日本政府が韓国に対して出した輸出規制
本日は、韓国に対して出された輸出規制のお話について解説をしてみたいと思います。
6月30日、日本政府は韓国向け輸出規制を強化する事を非公式に発表し7月1日、これを経産省が通達という形で掲載いたしました。
引用:経済産業省
その内容としては、7月4日からフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の韓国向け輸出に関して、個別の許可を必要とする。
韓国をホワイトリストから外す日本政府
そして、8月1日を目途に、韓国をホワイトリストから外すという2段階のものになっています。
このフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素というのは、韓国の主力産業である半導体や液晶パネルの製造などに欠かせない材料で、他から調達するのは、ほぼ不可能ではないかと言われておりす。
特に、日本製のこの3品目に関しては、純度が高く、そして、不良品が少ないのが特徴で、これがないと、高密度の半導体生産などに、大きな影響が出ると言われているわけです。
もし、この3品目が完全に停止した場合、韓国では、約3か月程度の備蓄しか無いと言われています。
半導体製造なんですが、何か1つでも欠ければ、製品が作れません。
つまり、この基礎材料を止められただけで、半導体や液晶パネルが作れなくなってしまうわけです。
そうなった場合、韓国はもう一度、破綻する危機を迎える事になるわけです。