藤井聡 日本を20年経済停滞させた財務省がなぜ偉そうなのか?権力者が私利私欲でやりたい放題の実態!

政治家よりも財務省が全然強いという現実

藤井聡藤井聡

安藤先生からILCの話があったので、そこからちょっと重ねて申し上げると、ILCはですね、相当これを理解する政治家は沢山おられます。

で、様々な、自民党の中でも議論されていますし、国土強靭化だとか、イノベーションだとか、それからデフレ脱却だとか、地方創生だどか、更には、東北復興だとか色々な政治的な組織があってですね、色んな政治的なパワーがあってですね。

色々な国務大臣とかが、これをやるべきだとか言っていてですね、かなり日本の政界におけるエネルギーは、一定溜まっていて。

あの、ドラゴンボールの比喩でいうと、元気玉はですね、ILC元気玉は、れれなりにデカいんですね。

だけど、この体たらくなんですよ。

これ、どういう事かと言ったら、政治家よりも財務省の方が、全然強いっていう事なんですよ、これは。

水島総水島総

そうだねぇ。

今の日本は学級崩壊状態

藤井聡藤井聡

要するに、これはあの、僕は今の日本をどういう風に表現したらいいのかというと、僕は殆ど学級崩壊状態だと思います。

完全に学級崩壊で。

先生がきちんとガバナンスを統治していたらですね、凄い乱暴者がいてね、なんかもの凄い偉そうにしている奴がおっても、

「〇〇君、静かにしなさい」「ちゃんと授業を聞きなさい」とか。

あるいは、もの凄いスネ夫みたいな奴がいて、姑息な金を配ってなんかしても、

「こういう所でお金の話は駄目なのよ」

とかこう、女の先生かどいうかは分からないですけど、こうクラスがまとまって、ちゃんと授業が、秩序が保たれるんですけど。

今やね、その先生の力が、これは先生の力というのは、これはクラスにおける先生というのは、日本国家における政府なんですよ。

政治家なんですよ。

国権の最高機関たる政治家の国会なんですよ。

で官邸であり、なんですけど。

もう、先生の言う事を聞かないんですよ。

で、その体たらくが、この今の日本の最初に田村さんが仰ったような、日本が世界再開の成長率。

ドル建てで行くと、マイナス20%ですから。

で、シェアで考えると、ドル建てでないとシェアが出来ないので、シェアで行くとね、かつて18%あったものが、今は6%を切っているわけですから、日本のシェアって。

これは、なんでかって言うと、学級崩壊しているからです。

先生も言う事を全然聞かない。

そして、学級崩壊をすると、そこにはもう殆ど無法者状況になりますから、無秩序状況になりますから、力がものを言うんですよ。

殆ど、政府の荒くれもののような状況に、西部劇のような時代になっていますから。

そうすると、相対的に力が強いのは、当然ながら財務省になります。

各省庁との力関係で、圧倒的な格差が、当然あります。

その次に強いのは、やっぱりアメリカになります。

アメリカの意思というものは、当然ながらもの凄く影響が出てきます。

あとは、ポピュリストでうまくこう、民を騙すことが出来て、ツイッターなり、なんなりとかで、いっぱい色んな人を集める事が出来るような人達というのも、力を持つ事が出来ます。

そしてそこで、真面目な学級院長のようなやつとかは、いっつも体育館の裏に連れていかれて、ボコボコにシバかれたり。

それでもう、こうなったら学級院長やるのはできひんと。

殆ど僕の目には、日本政府というのは、コロンビアみたいな。

政府と麻薬組織やったら、麻薬組織の方が強いみたいな。

水島総水島総

南米のね、コロンビア。

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