目次
- 1 日本を襲う国難の正体
- 2 世界最終戦争へのカウントダウン
- 3 日本人に隠された真のアメリカの姿
- 4 世界を支配するディープステートの正体
- 5 日本を取り戻すとアメリカンファーストに秘められた意味
- 6 東西冷戦が八百長だったという現実
- 7 アメリカとソ連を操り対立させた勢力の正体
- 8 隠された朝鮮戦争の真実
- 9 北方四島一括返還とスターリンとルーズベルトの変な約束
- 10 共産主義者に囲まれていた米国ルーズベルト大統領
- 11 ソ連の前にアメリカに裏切られている日本
- 12 明らかになって来たグローバリズムと反グローバリズムの構図
- 13 遂に暴かれたロシア革命の嘘とロシア人の大虐殺
- 14 ヒトラー1人に罪を擦り付けた大量虐殺者の正体
- 15 歴史修正主義が悪という嘘のレッテル貼り
- 16 蒋介石を裏で支援していた米国の金融資本家とナチス
- 17 反日ドイツに和平交渉を依頼した日本の愚
- 18 ボルシェビキ革命の危険性を無視した米国
- 19 トロツキーの世界革命と共産主義の世界統一
- 20 陰謀論でシャットアウトする都合が悪い歴史の事実
- 21 ウクライナ危機の隠された真実
- 22 マスコミがトランプ降ろしに必死な理由
- 23 属国日本の財務省はウォール街の出先機関
- 24 日本人の敵 財務省の正体
- 25 財務省に逆らった経済評論家やマスコミは潰される
- 26 強大な権力を持つ金融庁
- 27 経済評論家や経済学者が決して超えられないライン
- 28 国民が決して知ってはならない世界の秘密
- 29 既存メディアの情報独占に入った亀裂
- 30 カルロスゴーン事件はマクロン対トランプの戦い
- 31 小が大を飲み込む共産主義の手口
- 32 出光はいずれシェルに乗っ取られる
- 33 日本企業はグローバル社会で競争するには限界がある
- 34 米国が日本を潰しにかけたプラザ合意とデフレ政策
- 35 米国に支配された日銀と財務省
- 36 オバマのグローバル化失敗と世界最終戦争の危機
- 37 グローバリズム勢力に一歩も引かないドナルド・トランプ
- 38 日本を蝕む自民党の菅・二階ライン
- 39 自民党内で完全に孤立している安倍総理
- 40 安倍総理に代わる人材が一人もいない自民党
- 41 売国政策を加速する安倍政権
- 42 移民政策のターゲットにされた日本と止められない安倍政権
日本を襲う国難の正体
みなさんこんばんは。
馬渕大使にですね、月1回くらいですね、お越しいただきましてですね、もちろん現実に動いている政治についてもコメントを頂きたいんですけれども、そういうものの底に潜んでいるもの、あるいは隠れていたものが今やっと露わになって来た。
そういう意味での戦略的なあるいは地政学的な意味も含めてですね、大使とお話が出来ればという事で、これからこういう新番組を作らせて頂きました。
先生、本当にありがとうございます。

こちらこそ、とても光栄に存じます。
ありがとうございます。

本当にこちらこそ、あれなんですけど、無門関というのはどこかで調べて頂くと分かりますけれども、無紋慧海という禅のお坊さんですけれども、臨済宗系の、それが様々な言葉ですね、禅の色んな公案というのがありまして、問題を出すんですね。
例えば犬にも仏性があるか?など、そういう問題を出して、禅のお坊さんの修行の一つの手立てにするとこういう中の、それを集めたそういうものなんですけれども、門が無いのに関があると。
こういう極めて禅的な事なんですけど。
我々の所にも幅広い機会や歴史の見方があるにも関わらず、色んな形のフィルターだけを通して、勝手に判断してしまう。
こういう事もありますので、その中で今、馬渕睦夫大使は、やっぱり日本の中で極めて客観的に、そして世界的な視野で日本を見て行こうとこういう視点をお持ちの方なんで、はっきり言うと珍しいお方なんで、我々はですね、色々な事で学びたいという事でございます。
よろしくお願いします。

お褒めの言葉を頂いて、何よりものお褒めの言葉じゃないかと思いますが、実は無門関ですね、おそらく本当の意味の最初ではないのですが、殆ど初期の頃ですね、この席で渡部昇一先生とあれは大道無門ですか、そのタイトルの下でここで対談をさせて頂いて、実はその時の渡邉先生が取り上げてくださった私の本が、今日ちょっとお持ちしたんですが国難の正体なんですね。

これは単に懐古主義というかそれを思い出すためにお持ちしたのでは無くて、実はここに書いた事が、最初はこの2年前に同じ内容で書いているんですが、それを普及版にしたのを今日お持ちしたのですが、
6年前、つまり安倍総理の再登場と共に出した本で、思い出の本なんですが、実はここで私が心配したというか、将来こういう危険があるという事で書いたことが、今、現実のものになっていると。
そういう事もありましてね、改めて国難の正体というものを今日お持ちしたと。
世界最終戦争へのカウントダウン

まさにその国難は深まりこそすれ、減ってることはないわけですね。
ますます世界は、日本にとっても大変な時代に入ってきてると思うんですけど、まず大使、今の世界的な状況ですね、東アジアも含めたアメリカ、ヨーロッパ、みんなはっきりいうと激動の時代が来る、中東もですね。
まず概観というか、今どんなふうな世界になってるんだ、大使からの目から見た世界をちょっとお話しいただけますか。

この「国難の正体」のサブタイトルがその事を示してる、サブタイトルというほどではないんですがこの上ですね、「世界最終戦争へのカウントダウン」とこれ書いてあるんですが、これが今起こっていることだと私はそういうふうに理解しているんですね。
世界最終戦争なんていわゆるハルマゲドンですね、聖書によれば、非常に大げさなように聞こえますけれども、実は今、水面下で起こっているのはそういうことであって、これが次第次第に顕在化しつつあるということだと思います。
だから、昨今日本を、だけじゃないんですが、安倍外交はこういうことを念頭に置いて進めてこられているんだろうという気がしてならないんですね。
だからそういう意味で、今日、さきほど水島社長から大きな流れといいますか本質的なものっていうお話があったんで、やっぱり本質を究めると、いろんなものが見えてくると、これは禅の世界でも多分、同じなんじゃないか。
そういうことで、私は視聴者の皆さん方に、今の世界で起こっているいわば本質的なものを、できるだけ見極めていただく、気づいていただいて、その上で、個々の、日本外交でもいいし、米ロ関係でもいいし、あるいは米中、貿易戦争も含めて、そういうものを解釈していただくと、そういう必要があるんだろうと。
それがひいては我が国の、安全保障って言いますかね、国防力の強化にも実は繋がるんだろうと、そういう感じでいるわけなんですね。
日本人に隠された真のアメリカの姿

今まで日本の、一種の保守論壇というかな、そういうので私が一番印象深いのは、非常に、アジアというんじゃなくて日本、中国、朝鮮半島、まあ台湾も入れて、このぐらいでまあ横にロシアがいると、あとはアメリカ。
きわめてこう狭いね、世界の中であれが起きたからこうだと言っているんだけど、現実に今見たのは、今見てるのは、我々が見てるのは、全部繋がってるということがあらわになってきましたよね。

それからまあ、依然として日本の保守も含めて多くの論説が、それはそうなんですが、アメリカとしか見ないんですね。
アメリカという言葉だけでアメリカを見てると、今トランプ大統領が何をやろうとしてるのかわからないわけですね。
私はまあこの中でも「国難の正体」の中でも、まあいわばこれは、アメリカの正体なりソ連の正体を明かしたということなんですが、実は、我々が理解しているアメリカっていうのは、教科書で習った、あるいは保守派も含めて、日米同盟を擁護する人たちも含めて、が言ってるアメリカとは、正体は全く違うんですね。
そういうことを理解しないと、今トランプ大統領がアメリカの中で一部からこれだけ非難、批判されているか、批判を通り越して非難されているかということがわからないわけですね。
ところが日本の論調はいまだに、これは右から左までといいますかね、産経新聞も含めて、アメリカ、アメリカって言ってるんですね、戦後秩序を作ってきたアメリカと。
で、その国際的な秩序、国際協調って言ってますが、それを今トランプがアメリカファーストの主義で、アメリカファーストで潰そうとしていると、で、あれは孤立主義だ、ということですね。
これは世界にとっては大変だと、基本的にはそういう論調なんですね、親米保守はもちろんそうなんですね。
だからそれではね、本当にトランプ大統領が何をやろうとしてるか分からないし、ましてや米ロ関係もわからないし。
それから安倍さんがなぜね、日露関係の改善に今、尽力しておられるかっていうことも、実は本当のところがわからなくなるということではないかと。
もちろん米中の貿易戦争の意味もわからなくなってしまうということだと思うんですよね。
世界を支配するディープステートの正体

そうですね、おっしゃるようにアメリカっていってもアメリカ自体がひとくくりにできない、そういう時代になってますよね。
いわゆるグローバリズムと言い方でされる時もあるけど、つまり世界中の国が、国単位とか民族単位で語られないで、まあとにかく、国という作られた人工国家のイメージで、アメリカはアメリカ、とかね。
まったくちょっと本質的とはちょっとずれちゃうわけですよね。

だから最近アメリカでも、かなり公になってきましたが、彼らはディープステートと言っているんですけど、これは私も含めていろんな人が言っていた、ウォール街を中心とした金融勢力ですね、その人たちが実はアメリカの中の、まあ国家内国家を作ってきたということですね。
それが今トランプがメディアを攻撃することによって次第に明るみに出そうとしているわけですね。
だからトランプさんはやっぱりこの、一種のアメリカの政治の革命をやろうとしている人で、ディープステートから政治の実権を、アメリカ人に取り戻すということなんですね。
トランプさんの演説を読んでみると随所に、アメリカ人が統治するアメリカっていうことが出ている。
これは当たり前のことだと我々思いがちなんですが、実は違って、トランプさんなりトランプさんを支持する人たちの頭の中には、今までアメリカは真の意味でアメリカ人によって統治されて来なかったと。
つまりもっと言えばディープステートが、実は見えない形だけれどもアメリカを統治してきたと、そういう反省があるわけですね。
だからそれをアメリカ人の手に取り戻す、というのがアメリカンファーストなんです。
ところがその時に、それだけだと日本のメディアも含めて言うように、アメリカは孤立主義だとかね。
それからなんですかね、大衆迎合主義とかになるんですが、そうではなくて、トランプは同時に、各国も各国ファーストでやれって言うんですね。
日本にとっても、ジャパンファーストでやりなさいって言ってるんですよ。
だからもうこの部分をメディアは強調しない、意図的に無視するか、意味がわからないのか、それとも具合悪いから言わないのかっていうことですね。
日本を取り戻すとアメリカンファーストに秘められた意味

だからはっきりいうと、本来のアメリカを取り戻せ、あるいは日本を取り戻せっていうね、アメリカファーストというのはそこですよね、実際。

だから6年前に、6年前じゃない、その前ですね、安倍内閣のときに、日本を取り戻すと安倍総理が、当時の安倍総理がおっしゃった。
そのことを今、トランプがアメリカを取り戻すということをやってるんですね。

全くその通りで、この間別の番組で大使に出ていただいた時、イスラエルの2つの勢力というそういう潮流ができていると。
それはイスラエルファーストというね、まあユダヤファーストというかね。
それともう一つは、グローバリズムの中の支配者としてのユダヤ。
こういうのがはっきり分かれて、だからトランプさんのイスラエル寄りといわれるのは、そっちの、民族としてのユダヤ、そっちに共感しているっていうか、連携している。
これが見えないと、ユダヤ人もユダヤってひっくるめて言っちゃてると全部間違えますよね。

今ご指摘されたように、トランプさんが軸足を置いているのは、民族ユダヤなんですね。
イスラエルという国家を大切にしようというユダヤ人で、それはアメリカのユダヤ系の中にもたくさんいるわけですね、で、それがトランプを支持していると。
他方、いわゆるグローバルユダヤと言ってもいいんですが、左派ユダヤと言ってもいいんですがね、世界をグローバリズムで統一しようと。
簡単に言えば彼らが主導する市場、グローバル市場ですね、それで統一すると。
つまりウォール街が作ったルールによって世界の市場を統一すると、だから国境は邪魔だと、民族主義者は邪魔だということになるわけですね。
そうするとトランプも邪魔だ、プーチンも邪魔だ、安倍総理も邪魔だ、場合によってはトルコのエルドアンも邪魔だ、それからインドのモディも邪魔だと、こういうことになっていくわけですね。
東西冷戦が八百長だったという現実

そういう中で、実はこの中にもありますけど、ちょっと前に戻るとですね、冷戦も実はやらせだったというね。
これは今の論理から見るとごく当然の、ああそうかと。
まぁ、たとえば日本でいうと、自民党と社会党が実は対立していると言ってたけど、結局同じ穴のムジナだったっていうかね。
それと同じように、冷戦ですら、今でいうディープステート、こういう人たちが実がコントロールしてたんじゃないかという感じですね。
アメリカとソ連を操り対立させた勢力の正体

おっしゃる通りで、だから今、事実上9割9分の方がね、国家単位で考えていると、社長も指摘されましたけどね。
それだと冷戦が、八百長だとは絶対見えてこない。
ところが当時のアメリカという国家とソ連共産主義国家を、操っていた、っていうのは言い過ぎかも知れませんが、背後にいて、お互いを対立させていた勢力がいるという、その補助線を一本引きますとね、第二次世界大戦終了後のさまざまな、不可思議な国際情勢の意味がわかってくるんですね。
その中で、私も指摘してたんですが、まずは朝鮮戦争ですね。
朝鮮戦争っていうのは、国連軍と北朝鮮軍、のちに中共の義勇軍も含めて戦ったんですが、当時の力関係からいえば、軍事力からいえば、アメリカが負けるはずがないわけですよ、簡単に制圧できるはずですね。
だけど、しかし制圧できなかった、というかあえてしなかった。
それはなぜかということを考えたところでね、考え始めたら、東西冷戦というのはやらせだったんだなということになるのが、だんだんわかってきたということです。
読者の方はもうすでにご存知の方も多いんですが、簡単にいえば、マッカーサーですね、国連軍の総司令官としていて、マッカーサーがいろいろ、そののちに入ってきた中共軍を叩くためにいろんな戦略をね、ワシントンの許可を求めると。
画像出典:ガールズちゃんねる
一番典型的なのは中共軍が入ってくる鴨緑江に架かった橋を爆撃すると。
そういう許可を求めたら、何のことない、ワシントンがノーと言ってきたということですね。
その理由がね、これをなんて言いますかね、これは公開されてますからね、何の秘密情報でもないんですがね。
当時のワシントンのマッカーサーに対する司令って言いますかね、司令はつまりそのような、つまり鴨緑江の橋を爆撃するといったような、さらに戦線が拡大するような重要な問題についてはイギリスの許可を得なければならないと、イギリスの同意を得なければならないと、そう言ってきてるんです。
それはマッカーサーの回顧録にもその他のいろんな、トルーマン回顧録とかいろいろ調べてみると書いてある。
つまり、イギリスがイエスと言わないとアメリカは重要な作戦を立てられなかった、これも不思議なんですね。
隠された朝鮮戦争の真実

世の政治学者はね、第二次世界大戦の結果、世界の覇権はイギリスからアメリカに移ったと言ってるんですよ。
いまだに多くの方が言ってますね。
でもそうじゃないんですよ、全然覇権はイギリスに残ったままだったということなんですね。
それは、イギリスという国で我々は見るから間違うんで、イギリスのシティであり、アメリカのウォール街っていうのはもう同体ですからね。
そういう人たちの一定の戦略のもとに朝鮮戦争が行われたと。
その証拠は、アメリカがあえて勝たなかったということ以外にもね、あのスターリンがアメリカに協力したんですね。
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これもね、国際政治学者は誰も説明してくれない。
安全保障理事会で、ご承知のように国連軍を作るわけなんですが、そのときスターリンのソ連は欠席したんです、ということは事実上、OKしたんです、黙認したんですね。
だからそういうことを考えますと、東西冷戦とは何だったのかと。
このことを歴史学者なり、あるいはその他の評論家の方も一切言わないわけですね。
もうそれの予見として朝鮮戦争はなにか突如起こった。

ところがその朝鮮戦争に、北朝鮮に対して韓国を攻撃していいよっていう餌を撒いたのはこれはアメリカで、これはご承知のように、有名なアチソン演説になるわけですね。
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1950年の1月にアチソンが、南朝鮮って言ってますが韓国は、アメリカの防衛線の外だって言っちゃったわけですね。
そうすると、金日成にどうぞどうぞと、攻撃したってアメリカは関与しませんということですからね。
そういうことが朝鮮戦争を調べていくと分かってくる。
北方四島一括返還とスターリンとルーズベルトの変な約束

そういう意味では今ちょっと問題になってる、北方領土ですよね。
あれも4島一括返還だなんだとやってますけど、現実に言うと、スターリンとルーズベルトがちゃんと変な約束をしてるんですよね。
だからそのことを見ると、単に今、ロシアは信用できないってね、まあソ連か、ソ連は信用できないって、信用できないかもわからないけども、裏ではちゃんとそういうことがあるって事も、ある程度はわかってながらでも、ソビエトは裏切るとかね。
そっちばっかりいってアメリカのほうのあれに行かないんですよ、裏側にあったことがね。
共産主義者に囲まれていた米国ルーズベルト大統領

おっしゃる通りで、最大の裏切り者はアメリカでね、アメリカっていったら気の毒なんでルーズベルト、ルーズベルトの取り巻きはだいたい社会主義者っていうか共産主義者だったんですね。
だからそれがヤルタ会談を仕切ってたわけですね。
我々は、あれはアメリカが、あるいはイギリスが、スターリンに騙されたっていうふうに学んできたけど、そうじゃないんですよ。
そのスターリンを操ってたっていうかスターリンを、なんていいますかコントロールしてた、そういう勢力がいたわけで、それはもちろんルーズベルトもコントロールしてたんですね。
現にルーズベルトの、当時のヤルタ会談へのアメリカのデレゲーションというか代表団を調べてみますと、結局、共産主義者っていうか社会主義者がルーズベルトの周りを占めているんですね。
ハリー・ホプキンスという有名な補佐官、
画像出典:History News Network
そしてアルジャー・ヒス、
画像出典:RED
のちにソ連のスパイだということで訴追されましたけど、この二人が実はルーズベルトを、これは本当に操っていて、ルーズベルトの発言っていうのはその2人が示して、発言要領を決めてたと。
結局アメリカは国務長官も、それから軍の高官も行ってるんですが、みんな蚊帳の外だったと。
なぜしかしこんなことが起こったのかということなんでね、それは単にルーズベルトがぼやっとしてたから、病気だったから起こったわけでなくて、その筋書きを書いた人たちがいると、その筋書きを書いたのはスターリンじゃないんだと。
ソ連の前にアメリカに裏切られている日本

スターリンもあんな、あの当時のソ連はもうアメリカの支援がなければやっていけないような国だったわけですからね、そのソ連を終戦後に、第二次世界大戦後に、アメリカと並ぶ超大国に仕立て上げるために、スターリンに過分の、いわばプライスっていいますかね、褒美を与えたと。
それがヤルタ会談だったわけですね、そのあとのポツダム会談もそうですが。
考えてみればね、本質的なご質問をされたと思うんですが、なぜそのスターリンにあれだけのね、つまり日本の千島を与えなきゃならなかったのかという事ですよ。
それはどうしても、そういう勢力にとってはスターリンを南下させる必要があったと。
それは何のためにスターリンを満州から、あるいは中国に、ターゲットですがね、南下させる必要があるかというと、中国を共産化するためだったというふうに考えていきますと、非常に辻褄が合ってきて、まさに1949年にね、中華人民共和国はできるんですね。
その時に上で満州を抑えてたのはソ連ですからね。
それは日本と戦争することによって、彼らはまあそういう意味では合法的ってのはおかしいですけどね、入ってこられたんですからね。
そういうお膳立てをしたのは実はアメリカのルーズベルトであるということで、我々はソ連に裏切られるより前にね、ルーズベルトに裏切られているんですね。
明らかになって来たグローバリズムと反グローバリズムの構図

いやそうなんですよね、だから今まで教科書とかで言われている問題と実は本質的に違ったっていうね、世界の、特に現代史は、近現代史っていうのは本当にちょっと全部見直さないといけない。
ある種のメディアとかそういうのも、一体誰が本当にこの世界を動かしていたか、というのは単なる個人じゃないんだっていうことが、21世紀のやっとこのぐらいで、グローバリズム対反グローバリズムとかね、こういう流れの中で見えてきた。
あるいはフーバー大統領の、ルーズベルト大統領の批判というか、こういうものも含めて公開されるようになってきましたよね。
遂に暴かれたロシア革命の嘘とロシア人の大虐殺

だからちょうど、私は100年かかったと思うんですが、ご承知のようにロシア革命ですね、ロシア革命の真実は隠されてきたということですね。
あれはもう多くの方が言うようになりましたから、なにも秘密でも何でもないんですよね。
ユダヤ系の革命家がやった、ユダヤ人のための革命だったわけですからね。
こういう言い方は過酷かもしれませんが、ユダヤ系の革命家がロシアを乗っ取ったのがね、ロシア革命だったと。
それだけならね、なにもロシア革命の真実をひた隠しにする必要はなかったんですが、その政権を、権力を握ったボルシェビキが何をやったかというと、ロシア人の大虐殺をやったんですよ。
画像出典:4Archive
強制収用所で働かす、この虐殺とか民族の虐殺とか、強制収用所っていう、労働の、強制収容所の元はといえばこれはロシア革命なんです、ヒットラーじゃないということなんですね。
ところが、そのことが分かることが結局、ユダヤ革命をやった勢力にとってはね、都合が悪いんです、だからそれを歴史から隠してきた。
だから我々が学んできた歴史っていうのは全部ゆがんだ歴史だったわけですね、ロシア革命の本質というものが隠された歴史だと。
ヒトラー1人に罪を擦り付けた大量虐殺者の正体

だからあの人類史上最悪の悪者がヒットラーということになりましたね。
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ヒットラーが悪者であることっていうか、それはユダヤ系の人を、ユダヤ系だけじゃないんですが、かなり虐殺したり収容所送りにしたことは確かですけどね。
しかしそういうことをやったのは、ヒットラーだけではないということです。
そのことは、世界が知っちゃいけないことなんですね。
それはなぜかというと、ご指摘されたように、メディアと学会を、そういうロシア革命を指導した、背後から応援した勢力が、今現在も握っているからなんですね。
だからそれに対して、フーバー大統領もそうですし、
画像出典:Bloggers Monday

歴史修正主義者、アメリカの中にもチャールズ・A・ビーアドっていうのが有名ですね、「ルーズベルトの責任」っていう本を書きました。
画像出典:日本の未来
歴史修正主義が悪という嘘のレッテル貼り

しかし書いたら彼は歴史学会の会長を追い出されたんですからね。
だから歴史修正主義というのは、むしろ悪い意味での、ラバースタンプっていいますかね、そういうレッテル張りをされたんです。
それが今、いろんなところで歴史の見直しというか、歴史の修正が行われてきつつある。
これは日本の中でもかなり歴史修正主義というか、歴史、実はルーズベルトとスターリンとチャーチルの関係はどうだったかっていうことを、今までの正統的な歴史ではない、歴史観ではない視点から言及する人が出てきましたけどね。
蒋介石を裏で支援していた米国の金融資本家とナチス

実は私、「南京の真実」という映画の第2作目を作った時、一番皆さんがその中で驚いたのはまず、蒋介石政権、これを応援してたのはもちろんアメリカの、金融資本の人達、まあJPモルガンとかですね、こういう人たちなんですけど。
画像出典:Yahoo!ブログ
そのモルガンがもう一ついうと、石油資本のあのロックフェラー、これと組んで、実はドイツのナチスにものすごい援助している。
だからナチスが、ナチスの前もそうですけど、ドイツに力入れて、ナチス政権作ってるし、ナチスはまた蒋介石政権にお金を送って応援している。
こういう、今大使がおっしゃったことは、実は具体的な事実として、みんな聞くとびっくりするんですよ、え、ナチスって三国同盟で日本の味方だったんじゃないの、いやいやいやいやっていうね。
軍事顧問団ずっとやってたんですけど、それだけじゃなくて、何億マルクですか、もう相当、ナチスは応援してるんですよね。
例えば、防共協定を結んだ時は引き上げてないんですよね、軍事顧問団を、それでお金を送ってる。
それで、文句言われて、三国同盟で言われて一応、表面上引き上げたけど、第三国というか他の国を使って、やっぱり蒋介石を応援してるんですよね、ナチスは。
だから全然そのまま、冗談みたいにいう、今度はイタ公抜きでやろうだなんてあんなものはまるで嘘でね。
どっちかというとそういう意味ではドイツは一貫して反日的な姿勢をずっと取っているっていうね。
反日ドイツに和平交渉を依頼した日本の愚

だからそのドイツにね、トラウトマンに和平交渉を依頼したっていうのはもう愚の骨頂でね、ドイツが真面目に和平交渉なんて、仲介なんてやってくれるはずがないんですが。

まあそういう意味では日本はそのへんの情報は、ソ連に対しても仲介交渉みたいなね、ギリギリまでやってたっていうね、ということも含めて、そっちの本質はなかなかまだ見えてなかったんですかね、やっぱり国単位で見てたっていう。
ボルシェビキ革命の危険性を無視した米国

一部にはアメリカにおける、いわゆる、はっきりいえばユダヤ勢力については、有名な外務省の当時のニューヨーク総領事ですか、有名な電報もあるんですけどね。
ところがそれはロシア革命が起こったときもあの欧米の心ある特派員なんかはね、そういう危険性、ボルシェビキ革命の危険性、実はこれはユダヤ人が主導する暴力革命だっていう危険性は送ってるんですが、本国は無視するんですね。
だからそのまあアメリカの方を見てるウイルソン大統領ですね、イギリスは首相がその時誰だったか忘れましたけど、とにかくそういう、ロシア革命の真実を伝えようとした、そういう報道が握り潰されてきたんですよ。
だから当時から、もうすでに報道っていうのは歪んでるわけなんですね。
トロツキーの世界革命と共産主義の世界統一

そうですね、皆さん多分おわかりだから一応言っておきますと、いわゆるロシア革命、レーニン、トロツキーとかですね、こういうメインのボルシェビキの幹部たちは、ユダヤ系の人たちなんですね、みんな。
それでひとつグローバリズムの典型っていうのが、レフ・トロツキーの世界革命。
画像出典:はてなダイアリー
つまり全部の国を、全部の国というか民族を、グローバリズムというか共産主義に統一すると。
一国社会主義というものも、一国ずつやっていくグローバリズムであったんですけど。
まあそれでも、そういう流れの中でレーニン、レーニンっていうのはけっこう日本の左の人たちはレーニンは違うと、スターリンと違うと、全然同じようなものだよね、これ。
画像出典:Fokuzz
別にそこのところを極端にレーニンは立派でスターリンはダメ、ではないですからね、最初からレーニンはきちっと、ある意味でいうと日本的でいうと、冷酷な形で一歩一歩ロシア革命を行なってたということですよね。

しかもレーニンはお金もないし人員もなかったですね。
人員についてはそういうユダヤ系の人が、世界のユダヤ系の人がみんな、ユダヤ系の革命家を送り込んでレーニンを助けたっていうか、ボルシェビキ革命を助けた。
お金もそうですね、ヤコブ・シフなんてのはトロツキーにお金を渡して、アメリカからロシアに返した。
画像出典:ウィキペディア
そのときにニセのパスポートですよ、つまりアメリカのパスポートを渡してね、トロツキーに、それで返してるんですね。
それからね、面白いことはレーニンも、我々は歴史でね、封印列車に乗ってロシアに返されたと、誰が返したかっていうのは誰も言わない。
ドイツが要するに、ロシアを撹乱するために、当時戦争やってましたから、撹乱するためにレーニンを送り込んだっていうんですがね。
よくよく調べてみれば、それは当時のワイマール共和国ですよね、ワイマール共和国っていうのは首相を始め、諜報機関の長とかね、あるいはその他の重要な、枢要なポストは全部ユダヤ系のドイツ人が占めてたんですから。
ですからそういうユダヤ系のドイツ人が、封印列車を仕立てて、レーニンを送り返したんですね。
だからあれは、どこから切ってもユダヤ系の、世界のユダヤ系が団結してロシアを乗っ取ったという革命なんですね。
陰謀論でシャットアウトする都合が悪い歴史の事実

そうなんですよね、これはシュテファン・ツヴァイクっていうのがそのことを書いているんですけど、ユダヤなんだとは書いてないですけど、そういう今おっしゃった通りのことをわかるように書いてるんですけど。
画像出典:スマホ壁紙
いい悪いじゃなくて事実として、そこをやっぱり我々は見なきゃいけない。

それが非常に重要なことでね、我々はそういうことをするとすぐ陰謀論だとか、今日本の保守系の人もそう言うんですね。
だけど陰謀論ということによって議論をシャットアウトとしてはいけないんでね、我々は事実を知ってからその評価ができるんで、評価をする前に事実に頬かむりするっていいますかね、見なければ正しい評価はできないわけですね。
だから評価は、各人がすればいいんですけど、その前に事実はこうだということはね、やはり示す必要があると。
それはなにも、アンチセミティズムっていいますか、反ユダヤ主義でも陰謀論でもなんでもないんですね。
その現実を理解しないと、今世界で起こっていることがわからない。
ウクライナ危機の隠された真実

社長がおっしゃったようにね、トロツキーの末裔が今世界を、そういう意味では支配しようとしてるんですね。
それがネオコンと称する人たちで、結局その、ディープステートって言いましたけど、金融資本家たちの実戦部隊がネオコンなんですね。
これが、話がどんどん広がりますけれど、例えばこれからまたウクライナが騒動が起こる可能性があるんですが、2014年のウクライナ危機っていいますかね、これを裏から、それこそ支援したのがネオコンなんですね。
これは何度私、この本でも書きましたし、いろんなところで申し上げましたがね、あの反ヤヌコビッチですね、当時の大統領、親ロ派といわれたヤヌコビッチ大統領、反ヤヌコビッチデモをやったのは、背後にいたのはネオコンなんです。
画像出典:Sputnik Deutschland
証拠があがっているわけですね、事実として。
そのネオコンの、当時のアメリカの国務省の国務次官補のビクトリア・ヌーランドっていうのはネオコンですからね、
画像出典:Pronews
彼女の夫はロバート・ケーガンというネオコンの理論家ですからね。
そういう人たちがデモをしているんです、一緒に、ビクトリア・ヌーランドがね。
それをまたネオコンの、いわばなんていうか一方の投資家であるジョージ・ソロスが支援していると。
画像出典:Blasting News
こういうのがウクライナ危機の構図なんですよね。
マスコミがトランプ降ろしに必死な理由

そうですね、それで見ると、このあいだのホンジュラスから来た1万人の、お金たっぷりもらって、水も食料も食べながら、ソロスが応援したって言われていますけど。

ソロスが応援して、つまりは中間選挙前にトランプをいわば中傷するっていうかね、できるだけ共和党が勝たないようにしようという作戦ですよね。
属国日本の財務省はウォール街の出先機関

まあだからこういう構図を見ていかないとダメなんですけど、どうも私は、もちろんあの、昔の反共とね、自由主義みたいなね、イデオロギーで世界を全部説明しちゃおうとする人たちは、今現実に進行してるものを全然説明しきれなくなってきているんですよ。
だから今、国家単位で見ることも含めて、いったい誰が、そして、例えば日本の、私は日本はまだ従属国だと思ってますけど、財務省はウォール街の出先機関ともいわれている。
デフレをなぜこんなに、いいことないのにやるというのはキャッシュディスペンサーで、アメリカや中国にお金が流れるように、国内に行かないように、実にその、今大使がおっしゃってることのあれだと、合理的な説明が付いてる。
これは日本のためを思ってやってるとこかじゃなくて、全体の、世界をコントロールしている人たちが、都合のいい国にできるだけ日本をしようとしてきた、敗戦後も含めてですね、もうこれ陰謀論でもなんでもないんですよね、事実がそうなってますよね。
日本人の敵 財務省の正体

だから大蔵省、今の財務省ですね、国際局なんていって何かわかりませんが、国際金融をやっている局で、ウォール街と付き合っている局なんですね。
そこの人に、昔経済援助もありましたんで関係があったんでいろいろ話して聞くと、とにかく外務省以上に親米なんですね、大蔵省の、特に国金局の人は。
それはもう金融の世界っていうのはウォール街の言うがまま、それを忠実に実践するのが我が大蔵省の国際金融局だった、今の国際局。
そのトップが財務官でね、だからいまだに財務官っていうのはおそらくウォール街の、まあ指令があるのかどうかわかりませんけど、意向を忠実に実践している人たちなんです。
財務省に逆らった経済評論家やマスコミは潰される

私はそう思っている。
だからね、私達のところに集まってくる経済評論家たちは、財政赤字論っていうのかな、破綻論ね、ギリシャと同じなんていうのは、こんな嘘はないと。
資産だって1800兆以上あるしね、いくら債務が1100兆ですか、いわれてますけど、普通のバランスシート考えれば大変立派な国の財務状況なんですけどね。
それをああいう形で金がない金ないって言ってるのは、私、頭いい東大出てる奴が多いらしいんでね、財務省は、この事ぐらいこんな単純なこと分かるはずなのになぜやらないっていうと、みんな障壁障壁ってみんな言うんだけど、今大使のね、ご説明もそうだし、それを考えると非常にこの20年、空白の20年といわれるこれを作ってきた理由がよくわかる。

官僚、私も官僚のはしくれだったんですけども、やっぱり官僚が第一位に考えることは保身ですからね、そりゃあ大蔵官僚は優秀だと思いますけども、保身にかけても優秀ですよね。
だから、誰についていれば大丈夫かということですね。
それからもう一つ、私は大蔵省はある意味で官庁の中の官庁だと本当に思うのが、団結力がすごいです。
ですから例えばね、結局経済評論家の人もね、99%までは大蔵省に逆らえない、逆らったら潰されるんですよね。
それは新聞社っていうかメディアもそうですよ、メディアも逆らったら、財務検査に入られるんです。
国税庁を持ってますからね。
企業も逆らったらそういうふうに入られる。
強大な権力を持つ金融庁

それから今、金融庁が強くなってね、これはもう大蔵省と一体ですから、今度は日産が問題になってますけど、あの有価証券報告書ですよ、あれはいつでも引っ張れるんです、引っ張ることができるんです。
企業の関係で、コーポレートガバナンスコードが何だとかね、端から見ていったことがありますけど、あれはいつでも引っ張れる。
だからそういうふうになっているんですね。
その背後には誰がいるかっていうろ、もちろんウォール街の連中がいるわけですよ。

そうですね、うちの場合はどんなに入られても全然大丈夫っていうのがあるんで。

いやだからお金は持たないほうがいいっていうのはそのとおりでね、いや本当に、負け惜しみじゃないですけどね。

うち前に公安関係のやつが来て、社長失礼ながら、チャンネル桜と頑張れ日本を調べさせてもらいましたけど、本当になんにもないんですねと、どっからも紐付きをなんにももらってないんでね、まあそれで自由に、皆さんのおかげでね、ご支援だけでやっているチャンネルなんで、まあ自由な言論っていうか、発言ができるっていうね。
だからもう、矢でも鉄砲でも持って来いなんていうことなんで、ただこれ、やっぱり本当のことを言うことが必要ですよね、いろいろ制約がメディアにはあると思いますけど。
経済評論家や経済学者が決して超えられないライン

今、特に経済評論家とかね、経済学者も含めて、ある意味で気の毒なのは、彼らは絶対に越えてはいけないラインがあるんですね。
それはなぜかというと、日銀もそうなんですが、アメリカのFRBが民間銀行だってことでしょう。
これ、彼らはね、口が避けても言えないことなんです、絶対に言わないんですよ。
それは我々が、保守系の評論家としてね、桜なんかにも出ておられる方もいますけども、絶対にそれは言わない。
それを言うと、必ず弁護するんです。
それはもう他のなんとか会議、いろんな各界から入って、薄まっているのは少々はいいんですけどね。
しかし、いくら言っても、じゃあなんで民間でいいのっていうね、つまり、通貨を発行している銀行がね、唯一の銀行が民間人でいいんですかということですよ。
国民が決して知ってはならない世界の秘密

考えてみたらすごい話ですね、それも世界の中心ですからね。

これが世界の秘密でね。
それはだから、お金を刷っている人が世界を支配しているのは当たり前ですよ。
だからそれが隠されているんですね。
今まで、隠されてきたんだけれども、幸いこの本にも書いてありますし、アメリカの中にもそういう良心的な人もいて、それをばらしているんですね。
ところがそういう本は全部、出版圧力がかかって、広がらないようになってきたんです。
既存メディアの情報独占に入った亀裂

やっぱりそれがだんだん突破してきて、そういう知識が広がってきたことは確かなんで、それにでも正直、役人の世界も政治家の世界も、大使がこういう本で、さまざまな本で発言して、ずいぶん目からウロコの国民が増えてきたと思います。
ただ本当に、広がりを持たせないようにされている感はありますね。
それから、今言った、たとえば陰謀史観みたいね、申し訳ないけど外交で陰謀じゃないものはひとつもないぞっていう言い方をするんだけど、そういうふうに片付けちゃう。
レッテル張りをしてね、っていうのが今やっと突破できるようになってきたかなという、きっかけだったんですね。

それはだから、いわゆるメディアの、いわゆる既存メディアの情報独占がね、情報伝達の独占が崩れたっていうのは大きいと思います。
カルロスゴーン事件はマクロン対トランプの戦い

そうなんですよ、それでもうひとつ、具体例の話でいうと、このあいだカルロス・ゴーンさんが捕まったというね、自分の収入の報告のね。
これ、最初メディアはやっぱり、カルロス・ゴーンは汚いやつで、ちょろまかした、っていうだけの報道だったんですね。
ところがインターネットメディアやいろんなところから、いやそれだけではないぞと、何かあるぞ、っていうところからいろんな分析が出始めて、やっぱり彼らも変えざるを得なくなってきた。
この問題、やっぱりこれはフランスのせいもあるし、それからルノーという、それから日産、これは本当にグローバル企業、それからもう一つ言うと中国に1兆円投資してこの連合体は一緒にやろうとしていた。
まあはっきりとトランプとの、米中対決ですよね、こういうものに水を差すような、こういうことをやってたと。
私はまあ、当たっているかどうかわかりませんが、少なくとも、アメリカ、誰が喜んでいるかを見たほうがいい、それだとけっこうわかりやすく出てくると。
小が大を飲み込む共産主義の手口

だからおっしゃる通りで、マクロン対トランプみたいなもんですよね、いってみれば、人でいえばね。
マクロンはご承知のようにフランスのロシア系のなんかあれですからね、代理人っていってもいいでしょうね。
彼がやろうとしているのは、そういう意味では、いわゆるグローバリズムをもっと広めていくと。
だから日産とルノーのケースの特徴的なのはね、弱い方が大きいほうを飲み込むというパターンなんです、これはいつもの共産主義者のやり方なんですね。
私はああいうのを見ていたら人民戦線方式を思い出してね、人民戦線のような弱い共産党がね、人民戦線って民主連合勢力ですよ、今日本の某党も唱えてますけどね、民主連合政権なんて。
そこに入ったら、一番勢力の弱い共産党がいつまにか乗っ取ってるっていう、こういうやり方なんですね。
出光はいずれシェルに乗っ取られる

これはもう事実上、今注目を誰もしないですが、シェルと出光の。
あれもシェルのほうが弱いので対等合併して、対等合併じゃなくてもね、シェルがいずれ乗っ取ることになるんですよ、なるっていうのは変だけど、それはもう予想されることですね。

バックにいるのが違いますからね、今いる人たちとはね。
日本企業はグローバル社会で競争するには限界がある

だからその辺はね、日本の経営者の方も経済界の方も甘いんで、自分たちが優勢というか、大きければ大丈夫だと思いがちですけど、とんでもない。
グローバル競争っていうのはそんなもんじゃないんですね。
むしろ弱い方が強い方を吸収して広がっていくというのは、このひとつのグローバル社会の、ひとつの法則みたいなものですよ。
だから私はもう日本の企業っていうのは、そもそもグローバル社会で競争することは限界があると。
なぜかというと人を切ることにやっぱり躊躇するんですね、日本の経営者はね。
人が財産っていうかね、だけども彼らは、ゴーンさんもそうだけど、2万人すぐリストラしたでしょ、それができるかどうかですよ。
それは日本の経営者はまずできない。
米国が日本を潰しにかけたプラザ合意とデフレ政策

それでやらないで、80年までは日本型資本主義で成長させてきたんですよね。

それもね、そのままでいけばもっと成長するところを、アメリカが、アメリカというかウォール街が危機に感じて、プラザ合意になって日本を潰しにかかったということでしょ。
そのあとで、日本でバブルが弾けたあと、やっぱり戦犯ナンバーワンは日銀でね、当時の三重野さんが、デフレになったのに、金融引き締めちゃったんですね。

あの人も頭良いはずですから、やっぱり意図的にやったと思う私は。
米国に支配された日銀と財務省

もちろんそうです。
IMFとかね、ウォール街の意図があったかと思います。
その趣旨はもう本が出てますけどね、「円の支配者」っていう本がね。
これ外国人が書いた本なんですが、翻訳されてますけどね。
我々は、日銀は今55%、政府が株を持ってますからね、政府がコントロールできるとこう単純に思ってますけど、できる場合もありますけどね、いざとなったらできない。
それはもう、IMFとウォール街がどういう、日銀に対して、日銀の政策にどういうちょっかいを出してくるかによっているわけですね。
だからそれを、IMFとウォール街の意向を受けているのが大蔵省というか財務省ですからね、そういう意味では財務省と日銀っていうのは一蓮托生、同体なんです。
オバマのグローバル化失敗と世界最終戦争の危機

だからこの20年は、いまおっしゃったことが明確に結果としてあらわれちゃったっていうことですよね。
この人たちが、ではまあそういうの皆さんお分かりになっていただいたと思うんですよね。
ただ、こういう構図でこれからどういうふうに世界が動いていくか。
一つはトランプの登場っていうのは、大使がおっしゃったようにね、やっぱり一つの違う流れを今、世界史、人類史的にね、流れの中でもちょっと、20世紀まで、21世紀の頭までの問題とは違うものが出てきた。
それはおそらく呼応する人たちも、ロシアのプーチン、あるいはトルコのエルドランとかですね、こういう人たちが、インドもそうですよ、こういう人たちがぽつぽつぽつぽつ出てきている。
こういう中で、今それの一種の覇権争いっていうのかな、どういう形で流れるのかなというのがね、やっぱりさまざまな場所で噴出しているんですけど、大使はどう、このへんはお考えですか。

最初にちょっと申し上げようとしたこととも関連するんですが、結局この、世界最終戦といってもいいんですが、全世界的規模の戦争ですね。
これはグローバリズム勢力対ナショナリズム勢力と簡単にいえばそういう事ですし、言い換えれば市場対国家の戦いであるとも言えるんですね。
市場というのは要するに民間人の金融資本家たちが支配する市場ですからね。
その市場の論理を貫徹しようとする人たちと、国家が重要だと、国家が市場をコントロールすべきだという人たち、これはトランプ、プーチン、安倍、エルドランもそうですし、モディなんかもそう、その他にもたくさんいるんでしょうけどね。
そういうナショナリスト勢力との、私はいわば最終的な戦争というか、戦争になるなと、場合によってはね。
これは実は予言した人がいるんですね、予言っていうのもこの本の中にも書いてあるんですが、予言といっていいんだと思いますが、あの例のブレジンスキーなんです。