は今の日本をどういう風に表現したらいいのかというと、僕は殆ど学級崩壊状態だと思います。
完全に学級崩壊で。
先生がきちんとガバナンスを統治していたらですね、凄い乱暴者がいてね、なんかもの凄い偉そうにしている奴がおっても、
「〇〇君、静かにしなさい」「ちゃんと授業を聞きなさい」とか。
あるいは、もの凄いスネ夫みたいな奴がいて、姑息な金を配ってなんかしても、
「こういう所でお金の話は駄目なのよ」
とかこう、女の先生かどいうかは分からないですけど、こうクラスがまとまって、ちゃんと授業が、秩序が保たれるんですけど。
今やね、その先生の力が、これは先生の力というのは、これはクラスにおける先生というのは、日本国家における政府なんですよ。
政治家なんですよ。
国権の最高機関たる政治家の国会なんですよ。
で官邸であり、なんですけど。
もう、先生の言う事を聞かないんですよ。
で、その体たらくが、この今の日本の最初に田村さんが仰ったような、日本が世界再開の成長率。
ドル建てで行くと、マイナス20%ですから。
で、シェアで考えると、ドル建てでないとシェアが出来ないので、シェアで行くとね、かつて18%あったものが、今は6%を切っているわけですから、日本のシェアって。
これは、なんでかって言うと、学級崩壊しているからです。
先生も言う事を全然聞かない。
そして、学級崩壊をすると、そこにはもう殆ど無法者状況になりますから、無秩序状況になりますから、力がものを言うんですよ。
殆ど、政府の荒くれもののような状況に、西部劇のような時代になっていますから。
そうすると、相対的に力が強いのは、当然ながら財務省になります。
各省庁との力関係で、圧倒的な格差が、当然あります。
その次に強いのは、やっぱりアメリカになります。
アメリカの意思というものは、当然ながらもの凄く影響が出てきます。
あとは、ポピュリストでうまくこう、民を騙すことが出来て、ツイッターなり、なんなりとかで、いっぱい色んな人を集める事が出来るような人達というのも、力を持つ事が出来ます。
そしてそこで、真面目な学級院長のようなやつとかは、いっつも体育館の裏に連れていかれて、ボコボコにシバかれたり。
それでもう、こうなったら学級院長やるのはできひんと。
殆ど僕の目には、日本政府というのは、コロンビアみたいな。
政府と麻薬組織やったら、麻薬組織の方が強いみたいな。
南米のね、コロンビア。