安倍内閣の功罪
功罪の定義、1分だけお話を申し上げるとね、今日僕は、これまでの政権と比べて良ければ功と見ることもできるし、それであっても本当の理想的な宰相からすると罪だと言えることがあると、そういう意味で安倍内閣っていうのはこれまでの政権に比べたらマシな、というところはいっぱいあると。
例えば強靭化にしてもPBを緩和したとか、いろいろあると思うんですけど、この点に関しては、ベースラインから悪化していると思います。
これは大きな罪ではないかと僕はそう感じますね。
それこそ水島さんがおっしゃったように、天皇制からして、なにが国民なんだという問題に直結する話ですから、日本のアイデンティティの問題だと思います。
安倍政権による労働者の奴隷化
別に我々の国が、昔から海外から入ってくる人をシャットアウトしていたわけじゃないんですよ。
ちゃんとやって仲良くなれるようにやってきたんだけど、こういうような急速なものは極端でね。
もう一つ言うと、ある国会議員、これも自民党系の国会議員からも聞いた話だけど、183万人ですか、何万人。
残業やって、もっと仕事をやりたい、収入増やしたい、それからスキルアップをしたい、そういう法律があるにも関わらず、働きたい奴はいくらでもいるんですよ。
日本人で。
それでもう、なんか福祉だなんだっていうことで、残業カットみたいものやってね。
それで働き手も働く気をなくして。
けっこうもう、有名なデータで、今回14分野で外国人の方を受け入れるという議論なんですけど、そのきっちり14分野で、そういう残余労力があるということがデータで分かってるんです。
だとしたら、それをまず投入するのが筋だと思いますね。
それでも足らなかったら入れるという議論があるかもしれないですけど。
だけどね、そういうことをやらないままに入れちゃうっていう、それで国柄が変わっちゃうかもわからないっていうね。
ぜひ上限の議論を緊密にやっていただきたい。
一応上限は入れて、あと業種別のやつもやるとは言ってたね。
だからそれを見てね、これは課題だと、これは課題すぎるという意見を言う、私は言うかもしれないなというふうに思ってます。
中国の国防動員法と日本に住む75万人の外国人移民
もう一つずつ具体的なことを言うと、私はこう思ってたのは、中国には国家総動員法があるんですよ。
いざとなったらみんな中国の言うこと聞けっていう。
間違えた、国防動員法ね。
ただそうなったとき、永住権とか帰化する人がいたら。
だって繰り返し言いますけど、平成10年に9万しかいなかったのに今75万人いるんですから、25万は中国人で。
日本の外国人政策で一番の問題は、朝鮮総連をどうやって無害化するかということをずっとやってきたけど、この人たちは戦前からいて、日本帝国の一員だったから日本帝国が正しかったっていう立場では日本国籍を持っていた人たちですから、特別待遇するのは、ある面で、日本国の正当性の問題ですけれども、
パスポートを持って入ってきた人たちに朝鮮総連と同じようなものを作らすことができるようなものを、なんでやるんだと、それも議論もなしにやっていて、そこのことのほうが重大問題すぎると。
今、本当に75万人いるんですからね、75万人はもう移民なんですよね。
そのときね、国防動員法の問題でいうと、帰化とか、永住権を取るときには。
帰化ならまだいいんですけど、パスポートもってる人がなにかテロ活動でもやっても中国大使館に逃げ込んだら、保護を受けちゃうんですよ。
まず放棄をすると、国防動員法には離脱すると、一切従わないと署名させるとかね。
ある種の二重権力というのかな、そういうものをなくさないといけない、文字通り。
そういう法律がある人には永住権を与えるのもいけない、サインなんかしたって駄目ですから、そういう法律があるってことがわかったら。
だから相互主義ではねろって、日本にはそういうのないから、要するに同じようなところしか入れないって言ったんだけどね。
残念ながらそいつは法律マターなんでね、対応できないみたいですね。
まあ、だからこれは今後問題としてあると思います。
だけど理由をつけてわざわざ下げたんですから、20年でよかったんですよ、なんで10年にする必要があったのかという。